1962-02-20 第40回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
それはあなたのやっておる土地の分譲その他がおくれたとか、適地でなかったとか、あるいは予定通り移民が来なかったとか、いろいろな理由があると思う。思うけれども、これだけの資金を動かしておる移住会社としては、以上の結果はあまりにも少な過ぎると思う。局長は、あなたは今にも立とうとされるが、これはりっぱな成績だとお思いですか。
それはあなたのやっておる土地の分譲その他がおくれたとか、適地でなかったとか、あるいは予定通り移民が来なかったとか、いろいろな理由があると思う。思うけれども、これだけの資金を動かしておる移住会社としては、以上の結果はあまりにも少な過ぎると思う。局長は、あなたは今にも立とうとされるが、これはりっぱな成績だとお思いですか。
○牛場政府委員 ただいま粕谷さんから御説明申し上げました通り、移民を伸ばしていく上におきましても、企業移民というようなことが必要だということは、私ども深く感じておるところでございまして、そのために移民会社において、相当の金を用意して貸し付けることになっておるということを聞いておる次第でございます。一般的な問題としまして、企業進出につきましては、おそらく合弁の会社ができる場合が多いわけであります。
○内田政府委員 お説の通り、移民を受け入れる国におきましては、ほとんどこの制度をしいておることは事実でございます。やはり永住を目的とした者を受け入れます以上、治安上の角度などからやるのがおもな理由だろうと存じますが、この制度をとっておりますのは、必ずしも移住を受け入れる国だけではございません。
ただいま御指摘のございました通り、移民保護法は現在でもまだ生きております。しかしこれもおっしゃいました通りにほとんど死文化といってもいいと思います。この移民保護法の中には移民を取り扱いまする、移住者を取り扱いまする団体につきましては、これは外務大臣の許可事項になっているという規定もございますけれども、実際問題として移民保護法それ自体を適用することが非常に困難でございます。
○政府委員(高橋通敏君) この点につきましては、やはり日本からブラジル向けに参ります場合に、ただいまのお説の通り、移民とかその他の関係が、スイスに参りまするよりも、そちらの方がより需要が多いというようなこともございますので、将来の目標としてそのようにしたわけであります。
ただ田原さんもよく御承知の通り、移民問題は非常に必要なことであり、ぜひ積極的にやらなければならぬ問題でありますが、十分準備を整え、具体的な措置を講ずる必要があるのでありまして、これが十分にできておらないというと、かつてずいぶんあった移民あたりでも、せっかく行って失望をしたり、あるいは非常な困難に遭遇したという例がございます。
今おっしゃる通り、移民だけでなくて貿易がすぐ始まりましょう。貿易に対する協定を向うも要望し妥当と思っておる。これは当然だと思う。
○白川一雄君 南米の方は御承知の通り移民の問題とも関連しておることでありますが、聞くところによると、最近は農業移民というのはほとんど希望が持てない。工業移民でなければいかぬということを聞くのでありますが、やはりこれに並行していくのはプラントと人とが一体になった投資をしていかなければ実現しないのではないか。
なおこういう関係から、農林省及び外務省との間に責任を回避すべきでない、進んでみずからの持っておる所管事務の権限において業務を遂行したいという熱意から意見の食い違いがあったことは事実でございますが、資料の中にも書いてございます通り、移民行政に関しては閣議の了解事項があり、会社の運営に関しては同じようなことがあり、審議会については審議委員の構成に当っては、農林省と外務省と十分相談をして政府においてこれを
○吉川政府委員 石坂委員のただいま御指摘になられました通り、移民が出発に際して土地を処分するという場合に、いつもいろいろ問題を起していることは事実でございます。
○園田政府委員 そういう点につきましては、しばしば申し上げます通り、移民協定を急ぐとともに、政府といたしましても、在外公館の配置人員の変更あるいは技術官の配置あるいは本省における移住局の拡張などと伴って、そういう点に逐次努力いたしたいと考えております。
それは仰せの通り移民の問題あるいは文化の問題等、本来の外交の付随物か何かのごとく取り扱われておったような点、謙虚な反省をいたしております。
ちなみに申し上げますが、御承知の通り移民には二つございまして、集団的に参ります開拓移民と申しておりますが、そのほかに雇用移民といいまして、向うに行って使用人になる移民でございます。この二つがございますが、アマゾン移民の方は主として前者、すなわち開拓移民の方が大部分でございます。
それから政府の移民政策を彼が負担することによって生じたマイナスと言いまするのは、御指摘の通り、移民早々、送り出し早々にウナ事件のおいていったものの質がよくなかった関係上、ストライキとなって脱耕して、その責任を全部松原氏がかぶせられるような結果になったのであります。
まず第一に、敗戦によつて一度出直さなければならない移民問題を、政府はどのように考えておるか、たとえばアメリカは、御承知の通り、移民法を改正して、多年門戸をとざしていたものを好意を持つて開いてくれましたし、ブラジルはアマゾン移民、あるいは松原移民等、すでにブラジル政府の好意が表わされておるのであります。
以上のように、産業振興によりまして就職の機会を増加することは、青少年の就職を促進するための積極策でありまして、広く人口問題の解決策となるので、現在の日本のように人口の多い国は、積極策といたしましては、産業興隆が必要であると共にもう一つ問題があるのでありまして、それは何であると申しますならば、これは先ほど三好君が言われました通り、移民の問題があるのであります。
○宮崎説明員 人口問題につきましては、お説の通りきわめて重要な問題でありまして、民族の将来の問題であり、また国家の将来の問題になるわけでありまして、お説の通り移民等による問題もありますけれども、これは簡単に解決できない問題であります。
○倭島政府委員 今御説明申し上げましたように、日本人に対する考え方がたいへんわれわれにとつてけつこうな方向に動いて来たということに対しては、たいへんわれわれも喜んでおる次第でございますが、御存じの通り移民法の問題については、米国の国内法の問題としていろいろ問題のあつたこともございますし、こういうふうにわが国に対する感情がたいへん改善せられたということは、まことにけつこうなことだと思つておりますが、しかし
○館説明員 ただいま御指摘の通り、移民の効果につきまするいろいろな多角和的な御見解、特に現下の情勢といたしまして、その社会的、心理的な影響につきまして、私はまつたく同感に存ずる次第でございます。