1958-02-27 第28回国会 衆議院 商工委員会 第10号
○阿左美委員 ごもっともとは考えますが、なかなか繊維製品と申しましても、各種多様でありまして、大臣の仰せの通り、絹、人絹だけをということにも参りませんし、どうも一応そういうことに考えられますが、日本レーヨン織物輸出振興会社という、今回できましたこの会社は、人絹の三銘品と申しまして、みんな統一しておるところの規格で、一産地が同じ織物を作っておるのですから、そういうような関係から、非常にこれはすべてのことが
○阿左美委員 ごもっともとは考えますが、なかなか繊維製品と申しましても、各種多様でありまして、大臣の仰せの通り、絹、人絹だけをということにも参りませんし、どうも一応そういうことに考えられますが、日本レーヨン織物輸出振興会社という、今回できましたこの会社は、人絹の三銘品と申しまして、みんな統一しておるところの規格で、一産地が同じ織物を作っておるのですから、そういうような関係から、非常にこれはすべてのことが
ところがそういうふうにおっしゃるならば、御承知の通り絹は火がつくからもう買いません、こう言っておる。明治以来盛んに向うでは愛用された。それに従って、こちらの工業過程までがそのようにしむけられてきた。そのものが今になったらもう火がつくから買いません、綿製品は安過ぎるから買いません、こら言う。サケ、マス、タラのカン詰めについてはけちをつけて関税を上げるという。
○小室政府委員 ただいま阿左美委員のお示しの通り、絹織物の輸出を振興することは非常に大事なことでございます。実はアメリカを中心として市場を開拓いたしますために、六百何十万という金を補助いたしまして展示会等をやる。これは相当の効果を上げております。実際問題といいたしまして、昨年は生糸は輸出数量が若干減ったが、大体それをカバーいたしまして、前年に比べて五割以上絹織物の輸出が増大しております。
○鈴木(義)政府委員 ただいま、過去の綿スフ織機及び絹人絹織機の更新の問題について御質問がございましたが、大体資料にお配りしてあります通り、絹人絹織機につきましては、昨年の更新が二万五千四百二十六台であります。それから綿スフ織機におきましては、一万一千八百二十一台であります。
ただ御承知の通り、絹織物は比較的そういう関係もないかもしれませんが、綿とスフ、毛とスフ、絹と人絹、いろいろな繊維が紡機の関係でも織機の関係でも入り乱れて使用されておるというような関係もありまして、どれか一つの業種だけの問題として片づけるわけにいかない、そういうことで今の中間報告の趣旨を尊重しながら、具体的に円満に過剰設備を処理できるような一つの法案を、早急に取りまとめたいと思って現在検討中でありますが
そこで私どもといたしましては、前々からたとえば絹、人絹織物にいたしましても、あるいは綿織物にいたしましても、零細企業の技術の遅れたところの工場がどんどんと拡張されておる、しかもその資本力たるや微々たるものである、このような経営が続々と生れて来た場合には、日本の円滑な生産関係というものをまつたく混乱に陷れるのではないかと危惧いたしておつたのでありますが、御承知の通り絹、人絹におきましても、あるいは綿織物
○政府委員(記内角一君) 御承知の通り絹人絹織物の輸出の面につきまして国営検査を実施いたしておりますが、併しこれはいわゆる委託検査でありまして、強制検査にはなつておりません。従いまして検査を受けなくてもいいような建前には相成つております。
○國務大臣(大屋晋三君) お説の通りでありまして、綿は消費税一割でございまして、絹、人絹は御承知のように四割の税金になつておりますが、商工省の、私の考えといたしましては、御承知の通り絹、人絹の方の税金は一割ぐらい下げて貰つて三割ぐらいにしたら適切ではないかと考えておるのであります。