1957-10-10 第26回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第11号
三十二年度の予算編成におきましては、一方において減税ということがありまするし、そういうこともありましたので、米価についても改訂したらどうかというふうなことが議論になったことは御承知の通りだと思うのでありますが、特に米価につきましては、ただいま申しました通り、消費者家計も相当程度向上してきておる、また生産者価格と消費者価格とを完全に分離しておるといったようなことも価格体系の上から合理的でないということもありまするし
三十二年度の予算編成におきましては、一方において減税ということがありまするし、そういうこともありましたので、米価についても改訂したらどうかというふうなことが議論になったことは御承知の通りだと思うのでありますが、特に米価につきましては、ただいま申しました通り、消費者家計も相当程度向上してきておる、また生産者価格と消費者価格とを完全に分離しておるといったようなことも価格体系の上から合理的でないということもありまするし
それから物価指数を何ぼに押えていくか、その物価指数の裏づけになる米価を一体何ぼに押えていくかということが、予算編成の根本的な問題でありまして、この予算編成の基本問題になります米価をきめずに——その米価はきめずではない、きめてはありますが——この説明によるとその次に(イ)の欄に「米につきましては前年度に引き続きまして事前売り渡し申し込み制度を実施して集荷を確保するとともに、配給につきましても従来通り消費者家計
ところがあなたの説明によると、従来通り消費者家計の安定をはかることを本旨とする方針でありますというから、これは消費者米価は上げないという方針ですか。その点どうです。
最後に、食糧管理制度につきましては、まず昭和三十二年産米につきましては、三十年産米以降実施して参りました事前売り渡し申し込み制度を引き続き実施いたしまして集荷を確保するとともに、配給につきましては、従来通り消費者家計の安定をはかることを本旨とする方針でありますが、米穀の需給事情、消費者の家計、国の財政等の関係を慎重に見きわめ措置の適切をはかることといたしまして、食糧管理を合理化するための調査会を設け
集荷につきまして、現行の事前売渡申込制度を実施して参るつもりでございますし、配給につきましても、従来通り、消費者家計の安定をはかるということを本旨として参りたいと、こう考えておるのでございます。ただ三十二年産米の集荷数量は、最近の実績等ともかんがみまして、二千七百万石という予定にいたしました。
最後に、食糧管理制度につきましては、まず昭和三十二年産米につきましては、三十年産米以降実施して参りました事前売渡申込制度を引き続き実施いたしまして集荷を確保するとともに、配給につきましては、従来通り消費者家計の安定をはかることを本旨とする方針でありますが、米穀の需給事情、消費者の家計、国の財政等の関係を慎重に見きわめ措置の適切をはかることといたしまして、食糧管理を合理化するための調査会を設け、十分に