1991-10-03 第121回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
こういう状況を考えますと、一定の通信秩序を考えなければいけないと思います、我が国におきましては。しかし、もっともっと簡素化ができていいのではないか、こう思うのですけれども、いかがですか。
こういう状況を考えますと、一定の通信秩序を考えなければいけないと思います、我が国におきましては。しかし、もっともっと簡素化ができていいのではないか、こう思うのですけれども、いかがですか。
来年に予定されているCCITT総会と、それに続く世界電信電話主管庁会議での議論を待たず、国際的合意を得る努力も放棄して既成事実をつくることは、国際的な電気通信秩序を破壊するものになりかねません。 以上が本法案に反対する主な理由でありますが、同時に審議された電波法の一部改正並びに放送法及び電波法の一部改正については、その必要を認め、賛成するものであることを表明して、私の討論を終わります。
新しい電気通信秩序の中で、ほかの事業者との競争状態の中で技術先導性を確保しつつ事業の発展を期するということが非常に大事だと考えております。そして、先導性の高い技術を開発するためには、今後ますます、すそ野の広い基礎研究にも重点を置いた研究開発を進める必要があると考えております。
○国務大臣(左藤恵君) 今回の電気通信法体系の抜本的な改正、新しい電気通信秩序の形成というものは今先生お話ございましたように、競争原理の導入と民間活力によって電気通信を一層多様化し高度化していく、電気通信市場全体を活性化していこう、こういうことでございます。
新規参入者が一本化されなければならないということでは決してなくて、いろいろそうした中におきまして一つの電気通信秩序の形成というものはやはり競争原理の導入とそれから民間活力によって電気通信が多様化、高度化が進んでくるということによって初めてそうした趣旨に沿うものができるということであります。もちろんしかし、その場合におきまして経済的な問題、いろいろなことがあるだろうと思います。
まず、日本労働組合総評議会大阪地方評議会議長岡本知明公述人からは、今回の電電公社の民営化を含む電気通信秩序の改革については、現段階では反対であり、参議院での審議を通じて次の点について法案の修正、不明確な部分の解明を期待したいとしております。
私は、高度情報化社会という新しい酒を入れるためには、規制の多い従来の公衆電気通信法という古い革袋のかわりに、新しい電気通信秩序を定める新しい革袋が必要であると考えます。この意味からも、私は今回の電電三法による改革を高く評価するものであります。 しかしながら、電気通信事業は、企業社会を初めとする現代社会の最先端を担うものであり、国民、企業、国家の利益と安全に密接にかかわるものであります。
我が国の宇宙開発政策というのは実はあるわけでございますが、そこの中における現在の電電公社が負っている役割、占めている位置づけ、そういうような問題とか、あるいは新しく電気通信事業法ができ上がりますと新しい電気通信秩序というものができ上がってくるわけですが、その中における新しい電電会社の役割とか、それからただいま先生御指摘のアメリカからの要望など、そういったものを踏まえながらそれぞれの政策フィールドからの
ただ、それと同時に、ただいま一応私ども有線電気通信法の理解といたしまして、やはり公衆通信というのは電電公社と、それから国際的には国際電電の一元的運用というのを非常に強く一つの通信秩序として原則として掲げております。
この早期実現を図りたいと考えているところでございますけれども、しかしながら、通信秩序維持の観点とか、通信の秘密、信頼性の確保、電信電話業務との調整問題というようなことは、やはりいろいろ関係するところが多くございまして、今国会に提出したいという強い意向は持っておりますが、なかなか調整は進んでいないというのが現状でございます。
○政府委員(守住有信君) アメリカ等の国内の問題はもちろん向こう側へ行ってからあるわけでございますけれども、わが国の国内におきましては、CCITTの勧告を尊重いたしまして、やはりヨーロッパ諸国とも同じような状況にあるわけでございますので、国際的な通信秩序の維持に貢献していくということは当然であると、このように考えておる次第でございます。
しかし、そこに何らかの対処というものを要請を受けまして、いわゆる新法で考えましたような通信秩序の枠組みといいますか、前提条件を念頭に置きまして今後新法に取り組むわけでございますけれども、その際にはそれに矛盾を来さないような立場の中で対処すると、こういうことでございますので、公衆電気通信秩序との関係というものは調整のとれたものになると、このように考えておりますし、また現行法でもこれを排除はしていないと
○政府委員(守住有信君) この通信秩序との関係でございますが、私ども、いわばこれは継続検討に相なっておりますけれども、新法と申しますか付加価値伝送業務に関する法律というものを構想いたしました場合に、いわゆる情報処理業の中で通信処理を主といたしまして新しい高度通信サービスの新規参入を考えた場合に、やはりそこに通信秩序の維持というものが絶対前提条件であると。
したがいまして、電気通信秩序の中での公共性なり、通信の秘密の保護体制なり信頼性なりを十分踏まえた制度、枠組みでなければならない、こういう考え方でいろいろ構想は持ったわけでございますが、政府部内のまだ意見一致という状況でございませんので、現在ある公衆電気通信法のデータ通信制度の枠内で共同使用、他人使用、相互接続等の枠の中でのいろいろな制約のある認可手続等を緩和する、こういう枠の中だけでの問題でございまして
