1953-11-21 第17回国会 参議院 大蔵委員会 閉会後第4号
現在の交付金制度というのは、御存じの通り財政調整と財源付与と二つの機能を課せられているのであります。ところが、この地方財政平衡交付金制度についてていろいろまあ従来から非難があるのであります。それは総額の予算計上に当つて、例年のように国と地方団体との間に争いが絶えない。毎予算時期になりますと、地方団体の連中が押し掛けて参ります。
現在の交付金制度というのは、御存じの通り財政調整と財源付与と二つの機能を課せられているのであります。ところが、この地方財政平衡交付金制度についてていろいろまあ従来から非難があるのであります。それは総額の予算計上に当つて、例年のように国と地方団体との間に争いが絶えない。毎予算時期になりますと、地方団体の連中が押し掛けて参ります。
○国務大臣(本多市郎君) 二十九年度以後のことにつきましては、最前も申上げました通り、財政調整即ち財源の調整等もその前に行なつた上に方針を立てたいと考えておりますので、政府としてもまだ二十九年度の措置をどうするかという、定員定額でやるか、或いは現員現給でやるかというようなことも、まだ結論に達しておりませんが、いずれにいたしても、そうした措置がきまりましたならば、それに対応する中央の財政措置、地方の財政措置