1948-07-03 第2回国会 参議院 運輸及び交通委員会 第14号
尚先般小野さんからの御質問にお答えいたしました法案の修正に関聯いたしまして、法案に明記されておりません分といたしまして、運輸大臣権限におきまして、學生の通學定期は現行の約二倍に止め。るこういう了解が付けられております。尚その外に學生の休暇時における帰省、帰國の旅費切符につきましては、從來は二割の割引をいたしておりましたのを、今回はもう少し割引率を拡張いたします考えでございます。以上申上げます。
尚先般小野さんからの御質問にお答えいたしました法案の修正に関聯いたしまして、法案に明記されておりません分といたしまして、運輸大臣権限におきまして、學生の通學定期は現行の約二倍に止め。るこういう了解が付けられております。尚その外に學生の休暇時における帰省、帰國の旅費切符につきましては、從來は二割の割引をいたしておりましたのを、今回はもう少し割引率を拡張いたします考えでございます。以上申上げます。
これは先程私が御説明申上げました學生の通學定期割引券の割引率の強化による赤字増、並びに帰省休暇等のときの切符の割引がその中に含まれてあるのでございます。
○石井説明員 新制中學校生徒の通學鐵道運賃減額に關する請願でございますが、現在學生生徒の通學定期乘車券は普通乘車券に對しまして、一番高い割引率は九割二分二厘、一番低いのでも七割二分五厘というような高度の割引率となつておりますので、これ以上の割引をいたしますことは、普通運賃との均衡を著しく失しますし、同時にまた現在の國鐵經營の現状から見まして相當困難でございますので、まことに通學される方にはお氣の毒とは