1947-12-08 第1回国会 参議院 本会議 第65号
(「簡單」と呼ぶ者あり)これは修正案第四十條に対するものでありまするが、これに対する答弁は、この損失の意味は「通常生ずべき損失」であつて、直接この法律に基ずいた命令、例えば新鉱開発に関する損失補償等を指しておるのであつて、インフレの昂進に伴う生産費の根上りにより炭價との間に生じたる経営上のいわゆる赤字は、一般物價政策として別途に講ぜらるべきであり、又石炭行政の衝に当るところの官吏の過失、事故等による
(「簡單」と呼ぶ者あり)これは修正案第四十條に対するものでありまするが、これに対する答弁は、この損失の意味は「通常生ずべき損失」であつて、直接この法律に基ずいた命令、例えば新鉱開発に関する損失補償等を指しておるのであつて、インフレの昂進に伴う生産費の根上りにより炭價との間に生じたる経営上のいわゆる赤字は、一般物價政策として別途に講ぜらるべきであり、又石炭行政の衝に当るところの官吏の過失、事故等による
その理由は、未墾地買収につきましては、買収を慎重にするために、買収に先行して適地調査が行われるのでありますが、この調査期間中、土地の轉賣、立木の伐採等の行爲がとかく行われ勝ちでございまして、従來いろいろと支障を來しておる実情でありますので、これらの行爲を都道府縣知事の許可制度といたしておるのでありまして、勿論この指定によつて通常生ずべき損失につきましては、政府がこれを補償することといたしておるのであります
内部的事情ははつきりいたしませんが、とも角私の方で御意見を聽く意味で出して以來、實は相當手間を取つたのでありまして、この邊の内情につきましては、はつきりしたことは承知もしておりませんし、又言明もできない關係でありまするが、とも角他の公團と大體同じ時期に協議をしておりましたが、私の方の公團だけが非常に囘答が遲れたということが一つの今囘の公團の時期の遲れました大きな原因でありまして、それならばこの次の通常議會
農林當局としてかりに一億二千萬圓が支出されたあと、まだ今年度中に通常國會も開かれることでありますから、重ねて追加豫算を出して、少くとも、農林省は、これだけは要求してやらなければならないと考えられました二億五千萬圓を達成する熱意をもつて、この問題の解決に當つていただきたいということを重ねて要望しておく次第であります。
負擔が非常に重い、こういうことを考えまして、豫算を査定いたしまするときに、各種關係の同ともいろいろ協議をいたしまして、一人當りの實は事務的な負擔限度という點から考えまして、必要な増員を豫算に計上いたした次第でございますが、税務官吏を採用いたしまする具體的な選考の場合になりますると、仕事の内容がやや技術的な點もございまするし、又事柄の性質上相成るべくは相當學歴におきましても、或いは経験におきましても通常
○政府委員(東條猛猪君) 只今の御質疑は、内務省の解體に伴つて、通常であれば減るべきであるが、多くなつておる原因はどうか、こういう御趣旨と承りましたのでありますが、内務省の官制の廃止に伴いまして内事局ができまするとか、或いは地方財政委員會ができまするとか、或いは戰災復興院の廃止と関連いたしまして、新たに建設院ができる、そういう機構自體の廃止に伴いまする經費といたしましては、この一億七千萬圓というものは
かようなことが、果してよいのかということをば、政府當局に御質問したいのと、これは特に委員長に申上げたいのでありますが、少くとも國會の權威にかけまして、一昨日こういう法案を通過させておきながら、苟くもこの國會が、またまた二日を經て、次の通常議會でというお話ならば話も分りますが、この二日を經た本日、又こういう問題を取上げて、國會はこれを通過させなければならないということは、私誠に殘念だと思うのであります
これは何らか、通常議會の當初におきまして、當委員會で特例を取つて頂くような方法をとつて頂きたいと思います。私鹿児島縣選出の議員といたしまして、非常に苦しい立場になつておるのであります。全然あれではやれないということを御報告申上げて置く次第であります。
それから水産法令の問題につきましては、やがて出るべき漁業法の改正と、漁業組合制度の問題について政府当局と質疑應答を重ねて、本委員会の意思を十分発表せられたと思いますので、大体この次の通常國会において、両法案が出るということは当局の言明がありましたので、大体この小委員会もこれで一應目的を達したと思います。
しかしながら積立金のうちには、通常の場合、退職金支拂の財源と見られるべき部分を含んでおるのでありまして、この部分に何らの斟酌を加えることなく、ただちにその金額を切捨ててしまいますと、永年勤續職員等に對する退職金の支給を不當に困難ならしめることとなり、適正を缺くきらいがあります。本案はこの點を改めんとしたものでありまして、その骨子は左の通りであります。
○入交太藏君 この第四十條の損失の補償のところでありますが、「前項の規定により補償すべき損失は、通常生ずべき損失とする。」というわけでありますが、この「通常生ずべき損失」ということは、どういうことか御説明願いたいと思います。
○政府委員(平井富三郎君) これは民法の損害賠償の原則、これを通常生ずべき損失と、一般の学術的な用語といたしましても通常生ずべき損失という言葉で表現しておりますし、こういう一つの命令によつて生じます損失補償をいたします從來の各種の立法例によりましても、通常生ずべき損失という言葉で表現しておるのでありまして、これは從來の慣用語であり、別段変つた言葉ではございません。
○政府委員(平井富三郎君) 結局額と申しますということは、言葉を換えますれば、通常生ずべき損失の認定の問題になると思います。從つて通常生ずべき損失は、商工大臣なり大藏大臣が決めて、その決まつたものが、いわゆる通常生ずべき損失ということではございませんで、通常生ずべき損失というように客観的に認定される問題であります。それに対して不服がございます場合には、裁判所に出訴するというようになつております。
