1985-06-06 第102回国会 参議院 商工委員会 第19号
ただ一般論で申し上げますと、当該区域の通気系統から見まして、八片連坑道でガスが比較的徐々に出てまいりました場合であれば、風下側に設置されておりますセンサーが異常をキャッチした可能性はあったんじゃないかと、現段階ではそう考えております。
ただ一般論で申し上げますと、当該区域の通気系統から見まして、八片連坑道でガスが比較的徐々に出てまいりました場合であれば、風下側に設置されておりますセンサーが異常をキャッチした可能性はあったんじゃないかと、現段階ではそう考えております。
だから、私は、一番今大事なことは何かと言えば、早く山の全体を、通気系統を、通気、通行をきちっと完備しておくことである。そのための保安要員はこれは保安当局としても当然増員体制をして、まず通気と坑道というものを完全にやっぱり整備しておくことが急務である、これは大事な点だと思うんですが、この対応をすべきだと私思いますが、政府側はどうでしょうか。
○工藤万砂美君 これは恐らく炭鉱によってそれぞれ通気系統を検討した上での、いわゆる適正風量だと私は思うんですけれども、これはあくまでも一卸が五千、それから三卸が四千ですか、上部が二千五百、こういうお話でございますけれども、これは南大夕張炭鉱としての、いわゆる適正風量だというふうにお思いですか。
そして通気図を見まして通気系統を確認して、鉱長室の副長に急行したわけです。すぐに行ったわけではございません。急行しまして、そして副長、これは副保安技術管理者ですが、これに火災発生を連絡しました。それが十三時五十分から七分ぐらいかかっております。
と申しますのは、やはり避難命令を出しますときはよく確認をしまして、どこで火災があって、どういうふうな通気系統であるから、どちらの方向を通って逃げなさいというような指示をするので、この点の確認というのにやはりある程度のあれも要りますし、そういう面がございますので、そういうことが指令を出すのに戸惑ったというふうには私も考えておりません。
問題かと思いますが、その辺は火災の発火源の位置ですとか、あるいは通気状況、あるいは坑内にどういう方がどういう状態で配置されているかということを勘案しながら炭鉱の保安技術管理者等の判断によって決めることになろうかと思いますが、今回の災害でどうであったかということかと思いますけれども、あの場で退避命令をかけて、かつその通気遮断というものがどうだったか、これはもし通気遮断することによりまして、あるいは通気系統
それと同時に、通気系統を確保するということについても種々の自然条件上の問題が出てくるわけであります。これらの状況を今後とも勘案しながら、もちろん取り明けを期限どおりに行うということは非常に重要でございますが、私どもの立場からいたしましては、その取り明けについて保安上の問題が生じないように、全力をふるって保安の確保ということに現在努力しているところでございます。
一応、赤平から見まして、現在の坑道の規模なり、あるいは通気系統、保安上の問題等も検討いたしまして、この範囲は鉱区調整できるという大型な鉱区調整をしたいということでございまして、いままでであるならば先生、御指摘のように都合のいい、その場その場の鉱区調整ということを一炭鉱について何回も行ったというのが実態でございますけれども、そういうことのないような鉱区調整をやりたいというのが私どもの念願でございます。
会社側からは、早急に原因を究明し、通気系統を復旧する等諸般の事後処理を行なった上、安全を確認して、早期に生産が再開できるよう望んでおりました。また、労働組合からは、一、坑内有線放送の複線化と配置個所の再検討、二、保安巡視、特に通常無人の個所の巡視の完全励行、三、坑内木造建屋の廃止等が要望され、職員組合からは、一、坑内木造建屋の廃止、二、坑内電灯線の撤去等が要望されました。
なお、最初の災害発生後、十二月の十一日でございますけれども、これはニュートラルの問題ということで、いわゆる通気系統の確立という点で、再び通達を出しております。
