1971-03-26 第65回国会 参議院 大蔵委員会 第17号
ただいまは、何というか、比較的国際通貨状態が安定した実態にあるわけなんです。そういう体制下において、国際社会でこれからの国際通貨問題をどういうふうにすべきかという相談をしておるのでありますが、クローリングぺッグというような根本的な改革を主張する者はだんだんと少なくなりまして、そういう主張は陰をひそめたと、こう言ってもいいんです。
ただいまは、何というか、比較的国際通貨状態が安定した実態にあるわけなんです。そういう体制下において、国際社会でこれからの国際通貨問題をどういうふうにすべきかという相談をしておるのでありますが、クローリングぺッグというような根本的な改革を主張する者はだんだんと少なくなりまして、そういう主張は陰をひそめたと、こう言ってもいいんです。
したがって私は公債政策をとったけれども、その通貨状態ではそう大きな影響を及ぼしておらぬ、こういうふうな観察をしております。ただ問題は、公債を発行するとそれだけ財政の規模が拡大するわけです。財政の規模の拡大を通じてインフレを刺激するかしないかと、こういうような問題にわたってくるわけなんです。
○堀委員 時間がございませんから、これはここまでにいたしまして、今度の政策転換によりまして一般的に予想されておりますのは、ドルの蓄積が少しふえてくるのではないか、いま円シフトあるいはその他のいろいろな操作によってドルがあまりふえないような状態にいきつつありますものが、諸外国の通貨状態との関連でこれからドルがどんどんふえてくることになりますと、これまたOECDその他で、すでに勧告でございますか、何かそういうものも
その先一体どうなるかということでございますが、私は、ベトナム戦争がどうなるかということが世界の通貨状態に非常に大きな影響を持つと思うのです。ベトナム戦争が終わるということになる、アメリカのあそこに用いる戦費もなくなるということになりますれば、アメリカの国際収支というものはほんとうにぴんとしてしまいます。ぴんとすれば、アメリカのドルの価値というものが上がってくる。
この点だけは政策の位置づけで、価格政策をやるかどういう政策でやるか、あくまでもきちっと政策で保護しなければ、農民に責任を帰したら、貿易対象にならない農産物は別といたしまして、貿易対象の農産物は、どんなことをやっても、構造政策で八百万の金を借りてやっても、そんなものでは日本の農業は対応できないと思うのです、こういう通貨状態にしてしまったら。
アメリカではいま二十五ドル、イギリス一ポンド、日本のいまの通貨状態では幾らにするがいいか。私は大体いまの交際費の中身は接待費と贈答費がおそらく九〇%くらいになっておるだろうと思うのです。国税庁長官・そんなところですか。