現行法では金融機関が最終処理をなすに当つて旧勘定の損失がその益金より大である場合には、先ず積立金の全額を取り崩してこれを補填することになつております、併しながら積立金のうちには通常の場合退職金支拂の財源と見られるべき部分を含んでおるのでありまして、この部分に何らの斟酌を加えることなく直ちにその全額を切り捨ててしまいますと、永年勤続職員等に対する退職金の支給を不当に困難ならしめることとなり適正を欠く嫌
判、檢事等にありましては、檢事はそうでもありませんが、判事はいわゆる終身職でありまするために、定年に達するまでは、特別の過失がなければ、安心してその職におることができると、そういう場合は、通常の行政官よりも待遇は惡くても、最後に行つて同じくなればよいわけである。
しかるに、今期も余すところ僅少でありまして、今会期中に本委員会設置の任務を終了することは、とうてい不可能でありますが、さりとて、このままに中断するがごときことは、その影響するところがはなはだ大きいので、私は委員会の意思を代表しまして、來る通常会の初めにおきまして、再び院議をもつて特別委員会を設置せられ、本委員会の調査を実質的に継続せしめられるよう特に切望し、もつて委員会の使命を果して、日本経済の再建
それで一時の處置として今の豫算外國庫負擔のこの金でも利用することは非常に結構であると思いますが、大藏大臣としては今までの状況はよくおわかりでありましようから、通常議會においてでもこれの豫算外國庫負擔に該當する災害補助金を追加豫算として組んでくださる。こういうふうにお考えになつておるかどうか。この點を明らかにしておきたいと思ひます。
○政府委員(平井富三郎君) これは從來こういう場合におきまする一般的な取扱いの例に從つた次第でありますが、要するに裁定は行政官廳がいたす次第でありますが、訴えの金額につきましては、通常裁判所に出訴いたすのでありまして、從つてこの訴えの当事者は行政官廳でない、むしろ当事者にすることが必要になつて來るわけであります。その意味において法律的に当事者にやらしたという次第であります。
○政府委員(平井富三郎君) 結局讓渡或いは貸渡をする一番の利害関係人が、通常裁判所で意見を述べ、裁判所の裁判をして、両当事者から見て遺憾のないように盡すべき論議は盡し、主張すべきは主張するという機会を両当事者に與えるのが適当であるというように考えております。
これは若しそういうような場合に、通常の損失、五章の規定がありますね、あれと連関して、若し不許可の処分があつた場合に、企業主の意思に反して、炭鉱の経営を継続して行つた場合に生ずることがあるかも知れない損失に対しては、通常損失の條項で補償はされないのですか。
○片山國務大臣 この第一回國會で建設院と出しておいて、次の第二回の通常國會におきまして、さらに建設省にひつくり返つてやるというような考えは毛頭ありません。しばらくの間は建設院で進んで行かなければならない。それで實績を上げたい。こういう考えであります。
○田中(角)委員 第二番目の質問といたしましては、十二月の通常議會に建設省案を政府として御提出する意思があるかないかということを、もう一回はつきりとお答えいただきたい。
○片山國務大臣 先ほど内海、今村両君にお答えいたしました通り、來年の通常議會に建設省を設置するという案を政府が出すつもりはありません。
そうしてこの運送営業者の郵便物運送義務に関する規定は、郵便物の運送に関する法律案を次の通常國会に提出して、明年の四月一日までに実施しなければならんということにし、それまでの間は現行法の第三條及び鉄道船舶郵便法を適用することにしてあるのであります。
爾来この法制的かつ豫算的措置を講じてまいつたのでございまするが、御承知のごとく現在のわが國の政府がおかれたる立場もございまするので、今期議会に提案御審議を願うことができなかつたことは、まことに私どもの遺憾とするところでございますが、来る通常議会の開會劈頭にこれを提案いたしまして、御審議を願う見透しがついたのでございます。
そういたしまして共済掛金はどういう負担になるかと申しますと、最末端における農業の共済掛金は、通常の災害については、これは農民が全部負担するのであります。ところが異常の災害、通常ないような異常の災害につきましては、その二分の一を農家が負担いたしまして、後の二分の一を消費者が負担する、こういう恰好になつております。
○服部教一君 私もこの予算には止むなく賛成をいたしますが、この次の通常議会における予算においては、十分に檢討されまして、早い目に出して頂きたいのであります。
この兵器、軍需品は御承知のごとく、元の陸軍兵備品會計規則、海軍兵備品會計規則に規定してあるのでございまして、兵器、軍需品と申しますと、それらの規定から申しますと、出帥準備品と通常兵備品とにわかれておるのでありまして、戰爭になりましてからは、陸海軍兩省で扱つておられるものはほとんどといつてよろしいのでありますが、ほとんど出帥準備品になつておるのであります。
○平岡市三君 ちよつと今の御説明が私にぴんと來ませんのでございますが、炭鉱におきまして平常の生産を行なつて行く場合には、通常これだけの資金、資材が要る、それ以上の生産をするためにはこれこれの資金、資材が要る、こういう意味ではございませんのでしようか。ただ單に生産用の資金、資材という、こういう意味でございましようか。
○岩木哲夫君 そうすると事業主が石炭鉱業の全部又は一部を廃止又は休止しようとする場合に、その許可をうる場合は委員会に諮らなければならんが、そうしない場合には諮らないでもいいということになりますと、これは通常生ずべき損失に対して政府が責任を完全に負うということでありましようか、どうでしようか。
○政府委員(平井富三郎君) 私共が予定しておりますものは勿論、現在開発に着手し一部着炭をしたという程度のものは含んで、この分の出炭を見込んであるわけでありますが、八、九年前から計画いたしましてすでに通常の生産ベースに入つておるというようなものは入れておりません。