1962-08-21 第41回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
一体先進国はどうして片づけておるかというと、御承知の通り西ドイツではマーシャル・プランによって経済復興というものがすべてこの土地の高度利用ということを目的として、労務者住宅が建てられ、今日の西ドイツを形成したことは御承知の通りであります。イギリスは戦後十七年間にわたって、ニュー・タウン法という強力な法律を作って、ロンドン八百五十万のうちの百五十万人口及び産業の集中排除を行いました。
一体先進国はどうして片づけておるかというと、御承知の通り西ドイツではマーシャル・プランによって経済復興というものがすべてこの土地の高度利用ということを目的として、労務者住宅が建てられ、今日の西ドイツを形成したことは御承知の通りであります。イギリスは戦後十七年間にわたって、ニュー・タウン法という強力な法律を作って、ロンドン八百五十万のうちの百五十万人口及び産業の集中排除を行いました。
○政府委員(内藤誉三郎君) 御承知の通り西ドイツやイギリスでは、満十七、八まで一週間に一日のパート・タイムの義務制を課しておるわけです。その場合に産業界と学校とが緊密な連絡をとってやっておる、日本では全部の生徒を、全日制の高等学校を義務制にするところまで参りません。
すでに御承知の通り、西ドイツ連邦鉄道初め諸外国では、この公共負担を国家補償にすべきものとして実施されつつある現状であります。これら諸外国もわが国と同様の事情によって鉄道等の企業が悪化して参ったからであって、何ら異なった条件にはない模様であります。 第三には、この公共負担を国家補償か受益者負担、すなわち、運賃でまかなうべきかの点であります。
大臣も御承知の通り、西ドイツの農業基本法の第一条の後半には、「農業従事者の社会的状態がこれと比較しうべき職業群と同等ならしめられるべきものとする。」とある。そして、御承知の通り、六千ないし八千の農業経営体の経営実績を集計し、かつ利用して、農業の現状に関する報告書、グリーン・レポートが出される。
たとえば皆さん御承知の通り、西ドイツのごときは中共も認めないが台湾も認めない、こういうのです。しかしそろばんはしっかりしておりますから、貿易だけは一億五千万ドルをこえるような貿易を年々歳々やっておる。金もうけはしっかりしておる。必ずしもアメリカに右へならえしていない。悪口を言うわけではないが、イギリスの態度はどうかというと、中国は承認しておるが台湾政府に対しては承認を与えていない。
そこで、そういう品物については、日本の今のレートでは低すぎるんじゃないかというような意見が、これは御承知の通り、西ドイツのエアハルト大臣が日本に来たときにそういうことを申しておったことがございます。
○政府委員(福田篤泰君) 御存じの通り、西ドイツもそれからイタリアも、敗戦以来新しい栄典制度に再出発しました。わが国におきましても、やはり敗戦という痛手を受けまして、新しい再出発、新憲法下におけるいろいろな制度が新しく生まれておるわけです。従って、栄典制度も当然新憲法、また新しい日本の再出発にふさわしいものでなければならぬ、そう考えております。
これは非常に重大な問題でありまして、大蔵大臣御存じの通り、西ドイツは三分の二は切り捨てて、三分の一は五年ないし三十年にわたって分割払いをするというので、西ドイツとアメリカとの間のこの種の問題が解決しておる。日本側としましても、現在の財政状況からいって、向こうが二十億とか三十億とかという膨大なことを要求されても、とても日本の財政では成り立たないと思うのです。
御承知の通り西ドイツは元来工業地帯でございまして、そしてこの地帯は戦後著しく工業の発展を見ておりますので、人口吸収も割合に楽である。それからドイツの非常に高度化した工業というものは、ヨーロッパにおいても商品のはけ口というものが日本から見れば非常に楽であるし、ことにフランスとの間にあの協定をいたしましたところから、関税の障壁等も非常に楽になっている。
