1956-12-01 第25回国会 参議院 外務・農林水産委員会連合審査会 第2号
○国務大臣(河野一郎君) 今、お話しの転換漁業は、むしろ以西底曳き等の転換をするとか、ないしはまた沿岸漁業、もしくは近海漁業で一部この方面に新しい漁場、有利な漁業が起って参りましたので、御承知の通り独航船としてこれに従事するということでございまして、これはまあよく御承知のことと思いますから、もう深くは申し上げません。
○国務大臣(河野一郎君) 今、お話しの転換漁業は、むしろ以西底曳き等の転換をするとか、ないしはまた沿岸漁業、もしくは近海漁業で一部この方面に新しい漁場、有利な漁業が起って参りましたので、御承知の通り独航船としてこれに従事するということでございまして、これはまあよく御承知のことと思いますから、もう深くは申し上げません。
そこで私どもは、かねて申し上げた通り、独航船の船主を呼びまして、二重契約についてどちらに所属するかということを一々確かめたのでありまして、本人の意思に従つてきめて行つたのであります。その間いろいろ事務的な手続きをとつたのでありますが、結局独航船の船主としては、二月十日までにはつきりした意思を表示しておるのであります。従つて独航船の船主はAならA、ABならABという母船を選んでいるわけであります。
ただ事務的には、現在のところ許可の申請をしておられる独航船が重複をしておるような状態でありますが、しかしそれがいずれに真の意思があるのであるか不明確でありますので、これはただいま水産長官がお答えいたしました通り、独航船の真の意思がいずれにあるかということを確かめまして、そうすればおのずからはつきりして来るわけでありますから、そうした上で厳正公平に判断を加える、その最終の段階が近づいておるわけでありますが
御承知の通り、独航船側が盛んに争奪戦に便乗して非常に厖大な契約金をふつかけてやつておる。そういうことが二重契約という形になつておる。従つてこれをこのままで放置すると、それがいつまでも繰返されるという事態が起つて来る可能性がある。
○清井政府委員 ただいまのお話の通り、独航船につきまして検査をいたしますと同じ趣旨によつて、母船についても検査をいたさなければならぬものと思つておるのであります。これはできる限りすみやかに実施をいたしたいと思つております。