1990-05-29 第118回国会 参議院 予算委員会 第15号
例えば高崎から上野間の通勤パスを買いますと、これは五万円を初めからもう超えてしまっています。したがって、通勤費というのは全額非課税という立場で物を考えるということが果たしてできないのかどうか、やるべきだというのが私の立場でございますが、見解を求めたいと思います。
例えば高崎から上野間の通勤パスを買いますと、これは五万円を初めからもう超えてしまっています。したがって、通勤費というのは全額非課税という立場で物を考えるということが果たしてできないのかどうか、やるべきだというのが私の立場でございますが、見解を求めたいと思います。
通勤パスにも援助いたしますなんて、格好いいなと思って聞いたら、一年だけでしょう。一年たったらもらえない。そして三倍、四倍になっていく。これはやっぱり私は出してもらいたいと思う。そして、これがJRになった正体の具体的な問題の一つだということは、やっぱり私はみんなにわかっていただきたいと思うんです。
そういう点、もし新幹線や特急の通勤パスというようなものを考えれば、東京近郊でいえば小田原ぐらいまでは十分通勤圏として活用できる、利用できる状態になるんじゃないかと思うのですけれども、この点どうでしょうか。
そういう特定のものだけは定期通勤パスで急行料だけ払えば乗っていいと。あとのに乗ったときはみんな通勤パスで取られるわけですよね、全部。長い間私も取られてきた一人ですけれども。一体片っ方、一つや二つ取るのに、何でほかのみんな——せめて通勤の場合の急行料だけになさらないんですか、その理由がわからない。
現在の価格は、それからその後国民所得が幾らに上がっておるのかということを考えてみますと、新幹線で通勤をしても、私たちが昭和九年から十一年に、東京の省線でもって三カ月三円七十銭の通勤パスを買って通学をしたときのことを考えてみても、負担は非常に軽くなっておる。これは事実でございます。
また、あるいは通勤パスを持った人間が急行料金を払いさえすれば急行に乗れる、こういう制度にするか、一番思い切ったやり方とすれば、通勤時間帯における急行列車には通勤者が乗ってもかまわぬ、区間をきめて、こういうふうにすれば一番いいんです。どっちみち東京周辺じゃたいして時間に変わりはないんです。いま各駅停車の電車も急行も時間のかかり方は変わりはないんです。そういうことをやったらどうか、一つの英断として。
そこで、今度の通勤パスの値段で計算してみますと、大体一カ月三千円くらいになります。もっと安くなるかもしれないけれども、ざっと三千円。そうしますと一年三万六千円。八千代台分譲地だけで五十六戸分あります。それを計算しますと二百万円です。ところで、京成電鉄が四十四年度の末で幾ら分譲地を持っているかといいますと、八百三十七万四千四百九十平方メートル持っております。
○加瀬完君 経済企画庁に伺いますが、通勤パスは会社負担だから若干上げてもよろしいではないか、こういう考え方は、物価政策上、企画庁としては御賛成なんですか。
それを通勤手当と通勤パスとは違うというような答弁のしかたというものは全く人をばかにした答弁ですよ。そういう答弁はやめたほうがいいですよ。そんなこと言うと、私はからんでいきますよ。からまないように話をしようと言っているものを、からますのですよ、あなたは。どうなんですか。
そういう重大な問題を含んでおりますし、現実の問題としては、どうも弱い者いじめで、通勤パスはどうも値上げせねばならぬ、こういうところに非常にしわ寄せがきてしまう。これは非常に私不公平だと思いますし、そういう点、ひとつ根本的な問題として、ここで質問なり、御意見を聞かしていただきたい。 いま一つ問題になるのは、国鉄にいろいろな傍系事業があります。
改善もしないうちに上げてしまって、もっとたてば楽になるのだ、改善できるのだ、こういうことでは、やはり乗客は納得しないと思いますし、やはりいまの通勤パスの料金といいますか、そういうことから見ても、私はそう安過ぎるというほどのものではないと思います。また利用率からいっても、通勤というから、これは毎日になると思うのですけれども、それ以外のいわゆる定期がありますわね。
さらに先ほど総裁のお話で、通勤パスの値上げをしたい、来年、再来年度にかけて五〇%程度上げたい、こういうことを言われた。その理由の中に、私は一つ重大なことを言われておると思うのですが、通勤定期ですね。これは一部会社で負担しているから、これは上げても生活にはそう影響はないのだ、そういう分析だった。
