1975-11-19 第76回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
「急行料金を法定事項から運輸大臣の認可事項にいたしましたことは、御説明申し上げた通り輸送需要の実態に適合した輸送を提供したいということでありまして、」云々と言って、そして、「そういう趣旨で改正をしたのであります。それから急行、準急、特急料金が基準運賃に対して高過ぎるということもありまして下げたわけでございまして、この急行料金だけを繰作して増収をはかるということは考えておりません。」
「急行料金を法定事項から運輸大臣の認可事項にいたしましたことは、御説明申し上げた通り輸送需要の実態に適合した輸送を提供したいということでありまして、」云々と言って、そして、「そういう趣旨で改正をしたのであります。それから急行、準急、特急料金が基準運賃に対して高過ぎるということもありまして下げたわけでございまして、この急行料金だけを繰作して増収をはかるということは考えておりません。」
そのようなわけで、今までの国鉄の第一次五カ年計画あるいは第二次の五カ年計画につきましては、確かに久保委員の仰せの通り、輸送力増強ということに重点が置かれてあったと思います。ところがこの日本のような単線の多い区間におきまして、日本ほど運転回数の多い、輸送力の能率を上げておるところはおそらくないと思うのでございます。それだけにやはり無理があると思います。
国鉄の合理化というのは動力方式の近代化ということが大きな軸になっていくわけでございまして、これをしませんと、たとえば蒸気機関車でもつて今までの通り輸送をやっていくということになりますと、五十年ごろには大体輸送量は七、八割ふえる、そうするとこの蒸気機関車を扱う人間も七、八割ふやさなければならないということになりますから、せっかく輸送量がふえて増収になりましてもそれが全部経費に食われてしまう。
○久保委員 それからもう一つ国鉄にお尋ねしたいのは、迎車の要求がこの通り輸送されるとすれば大半だと思うのです。貨車の大半がいわゆる迎車に仰ぐ、こういうことなんでありますが、そういう余力は鉄監局長の言うように可能でございますか。
むしろ都市交通審議会のいう地下鉄第八号線として、赤羽−品川区大井林町間の二十一・六キロという新線計画がありますが、これは国鉄の京浜東北線電車が先ほど申した通り輸送難に陥っているのを救済する南北方向の地下鉄新線でありますが、赤羽に設ける車庫を生かすためにも、むしろこの八号線を早期に取り上げる方が得策と考えられます。
○国務大臣(木暮武太夫君) ただいまの国鉄は、輸送一本でなくて、多角経営的の経営に乗り出すべきではないか、具体的に言えば、私鉄はまずデパートを経営したり、いろいろの土地会社を経営したりなんかして、利益を得ているということを御指摘に相なることと存ずるのでございますが、これは、国鉄は御承知の通り輸送一本で、公共福祉の増進を目的としてできました公共企業体でございますので、ただいまのところ輸送に中心を置いてやっておりますので
○説明員(滝山養君) 今施設局長が、個々の例について申し上げましたけれども、今回の雪害につきまして非常に御迷惑をおかけいたしましたが、根本的な施策としては、御指摘にもありました通り、輸送力がないために列車をとめて、列車をとめると雪で動かなくなるというのが直接の原因でございますが、根本的な日本の所得倍増計画に関係いたします輸送力増強は、裏日本幹線についても推進していきたい、こういう考えを持っておりまして
○小林説明員 輸送力の今後の増強という問題につきましては、従来からも需要に対応して輸送力を漸次伸ばしておるわけでございますが、今年までの輸送力の増強といったものは、車両あるいは線路関係、全般的に各般の分野につきまして輸送力の増強ができているわけでございますが、御承知の通り、輸送力というものを出します場合に、鉄道の輸送力そのものが非常に複雑でございますので、いわゆる総合的に輸送力をつけなければならぬという
○山内(公)政府委員 急行料金を法定事項から運輸大臣の認可事項にいたしましたことは、御説明申し上げた通り輸送需要の実態に適合した輸送を提供したいということでありまして、たとえば今度の改正によりますと、特急料金は一キロ幾らというような運賃ではなくて、どことどこの駅が幾らかというふうになっております。それで非常に合理的な運賃を作ったつもりでございますので、そういう趣旨で改正をしたのであります。
