1955-07-19 第22回国会 参議院 逓信委員会 第13号
で、との償却はもう一つの理由がありまして、御承知の通り通信事業というものは非常な勢いで今進歩改良が行われております。従っていつどういう機会におきまして今までの現有の諸機械が不用になってくるかもしらんという危惧の念は常に持っておらなければならない。
で、との償却はもう一つの理由がありまして、御承知の通り通信事業というものは非常な勢いで今進歩改良が行われております。従っていつどういう機会におきまして今までの現有の諸機械が不用になってくるかもしらんという危惧の念は常に持っておらなければならない。
ことに資金運用部資金は、御承知の通り通信事業従業員の汗水流して努力及した結果であるところの、郵便貯金あるいは簡易保険あるいは郵便年金の精立金がその大宗をなしておるので、これを電信電話設備の拡張資金に充当することは理の当然であります。この点について一層の御努力を払つていただきたい。
お仰せの通り通信事業は公共事業であります。従つて過去八十年間官営によつて運営されて参つた次第だと存じております。しかし官営のときでさえも、事実電話は世の中の人が要求されるように、実行はなかなか困難であつたということであります。
すなわち、お話にもありました通り、通信事業の復興あるいは拡張もしくはサービスの改善がわが国の文化、経済、政治面に重大なる問題のあることは、いまさら申し上げるまでもないりであります。
理由として申上げたいことは、御承知の通り通信事業というものの公共性、普遍性、文化性に鑑みましても、終戰後四回にわたつて……今回値上げになれば四回になりますが、四回にわたつて値上げされておるということであります。從つてこういう点を考えてみますと、一体通信事業というものは特別会計又独立採算制によつて事業の運営ができるものであるかどうかということについては、私は非常に疑念を持つものであります。
それから簡易生命保險及び郵便年金特別会計、これが七千三百十万円、先程申しました通り通信事業に簡易生命を繰入れましたが、その繰入財源がないために廻り廻つて一般会計の負担となる、こういう関係でございます。
ご存じの通り通信事業に従事する者が遂に一種のサボをやりまして、郵便電信等に非常に支障を来しておる。殊に私のつい近くの藤沢の南海岸におる友人が先月二十一日に消印したやつが、漸く十日に着いております。検閲も何も受けておりません。又その他の郵便物にしても非常に遅配される。現に厚生大臣か私の忰が招待を受けたのですが、二日に招待されるのに、それが過ぎ去つて八日に漸く受け取つておる。