1953-07-29 第16回国会 参議院 労働委員会 第22号
御承知の通り対等の地位ということになれば、これはストライキ権というものが、使うと使わざるとにかかわらず、労働組合にあつて初めて対等の地位に立つことができると考えるものでありまして、これは労働大臣も御承知の通り電気産業におきましては、このうちの大部分の有効なる争議戦術というものが第二条の規定によつて失われてしまうわけであります。
御承知の通り対等の地位ということになれば、これはストライキ権というものが、使うと使わざるとにかかわらず、労働組合にあつて初めて対等の地位に立つことができると考えるものでありまして、これは労働大臣も御承知の通り電気産業におきましては、このうちの大部分の有効なる争議戦術というものが第二条の規定によつて失われてしまうわけであります。
御承知の通り電気産業が非常に発達したので、これは一国の産業を分断できなくなつた。電気は御承知の通り方々に機動的に融通する機構になつているのです。今九州で雨が降らないで東北で雨が降れば、東北の電気を九州まで持つて行く装置をしなければならない。それで今電産の方々が盛んに電気事業の分断反対と言われておるけれども、意味があるので、こういうものは国有形態としなければならぬという状態になつている。