それはどういうことかといいますと、通気系統でいいまして、今度のような災害の場合もそうですが、ここの長谷川君という係員が、これはCOでなくなっておる。そこの爆発現場にいたわけではないのですね。ですからほかの人のように遺体が悲惨な状態ではない。それはくずれていない。それは一酸化炭素であとから死んでおるのですね。
○大橋(敏)委員 先ほど局長の報告の中に、あるいは落盤で、崩落のために通気系統で風量が多少少なくなっていたのではないか、こういう報告があったのですけれども、現在その事故のあったときに左〇片上の排気風道が崩落して取り明け中であった、そのために通気を阻害し、加えて云々ということがありますね。
空洞的に存在しているものならば、事前予知ということはある程度できると思いますけれども、炭に付着しているそのガスが、ただガスの圧力だけで噴出するのじゃなくて、おそらく地圧との関係において噴出するのではなかろうかというようなことで、世界的にもまだ究明されていないところではございますけれども、そういうガス突出が出た場合、では、いかにして人災を最小にとめるかということについて、各山とも、待避の問題、あるいは通気系統
予防の面におきましては、ただいま先生から御指摘がございました通気系統の問題、それから掘進につきましては、できるだけ炭を掘らなくて、岩石を掘っていく岩石坑道の掘進、それから独立分流の確立、そういうことは、監督指導のもとにおいて十分指導しているところでございます。
そこで、この災害個所に通ずる通気は大きく分けまして、新坑のほうからと二坑のほうからと二つに大別されるわけでございますが、新坑のほうからまいります通気系統、入気を遮断をいたしまして火炎を弱める、こういう計画を立てまして、これの密閉に移ったわけでございます。
ただいまその後の状況の報告があったわけですが、私が参りましたときには、ちょうど消火のためには密閉に移らざるを得ないのではないか、こういう状況であり、しかも科学的な方法あるいはまたいろいろ通気系統の操作の問題、こういう手を打って、最終的に密閉消火の方向をとらざるを得ないだろう、こういう状況で私ら帰ってまいったわけですが、いま報告されました体制ではたして消火が可能かどうか、非常に私は疑問があるのではないかと
それから、入坑の問題でございますが、これは大牟田で申し上げましたとおりでございまして、坑内火災の場合には、これはたしか昭和三十六年でございますか、大辻炭鉱で非常に苦い経験があるわけでございまして、火災を起こしますと、場合によりましては坑内の通気系統というものが変わることがあるわけでございます。
太平洋の海底下に進んでまいります今後の計画につきましてもいろいろ技術的に問題があるかと思いますが、ただいまの御質問のように何キロまでが一応限界であるかというようなことは、もう一つの通気系統の関係で、あくまでもどこまでが現段階の現技術において可能であるかということの詳細な資料はまだ持ち合わせておりませんので、せっかくのいい御質問でございますが、この辺で御了承願いたいと思います。
あるいはまた通気系統をどうしてもやらなければならぬ場合には、坑道を切らなければならぬという問題が出てまいりますから、これについてはやはり保安対策という面でやっていかなければ、この種の災害というものはなかなか避けられないでしょうし、あるいはまた生産体制とそういう保安施設のズレが出てくるのではないかと私は思うわけです。
特に、災害発生後、通気系統中の風門を開くことができないために、救護隊が入って、ようやく八時間後にこの通気系統の風門を開くことができた、こういう事実があるのであります。このような報告に接する場合に、同鉱は、平素からの保安上にきわめて多くの問題があったと考えられるのであります。このことが、もし事実とすれば、その責任はきわめて重大といわなければなりません。
一部論者より、戰時強行採炭の結果、炭鉱自体がいろいろな施設を損壞したとか、あるいは坑内のいろいろな條件が惡化し、坑内水が非常にふえて運搬系統が複雑になつたとか、通気系統が惡くなつたとか、天盤に圧力が加わつたというふうなことを並べたてられ、その上鉱害を補償するのはおかしいというふうなお話もあつたかのように聞いておりますが、これは誤解で、被加害炭鉱だけでなく、われわれの炭鉱もやはり同じように坑内條件が惡化