2006-11-08 第165回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
実験の直後、ある新聞の座談会で私は、通常火薬の爆発と核実験の爆発とこの二つの地震波については専門家から見れば一目瞭然であるという説明をいたしまして、何か所かからちょっと言い過ぎではないかという質問を受けました。
実験の直後、ある新聞の座談会で私は、通常火薬の爆発と核実験の爆発とこの二つの地震波については専門家から見れば一目瞭然であるという説明をいたしまして、何か所かからちょっと言い過ぎではないかという質問を受けました。
防空にしましても、そのミサイルの精度というものが上がり、かつ射程が延びたものですから、通常爆弾、通常火薬であってもピンポイントを攻撃できるので、例えばレーダーサイト等について、領空に来て攻撃するということじゃなくて、五、六十キロ離れたところからレーダーサイト等が正確に攻撃できるようになった、そこを何とかしなくちゃいけないという、そういう軍事技術の進歩、そういったものに対応して、ある程度の前方防衛といいますか
いろんなシリーズが、マーク幾つとかいうシリーズがたくさんあるわけですけれども、通常火薬弾頭とほとんど変わらないような取り扱いができるようになったというふうに私は聞いているんです。 そうなってくると、やはりそれも対象にしないと、ということはごく当たり前に配備されていると解釈した方がいいでしょうか。
ソビエトが効率の悪い通常火薬の通常兵器で侵攻してくると思う方がロマンチックなんであって、ことごとくがおかしいんですよ。その意味で、時間がないからやめますけれども、とにかくいまの策定の仕方が基本的に私はおかしいと思う。これはゆっくり議論しましょうが、その点についてだけ伊藤さんの考え方をちょっと伺っておいて、よしましょう。
その爆薬が、何らかの場合、衝突その他の衝撃によってかりに爆発いたしますと、それは通常火薬の爆発威力による被害、これが考えられるということでございます。
そうしますと、経費効果上は核爆弾であることが望ましいわけでありますが、核戦争でない通常戦争を前提にするわけでありまするから、かりに一機もしくは二機で攻撃を受けても、通常火薬でありますると、比較的ペイしないという問題がございます。つまり、数百キロあるいは一トンぐらいの爆弾と同じものが一発、二発落とされるということになりますから、ペイしない。
ところが、防衛庁長官はじめ皆さんは、一生懸命核、非核両用だ、核、非核両用だと言って否定して、今日日本に入ってくる攻撃型原子力潜水艦が積んでくるのは通常弾頭なんだ、通常火薬なんだと言っていた。ところが、石橋委員がずっと詰めていきまして、ソビエトのウラジオストックにある百隻からの潜水艦の中に二十隻前後の原子力潜水艦があることを認めるかと言ったら、認める。
これは防衛年鑑なんかも、通常火薬及び核と、こういうふうに表示してあるわけでありまして、あの論争で、最初は核と書いてあるのは防衛年鑑の間違いだなどという答弁が出ましたが、最終的に、間違いではない、両用に使える兵器であるということになっているわけです。これは明確に議事録に残っています。
当初この兵器の弾頭には核と通常火薬の双方が使用される計画でありましたが、その後この兵器はもっぱら核弾頭を使用するものであることが明らかとなりました。しかしながら、サブロックが核兵器であろうと、あるいは核・非核両用の兵器であろうと、核兵器が日本政府の意図に反してわが国に持ち込まれないということは、終始一貫して変わらないのであります。
現在どういう形で核武装への道が進められているかというふうに考えますと、大体、共用ミサイル、デュアル・パーパスのミサイル、つまり核弾頭も使えるけれども、通常火薬の弾頭も使えるけれども、核弾頭も撃てるけれども通常兵器も撃てるというデュアル・パーパスのミサイルをつけるということが、きっかけになる、つまりこれは核弾頭をつけておらないで、核弾頭なしにそういうミサイルだけを入れるのだというふうに言われますけれども