1973-07-11 第71回国会 衆議院 外務委員会 第29号
しかし、経済はやはり生きものでございますから、それぞれの関係のあるところで、必要に応じてある程度の経済活動が促進されていくということを特にわれわれが禁止しようとかどうしようという意図は持っておりませんが、いま一番大切なことは、通商貿易協定のようなものを早くつくって、そしてそれに基づいて、日本国政府と中華人民共和国政府との間に大きなパイプを通して、経済活動の促進をはかっていきたい、かように考えておるわけでございます
しかし、経済はやはり生きものでございますから、それぞれの関係のあるところで、必要に応じてある程度の経済活動が促進されていくということを特にわれわれが禁止しようとかどうしようという意図は持っておりませんが、いま一番大切なことは、通商貿易協定のようなものを早くつくって、そしてそれに基づいて、日本国政府と中華人民共和国政府との間に大きなパイプを通して、経済活動の促進をはかっていきたい、かように考えておるわけでございます
○森島委員 じゃ、ここで私がお伺いしたいのは、外務省の条約局調査室の調べで、現行通商貿易協定図表というのが出ております。これが九月号の「外交時報」に載っております。これを私が通覧いたしますと、今おっしゃった日仏が入っておるかどうか、私それほどの時間的余裕がないので見ておりませんが、全部で五十五の協定がございますが、この中でたった一つ内容を書いていないのが日英貿易協定だけなんです。
以上のような重要外交問題の処理と相並びまして、藤山外務大臣は、一方において、自由主義諸国との間に、単に政治面のみならず、経済、文化等の方面における協力関係をも強化促進することに絶えず努力して参ったのでありまして、その結果、近年、これら諸国との間に各種の通商貿易協定、文化協定等が締結されましたのみならず、わが国におきまして行なわれる各種の重要国際的行事、学術会議等の数は最近著しく増加しておるのでございます
○政府委員(板垣修君) 指紋の問題につきましては、確かに御指摘のような点があるわけでございますが、その点につきましては、実は民間通商貿易協定が交渉されている経緯におきまして、最も大きな問題の一つになったわけでございます。
他方、貿易自由化の問題を議論する場合には、ただオープン・アカウントの問題だけではございませんで、二国間の通商貿易協定も、あわせて考えなければいかぬと思うのでありますが、オープン・アカウントにつきましては、今申しますように、全廃の方向にきたことは事実でありますが、それにかわりまして、当該国との間の貿易拡大のための通商貿易協定というものは、どっちかというと、より多く締結をして参っておろうかと思うのであります
○鶴見祐輔君 今のエジプトとシリアの問題でありますが、友好条約とか、もう一つの通商貿易協定ですか、この二つは普通一般の取りきめでありますからよろしゅうございますが、今、日本がペルシャ湾の中で得た石油開発権の問題が含まれるような国の主権の移動が起ったような場合には、これは現実の日本の利害と非常に密接に結びついております。
○説明員(加藤匡夫君) 通商貿易振興と申しますと、非常に広い範囲にわたるのでございますが、まず外務省といたしまして、通商航海条約を締結するとかあるいは各国と通商貿易協定、あるいは支払い協定を締結いたしまして、各国の日本品に対する輸入制限を緩和させるとか、そういう国家間の政府交渉によってやります通商振興もそうでございすし、それから各在外公館を通じまして各国の経済事情というものを調査して、そして現地の商社
私どもの具体的な要望は、通商貿易協定が一日も早く結ばれるようその話し合いを開始していただきたいということ、そうしてそれが締結されるまでの間は、過渡的にはぜひ便宜的な措置として業界の要望である、たとえば決済の面において現金決済であるとか、貿易の方法において片道決済ができるとかいう方法をぜひ講じていただきたい。
もう一つは、民間のレベルでやられるところの通商貿易協定に対して、これは表面的に政府みずからが立ってやるということはできませんけれども、できるだけの便宜を与え、これの成立なりその運用なりについてできるだけ協力するという考えでおります。
そのことは日比賠償に対して、ある意味ではフェイヴァラブルな動きと思うでのすが、そういう一般的なばく然とした動きでなくて、貿易拡大の問題について、藤山全権なり、昨年から話をしておられる永野さんあるいはその前を言えば大野ガルシア、あるいはその前を言えば村田さん等も話をしておられるのですから、すっと動きを見て、将来の通商貿易協定を給ぶまでの間の一つの好ましき見通しを立てられるような何らかのプラィベート・ディスカッション
そこでもう一歩進んで台湾との通商貿易協定などの際において、日本から売りたいものはたくさんあるはずなんです。そういう類のものを相互の、バーターみたいなものでありますから、さらに努力して、今後はバナナの数量もある程度よけいに買い入れるようなことを考える余地があるのかないのか、その点を一つ聞きたいのであります。
○佐藤(觀)委員 最近日英通商協定のために行かれました東条さんもお帰りになつたのでありますが、ランカシヤなんかは条約と申しますか協定がイギリスに非常に不利である——新聞には有利なように発表されておりますが、われわれもロンドンにしばらく行つておりまして聞いた話でございますけれども、ランカシヤの綿業者あるいはあの地区の国会議員なども、非常に日本に対して異議を持つておりまして、にわかにこの日英通商貿易協定
違う状態でありますけれども、国内でもいわゆる行政協定に従つて国際上の問題として各地に基地その他又演習地などもふえて来ておりますので、民間は非常にこういうことに対して日本の外交と民意とが直結しないことをあせつておると思いますのでどうかこの国会が国の最高の権威でありまするから、苦しみつつある大衆の声をこの外務委員も直接に聞くようにして頂きまして、それに関して日本にいろいろ関係のある条約或いは協定、通商貿易協定
今後輸出の振興については、現在各国との間の通商貿易協定の締結、この協定の円滑な遂行ということを中心としまして、基本的には企業の合理化によりまする国内のコストの切下げの問題、あるいは優先外貨制度の復活によりましての輸出の報奨制度、あるいは海外のマーケット、あるいは海外競争商品の状況を刻々に把握するという海外情報網の整備ないしは情報の収集という問題、あるいは貿易の契約の締結に関連する各種の危険のカバーという