1948-04-07 第2回国会 参議院 財政及び金融委員会 第20号
この財政法り施行特例に列擧してありまするものは、煙草、通信料金、鐵道につきましても、基本的なものと申しまするか、全面的にということでなしに、なんと申しますか、大體のこういうものに對する値上げの方向といいますか、そういうものの御審議を頂くというふうな考え方でこの特例に關する法律が實は出ておる次第であります。
この財政法り施行特例に列擧してありまするものは、煙草、通信料金、鐵道につきましても、基本的なものと申しまするか、全面的にということでなしに、なんと申しますか、大體のこういうものに對する値上げの方向といいますか、そういうものの御審議を頂くというふうな考え方でこの特例に關する法律が實は出ておる次第であります。
その基本的のものを決めることが……通信料金につきましてもそういつた基本的なものがあるものもございますが、必ずしもこれに當篏らない、單價的なものがないといつたようなものもあるのでありますから、基本料金ということを掲げなかつたわけであります。
それから通信料金等につきまして、どの程度までを國会の議決を経るのかというふうな御質問に対しましては、一々細かいところまでしますというと非常な廣汎なものになるのでありまして、大体その基準となるものを定めて、それの何倍とかいうようなふうにして、議会の議決を願いたいという考えである。
○新谷寅三郎君 大臣のお話非常に力強く拜聽いたしまして、二十三年度の資金計画或いは物資需給計画等におきましても、通信事業の方は他の三大重要産業と違つて比較的にその額は小さいものだろうと思うのであります。
この通信事業におきまして、今まで逓信省管轄の事業というものは、大体昨年度においての予算等を拜見しても、幾分の歳入の剩余が出るというふうになつておるのであります。併しながら御承知のように、通信事業の大半というものはやはり人件費によつて賄われるというのがこれは原則であります。
御指摘の如く通信事業が重点的に取扱われていないことは事実でございます。
次に、電話公債の発行條件でございますが、この電話公債は一般公債とその性質を多少異にいたしまして、無記名証券といたしますと同時に、発行價格は、額面百円につきまして百円、それから償還期限は十五年以内、通信特別会計の許す限度におきまして、なるべく早く償還いたしたいと考えております。それから利率は年六分にいたしました。利息支拂の方法は、毎年一回の支拂にさしていただきたいと思います。
ただ希望といたしましては、これは鉄道なり通信は、運輸交通委員会等の主管すべき事項でもありますと同時に、財政問題にも非常に重大な問題がありますので、なるべく財政委員会におきましても、十分御審議を得た方がよくはないか。こういうふうに考えるのであります。これは國会の問題でありますから、よろしくお願いいたします。
通信並びに鉄道両特別会計におきましては、本年度の予算の成立いたしました後の経理におきましては、鉄道におきまして、月十億円くらいの赤字となつているのであります。それから通信会計におきましては、月五億円くらいの赤字になつております。
しかもその公債につきましては、なるベくこれを市中で消化するという建前をもつて、通信鉄道会計におきまして公債の発行を考えておるのであります。しかしながら、ただいまお話しの重点産業、すなわち傾斜生産上上位にあるところの産業に対しましても、また建設資金につきましても同樣なことをやつておるのであります。すなわちその重点産業の建設資金、これは復興金融金庫から主として供給されておるのであります。
○中西功君 この財政法の特例に関する法律が出された趣旨を、私は説明を聞かなかつたのですが、この煙草や通信料金を除いて、そうしてその他は國会の議決を経なくても決定し得るというふうな法律の趣旨になつておるのですが、こういう三つのものを除いたあと、一体政府は何を自分で独自に決定したくつて、こういう特例案を出したのか、まあいわばその狙いですね、具体的に言つて、狙いはどこにあるのかということをお聞きしたいのです
その場合、実際の物價改訂の問題に関連してくるのですが、これが通れば、鉄道運賃とか通信料金は國会の議決を経ることになりますが、こつちはあとに廻して、そうしてこの法律の許される範囲で物價改訂をやつて、あと又二段構えで又運賃、通信料金を決めて行く。そういうような物價改訂の構想になつておるのでしようか。
○木村禧八郎君 そうしますと、これは新聞で見たのですからそれが本当かどうか分りませんが、物價体系は二段構えの物價改訂と出ておりまして、それで、鉄道、通信料金ですね、これが若し遅れるのでその前に物價改訂をやらなければならんというようになると、鉄道、通信料金はあとにして、先に外の物價改訂ということになるのですか。