それからいま一点は、ヨーロッパの問題でありますが、御承知の通り西ドイツに最近非常にドルが集中せられ、従って輸入が非常に各方面とも制限をせられておるような状態でありますが、これに対しまして日本の貿易が今後支障を来たすようなことはないかどうか、この二点をお聞きいたしまして私の質問を終りたいと思います。
○伊原公述人 ただいま十分な資料もございませんが、先生の仰せの通り、西ドイツの輸出というものは非常にふるって、外貨がどんどんたまってきておる。それもEPU諸国だけでなく、東南アジアの方まで出ておる。インドなどにおきましても、プラント輸出などについて現実の商売で日本の出ておるものと相当せっているということであります。
それからいま一つは、ヨーロッパでありますが、これは御承知の通り、西ドイツにこのドルが集中せられる傾向になりまして、本年の七月のごときは五十億ドルも西ドイツに集中をされていくわけであります。これが勢いドル不足の各国がこの輸入を制限せざるを得ないというような状況になるのでございますが、まずこの三点につきまして局長の所見を一つお尋ねいたしたいと思うのであります。
○木村(文)委員 私もくどいようでありますけれども、これは事きわめて重大でありまして、今、法眼参事官も言われた通り、西ドイツの例を見ても、私どもは非常に案じられる。口頭ではいけないというこの基本方針だけは、おそらくこの委員会の一致した意見であろうと思います。また、日本国民全部が、そういう世論を持っていると思います。
これは、今共産圏のアジア対策と西欧側のアジア対策との間におけるすき間にくさびを打ち込んできて、その産業上の指導権を握ろうとするのは、あなたが御存じの通り、西ドイツの進出です。
○松永義雄君 只今西ドイツの復興の理由の一つに労使協調ということを挙げられたのですが、御承知の通り西ドイツでは非常な多額の社会保障費を計上しておることはよく御承知だろうと思う。そうしてその社会保障費の中でいろいろたくさんあるでしようが、例えば住宅問題をとらえましても労働者住宅というものに対して非常に力を注いでおる。
何のためにないか、これは御承知の通り。西ドイツにはないか、ない。何のためにないか、御承知の通り。そういうような、やらなくてもいいような政策をちやんとしてあるからこそやらない。それを日本では最も貧弱な炭鉱であり、最も貧弱な経済の中にある日本が放漫なままで放置されておつて、そうしてストライキだけできないというのは非常に矛盾していると思う。
今日の朝日新聞にも表が出ておりますから、大蔵大臣も見ておられる通り、西ドイツの財政金融政策の成功は、完全にその困難にぶつかつてそれを克服して成果を挙げており、日本の財政金融政策の失敗というものは、何ものか他に依存しなければ立つて行けないような状態にまで今日国際収支を悪化させている。而も朝鮮事変の特需の段階において、これに対処する経済政策の失敗というものが余計その欠陥を深めている。
○福田(篤)委員 いわゆるグラントの贈与分につきまして私は西ドイツの例を調べて非常に反省せざるを得なかつたのでありますが、おそらく大臣も御承知の通り、西ドイツでは約千五百万ドルのグラントがある。これを難民大衆の住宅資金に充てています。日本では軍需産業が資金も枯渇し困つておりますから、軍需産業方面の資金に充てる。
○福田(篤)委員 お話の通り、西ドイツの場合は東独からの避難民の住宅建設あるいは収容所の建設に充てております。これはきわめて政治性の高い問題であり、よく理解いたしますが、しかし同時に日本に対するアメリカの意向というものと、ドイツに対するアメリカの意向というものが、根本的に食い違うはずはないわけであります。
御承知の通り西ドイツの今日の現状というものは、行つた人も行かない人も承知されておるところでございますけれども、ベルリンあるいはその他の大都会は、今なお戦災を受けたままの瓦礫の山を横たえております。しかるに、その瓦礫の山を横たえておるところのメイン・ストリートを一歩裏に入れば、そこには実にみごとな商店街あるいは勤労住宅街が建設されておる。