1991-04-24 第120回国会 参議院 大蔵委員会 第11号
今回私たちがこの機雷の除去という問題に着目をしたのは、日本の国と国民生活にとってお互いだれでも必要不可欠なものが原油でありますから、そしてそれは、日本のみならず国際社会全体にとって必要なものでありその重要な通商航路でありますから、そこが平和になり、そして機雷がたくさん敷設されておるということまでわかり、それは意思を離れた遺棄機雷となったものであり、紛争に巻き込まれる危険もないということになれば、これは
今回私たちがこの機雷の除去という問題に着目をしたのは、日本の国と国民生活にとってお互いだれでも必要不可欠なものが原油でありますから、そしてそれは、日本のみならず国際社会全体にとって必要なものでありその重要な通商航路でありますから、そこが平和になり、そして機雷がたくさん敷設されておるということまでわかり、それは意思を離れた遺棄機雷となったものであり、紛争に巻き込まれる危険もないということになれば、これは
海外通商航路の安全と安定ということに言及しまして、これを契機としましていわゆるマラッカ海峡防衛論が盛んになったわけであります。 また、同じく六九年四月の日経連総会では、集団安全保障体制による防衛と広い視野の中での自主防衛ということが強調されます。
防衛庁の言う千海里のシーレーン確保という問題ですが、これは日本の通商航路というか通商が破壊される、商船隊が破壊されて、タンカーとかそういう商船が破壊される、そういう破壊を目的にした攻撃から日本の商船を守るのだ、こういう想定でお考えになっていらっしゃるのか、それとも、日本の通商破壊を目指した攻撃から守るということではなくて、ある国が軍事的な必要から一定の海上支配力を持とうということで出てくる、それを排除