まずお説の通り、輸送費の問題を解決して、石炭の価格というものを一挙に下げるということに意味があるので、三年も四年もかかって下げていったのではこれはだめだと思います。そういう点で、自分のことをこの機会を利用してお願いして恐縮ですが、輸送費軽減の特別措置ということについては、議員の皆さんの格段の御研究と御配慮をお願いしたいと思うのでございます。
○門叶説明員 今お尋ねの点でございますが、自衛隊としては、御承知の通り輸送隊、施設部隊、衛生隊、その他通信隊等、平常の訓練が直ちに災害府県にそのまま役立つという部隊が相当たくさんございます。そうしてこれらの訓練におきましては、御承知の通り、例年の災害でございますので、矛の災害の体験を生かしまして、常時訓練をいたしておるわけでございます。
御承知の通り、輸送機関と申しますものは、いずれも幾つかの幹線と、これより分岐する数多くの支線とがあたかも網の目のように相互に交錯して発達していくものでありますが、自動車輸送におきましても、たとえば路線バスについて見ますと、東京、大阪等の大都市においてはもちろんのこと、地方都市におきましても、それぞれその都市の繁華街、官庁街または鉄道駅等を中心として四方八方へ多数の路線が広がり、いわゆる路線網を形成しておるのであります
御承知の通り、輸送機関と申しますものは、いずれも幾つかの幹線と、これより分岐する数多くの支線とが、あたかも網の目のように相互に交錯して発達してゆくものでありますが、自動車輸送におきましても、たとえば路線バスについて見ますと、東京、大阪等の大都市においてはもちろんのこと、地方都市におきましても、それぞれ、その都市の繁華街、官庁街または鉄道駅等を中心として四方八方へ多数の路線が広がり、いわゆる路線網を形成
また国鉄は、御承知の通り輸送業務に対する施設の拡充に追われておりまして、本来の輸送業務にすら十分に施設を充実することができませんで、国民の皆さんに非常な御迷惑をかけておるのであります。
それで、そういう点で考慮いたしまして、いわゆる短期にそういう輸送の見通しをしたならば、三十二年度の輸送の姿はどうであろうかということでございまして、われわれの方といたしましては、御承知の通り、輸送の隘路を叫ばれておりますために、この輸送の需要に応じますためには、いかに自動車輸送を伸ばすかということを、毎月あるいは三カ月というように輸送の見通しをやっておりまして、短期の見通しも試算として常にやっておるわけでございます
○政府委員(原純夫君) お話の通り輸送力の増強というのは非常に大事な問題でございまして、国鉄の側でもそれを大きな柱として運賃の改訂を行うということに相なっておりまするが、一方でこの道路の整備ということは、まあ年来その急務を説かれております。特に最近においては自動車交通の伸びが非常に著しいということから、その必要が層一そう痛感されるということに相なってきております。
最近は、今お話の通り、輸送力が非常に逼迫いたしまして、急速に貨車を作らなければならぬというふうな事情に迫られて、やむを得ず新造車を修繕工場で作らせることにいたしまして、それはお話しの通り相当成績を上げておりますが、大体において、建前としてはどうしてもそういくことが修繕の完璧を期するゆえんではないか、こう考えております。そういうふうにしたいと思っております。
○小林説明員 今濱野先生のおっしゃいました通り、輸送力を増強するのはただ資本だけでは不可能でございまして、やはり労働力も重要な要素でございます。
しかしこれも先ほど申しました通り輸送キロが伸びておりますので、トンキロで現わしますと、昭和十一年度は一〇〇でありまして、三十年度は二六一となっております。これはその下に書いてございます貨物輸送キロの推移というのをごらん下さいますとわかりますが、昭和十一年度では一トン当りの貨物の平均輸送距離が一六七キロでありましたのが、三十年度は平均二六五・六キロになっております。
○千田正君 それで機械は、まあ移動するに対してはその通り輸送料その他の問題によってなかなか運搬賃もかかる。ただし、これは人間はもったいないじゃないですか。