1986-03-06 第104回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第4号
この国際航空運賃は、申すまでもなくIATAの決定をベースにして決定をされる、こういう仕掛けになっており、そして発地国の通貨建て運賃制度というものが採用されておるわけでございますが、これに関連をいたしまして、為替レートの変動に伴ってこれが非常にアンバランスを生じておるという問題、ひとつこの辺についての所見を伺いたいと思うわけでございます。
この国際航空運賃は、申すまでもなくIATAの決定をベースにして決定をされる、こういう仕掛けになっており、そして発地国の通貨建て運賃制度というものが採用されておるわけでございますが、これに関連をいたしまして、為替レートの変動に伴ってこれが非常にアンバランスを生じておるという問題、ひとつこの辺についての所見を伺いたいと思うわけでございます。
この発地国通貨建て運賃制度のもとでは、為替レートが変動いたしますと当然のことながら行きと帰りとの間で運賃の差が出てくると、こういう現象が出てくるのはこれは各国どこをとっても同じでございます。
○長田委員 現在のIATAにおける発地国通貨建て運賃制度では、円高となりますれば、日本を起点とした航空運賃、これは当然円建てでございますから、外国を起点とした航空運賃に比較いたしまして割高になるわけであります。そうなりますと、同一路線について運賃に差が当然生じてくるわけですね。したがって、こうしたアンバランスの現象は好ましくないのは当然であります。