1963-03-07 第43回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
○橘説明員 お尋ねの通り、真珠母貝は非常に水温の影響を受けやすい貝でございますが、これにつきましては、従来から冬季、非常にそういう低温の予想される時期には、できるだけ水温の低くないところに、たとえば避寒しますとか、あるいは異常低温の予想される場合には、その水域を避けて避難をいたすというふうな指導をして参っているわけでございます。
○橘説明員 お尋ねの通り、真珠母貝は非常に水温の影響を受けやすい貝でございますが、これにつきましては、従来から冬季、非常にそういう低温の予想される時期には、できるだけ水温の低くないところに、たとえば避寒しますとか、あるいは異常低温の予想される場合には、その水域を避けて避難をいたすというふうな指導をして参っているわけでございます。
伊勢湾のときには、御承知の通り、真珠、ウナギ、金魚、ボラ、カキ及びノリ——金魚を入れることではずいぶんいろいろ論議もありましたが、愛知県等の特殊性からこれを入れたわけですね。これは「真珠、うなぎ等」と書いてありますが、具体的には何と何とを入れられる予定ですか。
御承知の通り、真珠は日本におけるところの重要輸出の特産品であります。それでどのくらいの程度まで真珠は養殖するかということを政府は計画を立てておられると考えておるのであります。その計画に対して、伊勢湾台風のためにどのくらいの損害を受けて生産率が減ったのか、また今回の災害によってどのくらいの生産が減る見通しであるか。生産が減じてきたならば真珠の価格に影響を及ぼしてくる。
さらにオーストラリアとの問題は、御承知の通り真珠採取法というもので制限されまして、そして日本の漁船がオーストラリアのあの大陸だなにおいて活動できない。この問題については、へーグの国際司法裁判所に日本側が訴えることを要請したのに対して、オーストラリアもこれに同調したにもかかわらず、今もってこの国際司法裁判所がこれを取り上げて、判決までに至っておらない。
御承知の通り真珠は我が国の輸出品といたしまして、極めて重要なる地位を占めておるものでありまして、これが品質の向上と優良品の増産を図ることは国策的見地から極めて緊要であることは申すまでもありません。 〔副議長退席、議長着席〕 本案はこの目的を達するために提案されたものでありまして、主なる点を要約いたしますると、大体次の五点に帰することとなるのであります。
大臣も御承知の通り、真珠養殖事業法は過般衆議院を通過いたしまして、ただいま参議院の万に送付しておりますが、近日中に参議院も通過する見込みであります。同法案は、内容といたしまして四つの柱から成り立つているのであります。その一つは真珠研究所であり、第二の柱は輸出検査の問題であり、第三の柱は真珠母貝の増殖助成の問題でありますが、第四の問題が実はあの法案の骨子になつております。
御承知の通り、真珠と真珠を用いた製品とに対しては、物品税法によりまして第一種甲類に属せしめまして、従来従価百分の七十の税率で課税することにいたしておつたのでありまするが、今回物品税法の改正案といたしまして、税率を百分の五十に引下げまするとともに、真珠を用いた製品のみを課税の対象といたしまして、真珠そのものに対する課税はこれを廃止することといたしたのであります。
○家坂説明員 この真珠につきましての金融の問題につきましてお答えいたしたいと思いますが、お説の通り、真珠は生活必需品に限られたものでもないと考えますが、しかしこれは日本の特殊生産品といたしまして海外には相当長い歴史をもつて輸出せられておりまするので、しかもこれが生産費というものも、資材もそうたくさんはいりませんので、そういつた観点からしまして、水産物の輸出品としましては、私どもはやはり保護育成して行
次は、第十九條、第十九條は先程御説明しました通り、真珠養殖業の優先順位をひび建養殖業と同様にします関係上、ここで優先順位をこまごま書いてあります点を一切削除いたしておるのであります。