まず、本法案の提案理由を要約して申し述べますと、今日のわが國の海上における航海の安全と治安の維持とは、終戰後の諸般の事情から、はなはだしい不安と危險とにさらされているのでありまして、これに対処し得る制度組織が存在しておりませんので、散在せる船舶、通信設備その他厖大な物的施設を一元化し、一元的責任のもとに、包括的総合的の権限を行使せしめるために、一個の行政官廰を設置する必要があるのであります。
すなわち、タバコの價格であるとか、あるいは通信料金であるとか、國有鉄道における旅客及び貨物運賃等に関しては國会の議決を経るが、残余のものに関しては、政府が政令によつてこれを発令する、かように相なつておるのであります。 ただいま申し上げましたように、いろいろ論議を重ねられましたが、結局妥当と認めまして、本案については討論を省略して採決の結果、満場一致をもつて可決確定した次第であります。
國権に基いて収納する課徴金及び法律上又は事実上國の独占に属する事業における專賣價格若しくは事業料金については、すべて法律又は國会の議決に基いて定めなければならない」と規定してありますが、物償統制令に基いて政府が物償統制に関する相当廣汎な権限を與えられている現状におきましては、法律の定め、又は國会の議決に基いて定めなければならんものは、一般國民生活に特に密接な関連を有するところの煙草の償格、いわゆる通信料金並
と規定してございますが、物價統制令に基きまして、政府が物價統制に関する相当廣汎な権限を與えられている現状におきましては、法律の定めまたは國会の議決に基きまして定めなければならないものは、一般國民生活に特に密接な関連を有するタバコの價格、通信料金並びに國有鉄道における旅客及び貨物運賃に限定いたしますことが適当であると認めまして、この法律案を提出いたしました次第でございます。
海上に比しまして陸上が多いのでありますが、これは大体今般は一隻配置しましても二隻配置いたしましても、陸上の管理事務は相当……、必ずしも倍、二倍に殖えないのでありまして、最小限度の店開きが要るということと、それからもう一つ陸上には海上保安通信の兼業的な人間も入つておりますので特に多いのであります。
○小林勝馬君 序でにちよつとお伺いしたいのですが、只今御説明で大体分りましたが、この地方のいろんな資料を頂戴いたしましたが、この中に例えば通信所があるとか乃至はない所がありますが、これは如何ような連絡をお取りになるのか。各地方に通信所のある場合と、ない場合とありますが、この地方通信所に対しまして、無線設備その他をおやりになるのか。それとも全然新規にはおやりにはならないのか。
○政府委員(山崎小五郎君) 大体海上保安としましても、警察通信と同じように特別な通信体系を作りたいと思つておりますが、これを何もかも自分のものにするということはいろいろ財政的な立場もありますし、或いは又通信の立場もありまして、できるだけ逓信省の海運局をできる範囲は利用するという方法を考えまして、今こちらに通信所と書いてありますのは掃海管理業務としまして、第二復員局から引継いだ通信と、それから先程申しました
あるいはそのほか厚生省の檢疫、動植物の檢査というようなそれぞれの事務をやるために港に出先機関をもち、しかもそれを執行するために、いろいろ船や通信その他の施設をもつておつたわけでありまするが、戰前におきましては、大体海軍という海上におきまする実力機関がありましたために、必要な場合には海軍にS・O・Sを出しますと、大体海軍の協力を得てそれの任務を完全にやつておつたわけでありますが、終戰後その海軍がなくなりましたために
しかしてこのような自然的惡條件は、船舶自体の構造、設備の堪航性と乘組船員の技倆及び船内紀律と、燈台その他の航路標識、通信施設の整備、水路の測量、氣象の観測等のいわゆる航海補助施設の整備との三要件が備わることにより、初めてよくこれを克服できるのでありますが、これら三要件のうち、航海安全の客体的要件でありまする航海補助施設の整備は、はなはだ不十分でありまして、わが國特有の自然的惡條件と相まつて世界のダーク・シー
一日に全部の関係者と申しましても、御承知のごとく四十名余りもある人たちを、この席において全部完結せしめることは、事実上不可能だと思いますので、これをわけて、なるべく國会関係の方から始めていただいて、現在開会中でありますので、至急にそういう方から始めてもらうとか、あるいは通信関係で早く出られるところは早く出てもらうというふうにして、五日と、それから次は七日なり、また二日おいて九日なりというふうに、早く
なお、出頭を求めます証人は、通信及び交通の都合もありますので、これを二回にわかち、第一回は五日とし、第二回はいかがいたしましようか。
○和田委員 三月二十五日の芦田・ドレーパー会談に関連しましてU・P通信は、芦田さんがその会談においてドレーパー氏に対し、アメリカの日本を共産主義の防砦たらしめんとする政策に協力すると言つたということを傳えております。