それからもし増収ということをお考えになるならば、利用者の便宜をはかって増収ということをお考えになるならば、たとえば通勤パス等によっていま急行には乗れないことになっているけれども、短距離の区間だったら、今度は百円の急行券で乗れるというふうな制度の改正が行なわれる、そうすると通勤パスで百円急行券を払いさえすれば急行にも乗れるという程度のことをやれば、近郊の人たちに対する一種のサービスになるというふうに思
そういう意味では、これはやらぬよりやってもらったほうがいいのですが、そういう意味で先ほど具体的に、たとえば通勤パスと同じようなものを何かのかっこうでして、そして運賃値上げを口実につり上げることを押える、これは一つの対策ですが、そういうのはこれからどんどん進めてもらいたいと思うのですよ。
それは、毎日タクシーに乗って行ったり来たりしている人は、何も通勤パスや、そんな運賃割引のことは考えなくてもいいでしょう。あるいは最近一部で行なわれているように、部分的ではあっても会社が持ち、企業が持っているところもありますよ、ある程度補助をして。こういうところは比較的問題はない。
また第二は、特別の国鉄のサービス、学生、通勤パスというようなものに割引がありますが、これに対して政府は金を出すべきじゃないか、こういうお話でございますが、これは、もう先ほど総理からお話がありましたとおりなんです。結局だれが金を出すかということになれば、これは国民全体から出さなければならぬ。これはそうじやなくて、利用者が負担すべきである。
そして汽車の通勤パスは一等で御通勤になるという場合に、通勤手当はすべて非課税ということにするのが、はたしていいかどうかという問題がございます。したがって、まあ私どもといたしましては、国家公務員に支給される通勤手当は、民間の給与所得者等を考慮いたしますと、いわば最低の通勤手当であろう。したがって、そこまでは非課税にするのが望ましいのではないか。
○瀬谷英行君 今国鉄総裁から通勤パスについては企業の負担が多いんだからという意味のことを言われましたが、それならば、中小企業なり零細企業の従事員はどうかというと、大企業の場合はなるほど通勤費を支弁をしておるという例があるかもしれませんが、中小企業以下になると、なかなかないのです。
この階層の二等料金が値上げされまして、一等料金の方が値下げになっていることは、少なくとも一等車を御利用なされる方は、これは自家用車をお持ちになる方とか、あるいは通勤パスなどを使わなくてもよろしいような、そういう会社、団体の重役の方々でなかろうかと思います。
と申し上げますことは、私も通勤パスを使っておりますが、朝晩改札所で検札を受けております。このときに、この検札の際に使ったか使わないかのスタンプなり何なりを押していただければ、一カ月旅行しても、これは使わないために、別途に北海道まで一カ月旅行の中につまり料金を払っておるのですから、新しい予算を伴わなくても頭の切りかえでできるのではないかと思います。
やはり教科書も要りますとか、コンパスとか三角定木とか、それからエンカン服とか通勤パスとか地下たびとかノート、こういうものも要る。ですから、彼らの家庭はわれわれが想像する以上に非常に貧困ですから、普通のように、そんなものは子供のものでも持っていって使えばいいじゃないかというような家庭じゃないのです。
特にこの際、私の所管でございませんが、これは誤解を生ずるといけませんからあわせて申し上げたいと思いますことは、先ほどの上林山委員の、国鉄の職員が無料で通勤パスを使っておるというお話でございます。これは事実でございます。しかし国鉄以外の公社それから民間企業はいわゆる通勤手当というものがございます。それから公務員も今度通勤手当というものが実施されることになります。
通勤パスの金額が成規の料金でとるとどれだけになるかということは、ただいまちょっとお答えいたしかねます。(上林山委員「四十億円くらいになりますよ」。と呼ぶ)それくらいになるかもしれませんが、それはあとで取調べの上、お答えすることにいたしたいと存じます。
あるいは今度は通学、通勤パスだというふうに小出しに、どんどん運輸省と国鉄とが互いにアドバルーンを上げて既成事実を作った上で、やむを得ず上るのだ、こういうようなことをお考えになっておるのじゃないか。これはそういうように行政上企業に圧迫を加えておいて、そして既成事実を作ってこれをやられると響影するところはきわめて重大だと思いますから、こういう点はよほど慎重にやってもらいたい。