1961-10-17 第39回国会 参議院 外務委員会 第4号
○政府委員(関守三郎君) 今申し上げました石油ですとか、それからニッケルですとか、そういうエクストラクティング・インダストリー、そういうものはだんだん——インドネシアは、御承知の通り、社会主義の傾向が非常に強いのでございますから、どんどん今まで民営であったものも国営に直しておるというわけでございます。
○政府委員(関守三郎君) 今申し上げました石油ですとか、それからニッケルですとか、そういうエクストラクティング・インダストリー、そういうものはだんだん——インドネシアは、御承知の通り、社会主義の傾向が非常に強いのでございますから、どんどん今まで民営であったものも国営に直しておるというわけでございます。
社会主義農業に将来持っていくための過渡的な法律だということでございますが、しかりとすれば、私が先ほど申し上げました通り、社会主義農業というものはすでに東ヨーロッパその他において試験済みではないか。農地の集団化は失敗しておる。しかし、社会主義農業というものを学問的、現実的に考えれば、これは集団化をやらざるを得ない。
インドなんかは、御承知の通り社会主義的な国でございますから、原料は非常に安く入っておりますし、中共は前申しましたような関係、香港におきましては、相当原料的に自由であるし、また生産コストが安いというようなことでありますので、私は操短と、それから何とが、直接関係はないように考えます。
これは非常に大きな問題でありまして、御承知の通り社会主義は電化からというのがございまして、電化が基本的な中国の問題になっております。その場合に、今ならば日本の技術も日本の資材も相当入り得る根拠があるのであります。鉄鋼でもやはり同じような条件があります。そのようにいろいろと各日本の大きな産業と根本的に関係を結び得る条件は実は中国にもあり、日本にもあるわけであります。
これらの国の何割かは、御承知の通り社会主義政権でございます。また長い問貧乏をし苦しんでおった政権でありますから、保守党の諸君よりか社会党に感覚的に近いものがあることは諸兄の御存じの通りであります。
ところが今言つた通り、社会主義的のイデオロギーと資本主義的のイデオロギーが多少接近しております。アメリカの資本主義であつても、重税をとつて社会政策をどんどん行う。日本でも産業資金というもので今度は産業をまかなつて行つて、やはり農地改革とかあるいは河川工事とかいろいろに用いておりまして、これは社会政策を大いに取入れて、修正資本主義を実際に行つているわけであります。
御承知の通り、社会主義は常に平和を愛し、軍備と戰争には反対するものであります。
そこでその起源といたしまするところは、御承知の通り資本主義はジョン・スチュアート・ミルから段段発達いたしまして、いわゆる約百年前に御承知の通り社会主義の理念と相錯綜して、ここに後退を段々しかけまして、昨今は聊か國民大衆、若い人々は社会主義の理念の方に共鳴を持ちたがる傾向があるのであります。
(「その通り」「社会主義政策の行詰りだ」と呼ぶ者あり) 一体、片山内閣の國政運営ぶりを拜見いたしておりますと、議会が今開かれておることをお忘れになつておるのか、あるいはまた國政運営の焦点をずらしておられるかと思われるような点が少くないのであります。すなわち國会開会中でありますが…… 〔発言する者多し〕