1972-04-20 第68回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
○政府委員(小暮光美君) 結局、責任の分担のしかたとして通常被害部分の一部だけを組合に持たせるというようなことをやれば、おのずからその責任の起こる大きさというものは、一定のワクの中に入ってしまいますから、それであればあまり削減なんという事態は起こるはずはない。そういうものに必要な程度の準備は、当然掛け金の中に確保しておかなきゃならない。
○政府委員(小暮光美君) 結局、責任の分担のしかたとして通常被害部分の一部だけを組合に持たせるというようなことをやれば、おのずからその責任の起こる大きさというものは、一定のワクの中に入ってしまいますから、それであればあまり削減なんという事態は起こるはずはない。そういうものに必要な程度の準備は、当然掛け金の中に確保しておかなきゃならない。
全体の生産のうち、面積でいいです、通常被害部分が何十%ぐらい、異常災害地域が何十%くらい、超異常がどれくらいになるか、その比率はおおむねどれくらいになりましょう。
しかしながら現行のごとくに単位組合がその九割を上に上げていくというようなことであっては、単位組合の自主性というものが全然ないという、そこに問題の根源があるわけでございますから、その根底を修正いたしまして、単位組合にはっきりした責任を持たせ、単位組合に自主性をはっきり持たして、農業者相互の共済という思想をはっきりと打ち出すというところにこの制度改正の根幹があるという考え方から出ますれば、通常被害部分についての
この中で、まず第一に、非常に複雑になっておりますが、昨年の法律に基きまして、まず第一点は、掛金の国庫負担の割合を、通常、被害部分の従来は三分の一の負担でありましたのを、二分の一に改めた点が非常に大きくふえる原因になっております。第二点は、共済団体の事務費負担金、その中で、共済団体の職員に対する俸給の三分の二を補助しておりますが、これをベース・アップいたしまして、その費用が相当ふえて参りました。
国水稲、陸稲、麦及び蚕繭の最低通常被害部分につき三分の一の国庫負担を行い、共済掛金の農家負担の軽減をはかつたこと。(四)蚕繭につき春蚕及び夏秋蚕と奈川別共済を行うこと等の改正を行いましたが、これらの結果、一般会計から保険料国庫負担分が七十六億四千万円となり、前年度に比し九億二千四百万円の増を招来しております。
それから水稲、陸稲、麦及び蚕繭の最低通常被害部分につきまして三分の一、これを新たに国庫負担をするわけでございます。従来は農家負担であつたのでありますが、それを三分の一だけ国庫負担をやりまして、それに基きまして共済掛金の農家負担の軽減を図つたのであります。
それから水稲及び麦の最低通常被害部分について三分の一の国庫負担を行うこととしております。この第三の点は相当重要なものであります。そういうふうにして、一般会計から保険料国庫負担分として七十五億七千九百万円を受入れることとしておりますが、これは前年度に比して八億六百万円の増となつております。
但も水稲及び麦の最低通常被害部分につきましては、新たに三分の一を国庫負担するということによりまして、一般会計から保険料国庫負担分といたしまして、七十五億七千九百万円を受入れております。更に家畜勘定におきましては、二十六億八千百万円でございまして、これは家畜の最低共済金額を引上げる、それから加入頭数も増加いたしまして、保険料の国庫負担分といたしましては、六億を一般会計から繰入れております。
それから水稲及び麦の最低通常被害部分につき三分の一の国庫負担を行うことにしたこと、このような方針に基きまして一般会計から保険料国庫負担分として七十五億七千九百万円を受入れることとしておりますが、これは二十七年度に比べまして八億五千六百万円の増となつております。