1950-03-20 第7回国会 衆議院 文部委員会 第11号
それから、全然別の問題でありますが、通信教育施設費の補助が、今度文部省関係の費用の中から削られているのであります。これはどういうような意味で削られたのでしようか。あるいはこれが今度の標準義務教育費法の中にでも含まれているというように、私たち伺つておつたのでありますが、今度御内示を受けた中には、全然そういう意味が含まれておりませんので、ひとつ御説明を願いたいと思います。
それから、全然別の問題でありますが、通信教育施設費の補助が、今度文部省関係の費用の中から削られているのであります。これはどういうような意味で削られたのでしようか。あるいはこれが今度の標準義務教育費法の中にでも含まれているというように、私たち伺つておつたのでありますが、今度御内示を受けた中には、全然そういう意味が含まれておりませんので、ひとつ御説明を願いたいと思います。
○稻田政府委員 通信教育施設費に関します国庫補助が、二十五年度の予算に計上せられておりませんのは、実はこの通信教育施設費は、御承知のごとく地方団体において負担すべき費用であつたのでございますが、制度開設の当初におきまして、奨励の意味をもつて、本年度までは奨励補助金を計上して参りました。しかし一応これが軌道に乗りましたような関係でありますので、奨励的の意味の補助金は削除いしたのであります。
それから通信教育施設費というのが千三百二十万円ありまして、これも地方の各中学校並びに高等学校の通信教育をやるために、問題解答を添削するための手当であるとか、あるいは教員の旅費であるとかいうようなものを計上して補助しておつたわけでありますが、平衡交付金として地方の教育費が地方的に算定されるという趣旨によりまして、通信教育費の施設費を今年度削られたわけであります。