1962-03-14 第40回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
御案内の通り、畜産は農業生産における生長部門の太い柱でありまして、今後もこれは大いに振興しなければならない。もちろん国の予算を増額することのみが畜産振興になるとは存じませんが、少なくとも予算を編成する際の気持としましては、この畜産の経費についてはこういう規定のあるなしにかかわらず、その充実にはできるだけ努力して参りましたし、またそういったような考え方でおるわけであります。
御案内の通り、畜産は農業生産における生長部門の太い柱でありまして、今後もこれは大いに振興しなければならない。もちろん国の予算を増額することのみが畜産振興になるとは存じませんが、少なくとも予算を編成する際の気持としましては、この畜産の経費についてはこういう規定のあるなしにかかわらず、その充実にはできるだけ努力して参りましたし、またそういったような考え方でおるわけであります。
たとえば農業の一部でありますところの御承知の通り畜産の一部等につきましては、養鶏で言いますと、今までだれもが想像しなかった十万羽養鶏というものが簡単に両三年の間に変化を来たしております。蚕糸においてもそういうことがいわれます。
○河野国務大臣 すべて川俣さんのおっしゃる通りですが、御承知の通り、畜産にしましても、果樹園芸にいたしましても、政府としても、果樹園芸局をこの議会でお願い申し上げておるというようなことでございまして、一般果樹園芸について、確かに菓子よりもくだものの方が安いのだ、事実産地において安いのだ、安いのだからもっとたくさん食べてもらった方がいいんだ、その通りに私どもも考えて行政を進めておるのでございますが、これは
いつでも損するという形で、買ったときよりも売るときが高く上がらない、上がらないでそれを持っておるというようなことのないように、御承知の通り、畜産物につきましては輸入についても自由にいたしません。いたしませんから、輸入についても大いにチェックすることにして、需要供給の関係を海外よりの輸入についても相当考慮する。
この例で示します通り、畜産卒業を開始するにあたりましての施設費の重要性というものは、きわめて大きい問題であるわけであります。西独ほどでなくても、せめて近代化資金というようなルートを開かれまして多少の前進はされましたことを喜んでおるのでございますが、それにいたしましても、七分五厘の金融で専業がペイするというような農業経営ではないことを残念といたす次第でございます。
参考人の皆さんのお話にありました通り、畜産の振興といい、あるいは価格の安定といい、畜産というワクの中だけでものを処理しても、これはとてもできるものじゃない。やはり、国全体の経済の総合施策の中で畜産をどういう位置に置いてどういうふうにこれを安定させるかという、総合施策の集約されたものがそこに合理的に出てこなければ、適正な形で出てこなければならないと私は思うのです。
○森(茂)政府委員 一応各生産物別にあるいは需要供給の見通しを立てまして、ただいま御指摘の通り、畜産が三倍とかいろいろ積み上げ作業の案を各部局で検討中でございまして、もちろんこれは農業基本法におきまする農政審議会の御意見等もきまって参りますれば、また作業のいろいろなデータの持ち寄りで決定されることと思いますが、そういう点等も見計らってきめていかなければならぬ問題だと思っております。
○河野国務大臣 御指摘の通りでございまして、実は御承知の通り、畜産の保険にいたしましても非常に低度のものでございます。よほど拡充して参らなければならないと考え、せっかく検討中でございます。その他果樹園芸等につきましてもお話しの通りでございますが、これには農災関係が非常に微弱でございます。従って、これらについても農業保険の制度を何とかして考慮いたさなければならぬだろう。
機構改革につきましては、実は、果樹、園芸、蔬菜というものは、御承知の通り、畜産とともに新しく農村の方面において非常に強く要求されておる点でございます。従って、これらにこたえまして、新たに果樹、園芸、蔬菜を管掌する一局を作って、もっぱらこれが奨励に資したいということにいたして、せっかく関係方面と話し合いをいたしておるところでございます。