今回の法律の改正では、この個別認可というのをやめようではないか、やめるという言葉は、外すといいますか廃止するといいますか、なしにしようと、じゃどうするのかというと、公衆電気通信秩序の維持というものは考えますと。
その他、中小企業における他人の通信の媒介についても、公衆電気通信法第二条三号との関連など、たとえ暫定的であれ、電気通信秩序の基本にかかわる問題が安易に扱われていることもきわめて重大であります。
御指摘の利用の公平に関する問題につきましては、公衆電気通信秩序の維持が図れるような制度のもとに、いわゆる第二電電が生まれることのないよう、公衆電気通信役務との境界線の明確化等につきまして、電電公社に対しましても回線契約段階における適切な対処方を指導してまいるとともに、利用者間の公平にも十分留意してまいる所存でございます。
その臨時暫定と申します意味は、他人使用の回線利用全体の自由化のあり方、私どもが新法等でいろいろ構想をしたものにつきまして、通信の秘密や信頼性の確保等、公衆電気通信秩序が維持されるということを前提としまして、今後継続して鋭意検討を行って、できるだけ早期に合理的な結論を得たいと考えておりますが、それまでの間の臨時暫定である、このような意味でございます。
これは自民レベルの申し合わせですけれども、「通信秩序維持に配意しつつ、必要最小限度の手続きを定めるものとする。」これは簡素化じゃないのですよ。必要最小限の手続を定める。なぜ必要最小限の手続を定めなければならないか。それは通信回線の利用の態様を変更しなければならないから、これをやらなければならない。
○守住政府委員 先ほども御説明いたしましたように、他人の通信の媒介を業として行うというのはまさしく通信業の世界でございますので、今後こういう点につきましては通信の公共性と申しますか、いろいろな点、あるいは公衆電気通信秩序とのかかわり合い、こういうものを念頭に踏まえまして、今後鋭意検討して取り組んでいきたいということを考えておる次第でございます。
そこで高度通信サービスの制度ができるまでの間、一定の条件でこの要望にこたえることとしたというのがいきさつでございますので、このような経緯を踏まえまして、認められる範囲とか条件とかにつきましては、その通信秩序の維持とかあるいは本格的な制度との整合性というような点にも十分配意しつつ、ただいま先生御指摘ございました中小企業の範囲ということにつきましても鋭意検討を進めているところでございます。
しかし同時に、わが国の通信秩序の図られた中における生々たる発展というのと、それにかかわる利用者の保護と、これも図らなければならないというのも一つの、一方の側の真実だと思います。そういう意味におきまして、われわれ郵政省といたしましては、いわば、ちょっと文学的になって恐縮でございますが、自由と規制というものの調和ある政策を組み立てていかなければならないと、そのように考えている次第でございます。
郵政省としましては八〇年代という展望に立ちまして、そういう多くのところから寄せられております要求やまた電気通信にかけられているこの八〇年代における期待とかあるいはそれに果たす役割りというものを踏まえまして、データ通信回線の利用制度につきましては民間企業の創意工夫、それが生かされるように通信秩序の維持ということにも留意しながらより自由な制度というものをつくらなければならないと、そう考えておるところでございます
片や通信秩序の確立や通信の秘密、利用者の保護等の公益性、国の基本サービスというものをどうするかという問題があるわけですね。要は私はこの調整問題であろうと思うのですね。どういうお考えでこの調整に当たられるわけですか。
今後につきましても、また電電公社の間とも十分調整を図りながら、また先生が御指摘いただきました高度通信利用の分野への民間活力の導入、その問題における公共的な通信秩序の観点と民間活力導入のあり方との調整、そういうものを十分念頭に置きながらいろいろな各界の御意見も拝聴しながら進めてまいりたい、このように考えておる次第でございます。
○守住政府委員 私ども、民間の情報処理業と申しますか、コンピューターと通信とを結合した計算センターの世界でございますが、それに対しましても大きな関心を持っておりますし、さらにこれが新しい通信サービス業、高度通信サービス業への発展ということをこいねがうために、電電公社との公正な競争条件への環境整備だとかあるいは公衆電気通信秩序の維持の観点からの分野調整等々を踏まえながら、こういう世界についての振興発展
「一定の条件」につきましては、やはりこれが通信の問題通信秩序と関係する問題でございますので、一定のチェックは必要ではないか、こういう考え方のもとに、またその範囲の問題もございますので、この点につきましては電電公社と早急な調整を図って検討しながら決めてまいりたい、このように考えておる次第でございます。
○守住政府委員 御指摘の他人使用の回線利用全体の自由化のあり方につきましては、何度も申し上げておりますように、公衆電気通信秩序の関連、通信の秘密や信頼性の確保等、そういう通信秩序が維持されることを前提といたしまして鋭意検討を行いまして、できるだけ早期、私どもとしては次期通常国会までを目途としたいという気持ちでおるわけでございますが、早期に結論を得たいというふうに考えておる次第でございます。
いわゆる自由化につきましては、わが国における通信秩序の維持を前提としつつ、データ通信の健全な発展に資する制度づくりを行いたいと考えており、今回はそのための措置として、公衆電気通信法の改正等で対処してまいりたいと存じます。
さらに通信秩序の観点から見まして、やはりこれが情報の伝送を行うという通信サービスでございますので、従来の情報処理業とは違った通信サービスに相なってまいりますので、通信の秘密を守る体制いかんというふうな問題だとか、いろんな企業の顧客との信頼性の確保の問題等々、通信秩序を維持していくという側面の問題というか、その前提条件が大切である。