それが出ますれば、その通過と睨み合せまして、それから更に鉄道とか或いは通信料金、その他の引上げとも睨み合して物價の改訂をいたしたいと思うのであります。四月の未か五月という間に入ろうと思うのであります。それがどういうように決まりますか、只今檢討をいたしておるのでありまして、ここで申上げるまでの、詳細を申上げるまでの域に逹しておりません。
併し、さればといつて赤字を全部カバーする程運賃、通信料金の値上げができるかと申しますと、これは國内の現在の物價、國民経済全体に及ぼす影響等から考えまして、恐らく簡單に行かんのじやないか。この点についても只今鋭意研究をいたしておりますので、ここで具体的に申上げる段階に入つておりません。
これについて今周知のごとく、財政、バランスが一般会計においてはとにかくバランスは合つておるようですし、徴税やなんかで、二十二年度はとにかく数ケ月の時間的ズレはあつても、バランスが取れるようなふうに存じておりますが、結果特別会計については、独立採算制ということが問題になつておりますが、若しか二十三年度において特別会計についても本当にバランスを取るということになると、これは鉄道会計においても、通信会計においても
本案は鉄道通信等二十四の特別会計に関する四月分の暫定予算でありまして、その主なるものを申上げますと、國債整理基金特別会計においては歳入歳出共三百七十五億百四十九万六千円、食糧管理特別会計においては歳入歳出共八十七億四千百十七万七千円、專賣局特別会計において歳入四十七億九千二百三十四万八千円、歳出二十億六千二十九万円、國有鉄道事業特別会計においては歳入三十五億六千四百四十二万一千円、歳出五十八億一千三百九十五万九千円
右歳入のうち、國有事業特別会計における設備建設改良費の財源については、公債又は借入金八億円を、又通信事業特別会計におきましても同様に六億五千百余万円を予定しておりまして、右公債又は借入金につきましては、総額七億円を限り日本銀行に引受けさせ、又は日本銀行から借り入れることになつておるのでございます。
尚同じ理由によりまして、通信事業或いは酒、煙草事業の專賣事業につきましても、同樣の資料を速やかに提出して貰うことを委員長から請求して頂きますようお願いいたします。何卒豫算委員各位の御贊成をお願い申上げます。
遞信省關係のものと申しますと通信器材が主なものでございます。それから藥品その他は厚生省關係であります。その外軍の特殊放出物資につきましては、常初内務省に取扱わせました關係上、内務省所管というように考えております。
○中西功君 この鐵道竝びに郵便といいますか、通信の方の赤字埋めに對しては、借入金ということになつたように説明を聽いたのですが、國有鐵道事業、通信事業については、それを借入金でやる、船舶運營會或いはその他價格調整關係のものに對しては、こういうような政府の一般會計に載る、どうしてこの鐵道及び通信事業だけはといいますか、そういうふうなものを、一般會計から繰入金にするのか、この點實に私よく納得が行かないのです
それでしばしば問題になりました通信料金あるいは汽車の運賃、そういう重要なものについては、一面において思惑を刺戟して、スペキユレーシヨンを非常に盛んならしめるというような危險があるという点において、物價に重大な関係のあるものは、どうも棚ざらしにされて、長くやつておるうちに、非常にスペキユレーシヨンを刺戟するのじやないかというような考え方もありますけれども、それにしてもやはり國会の議に從つてやる方がよろしいというような
○上林山委員 小さなものについての例外を認めるための特例をつくるという方針のようにも聽いたのであるが、たとえば官営事業の大きなもの、ただいま大臣は通信料金、鉄道料金の値上げは特例の中には設けない方針であるということを明らかにしたので、これは了承するのであるが、さらにタバコの値上げ、これも配給品である面が多いのであるが、こういうものについても特例を設けるつもりであるかどうか、これを質したい。
これを餘り窮屈にいたしますることは、價格の公正流通の圓滑を缺くということにつきまして、その通りと思うのでありまして、できるならば受渡し等につきましても余り拘束を加えませんで、昨今非常に交通通信が不便でありまするために、日時を相當要するのでありまするから、相當餘裕を置くべきがあります。
尚國家警察といたしましては、犯罪の鑑識或いは通信ということが國家警察に委されている大きな要件でありまするので、これらにつきましても只今犯罪科學研究所の設置、及び通信施設の強化の問題について考究中であるのであります。犯罪科學研究所の問題はまだ豫算と關係をいたしまするので、その際に特にちよつと御審議を願いたいことがあると考えるのであります。