さらに最後の問題点として、最近御承知の通り畜産事業団というようなものを作って、これが従来の酪農基金というものと合わせて、これが場合によって酪農製品、肉類の買い入れ、貯蔵、保管をしつつ市場の調整に当たるというようなことも考えておるわけでございます。
その意味におきまして、施策化し得ることは、法文であろうと、行政措置であろうと、その他の間接的に影響を及ぼし得ることでありましょうと、できる限りのことを努力したいのでありますが、御承知の通り、畜産物あるいは家畜につきまして、流通機構が非常に未整備でございますので、生産農家から消費者に至りますまでの流通の過程の重要な駅とでも、ステーションとでもいうべきところの整備を、中央卸売市場また集散地の販売施設、産地
○政府委員(安田善一郎君) 流通対策、価格対策、飼料対策等が少し弱い、まだ未解決である、こういう点は、今後努力しなければならないじゃないかという点については、ほんとうにそうでございますが、御承知の通り畜産関係におきましては、従来この面において、他の農林水産物と比較しまして、一般的に申しまして非常におくれがございます。後進性がございます。
御承知の通り畜産は今のところは農家の経済からいえば、果樹よりは少なくとも全体としてウエートが違う。たとえば蚕糸と比べてごらんなさい。決して果樹の比重が小さいとはいえない。その蚕糸は局ができているじゃないですか。これはもちろん蚕糸局を小さくしろとかなんとかいうわけじゃない。
ただ、今御指摘になりました通り、畜産局といたしましては、従来の生産の上昇性もしくは特定の地域に対しまして牛を導入するという場合に、局所的にはこれこれの輸入をしたい、あるいは増産をしていきたいというめどはありますけれども、今御指摘になりましたことが、もしもそれが計画経済的な資料でございますと遺憾ながらございません。
しかし、この競馬益金は、御承知の通り、畜産の奨励もしくは社会保障等の経費に充てると、こういうふうになっておるのですが、できまするならば、改正して、これは全部酪農に実は当分のうち使わせていただきたい、こういう構想でやっておりますが、いずれ関係者ともいろろい相談しなけりゃなりませんから、成案を得た後にまたお諮りいたしたいと思います。
○清澤俊英君 それから、特技普及員並びに専門技術員として考えられるものは、技術員の種類ですか、今も言われた通り、畜産だとかあるいは果樹だとか、そういう特技の種類が幾つあるのですか。
そうして、この畑作の問題は、申し上げました通り、畜産振興の問題と不可分的につながつている課題でありますので、この問題に対してどう対処していくかというところに、今後の農政の新しい基本の線が出て参るべき点があるというふうに考えられるのであります。
それから千土地利用の関係で、今年の予算におきましても、土地利用の調査ということをやることにいたしておりますが、これにつきましては、もちろん耕地もありますが、耕地だけではなく、御承知の通り畜産、畑作というようなことも政策として取り上げておりますので、草地改良というようなことに適しているものについては、飼料の自給化という問題から、草地の造成ということに力を入れたいということで、この方面の予算なども、昨年
○委員長(堀末治君) この問題については、先ほど清澤君のお話のあった通り、畜産局長から、今厚生省の事務当局と折衝中だから、委員会であまり質疑を続行されると厚生省に刺激を与えては困るから、もう少し待ってほしい、こういうのが実情であります。
○政府委員(谷垣專一君) 畜産会は、御存じの通り、一昨年の秋でしたかにできたものでございますが、御承知の通り、畜産関係はいろいろな団体が分立をいたしております。でありまして、これはやはりまずいのでございまして、何らか畜産関係の諸団体が一つのところに固まっていって、そうして畜産の振興に当ってもらいたい。
そうしなければ計画通り畜産の伸びが確保できない、こういうことになるので、私どもの方としては、必要なものはどうしてもある程度輸入にたよらなければならない。しかし基本は自給七割、農家の経営によって自給七割ということを目標にして指導をしておるのであります。
ただここでつけ加えて申し上げておきたいと思いますことは、米麦はもちろんでございますけれども、御承知の通り畜産その他の点に重点を置いてこの予算は編成することに——これは私が前にも申し上げました通りに、多少農林行政が米麦に重点が置かれ過ぎまして、農家経済全体の点から参りまして、農家経済立て直しについて考えなければならぬ点がある。