1973-06-18 第71回国会 参議院 本会議 第21号 現在国鉄は、通勤定期平均五六%、通学定期平均八二%をはじめ、多数の大幅な旅客運賃の割引をいたしております。さらに、貨物については、生活必需物資六十一品目に対し政策等級割引を、荷物においては新聞八一%、雑誌七三%の大幅な割引を行なっておりまして、その総額は年間約五百億円に達しております。これは、かつて国が鉄道を直接経営し、かつその財政が豊かな時代の遺物とも言うべきものであると思います。 江藤智