1961-04-26 第38回国会 衆議院 内閣委員会 第31号
○西村国務大臣 御存じの通り海軍あるいは空軍というものは、陸上より発生がおくれております。また非常に財政力も要するものもある部分もあるのであります。従って海空の方は、もし日本がもっともっとより均衡を強くバランスをとるつもりがあるならば、私はいま少し海空は伸ばさなければならぬが、しかしそれかといってはたしてそれをやることがいいか悪いか、それも一つの疑問に思います。
○西村国務大臣 御存じの通り海軍あるいは空軍というものは、陸上より発生がおくれております。また非常に財政力も要するものもある部分もあるのであります。従って海空の方は、もし日本がもっともっとより均衡を強くバランスをとるつもりがあるならば、私はいま少し海空は伸ばさなければならぬが、しかしそれかといってはたしてそれをやることがいいか悪いか、それも一つの疑問に思います。
空幕には御承知の通り海軍出身の空軍将校もおるのであります。これについてアメリカのスコツトという空軍少将がこう言つております。日本はアメリカの悪いところをまねしておる、世界で一番ぜいたくな軍備を持つておるアメリカのまねを世界で一番貧乏な日本がしておると述べておる。私はこの問題についていろいろ調査しますと、海軍の幕僚が反対をして、この意見がいれられなければ辞表を出すというところまで硬化をした。
曽つて、あなた御存じの通り海軍シーメンス事件というものがありましたが、あのときには山本権兵衛、当時の内閣総理大臣がそのために責任を引いて闕下に骸骨を乞うたということを、私、記憶がある。私ども考えると正にその通りである。いわゆるシーメンス、シユツケルト会社が、贈賄ということでなくて、今日のやつぱりリベートといつてとつた。それでもその当局が責任をとつてあのようにいたしたのです。
私は先ほども申した通り、海軍も空軍も一挙に引揚げてもらうというふうなわけではありませんが、とにかく国内における治安という問題につきましては、木村保安庁長官以下大いに保安隊を訓練しまして、国内の治安維持のために努力されておつて、責任が持てる、こういう段階になつておるということは、ただいまお聞きの通りである。
なおこの請願にございまする大村には、御承知の通り海軍の航空隊の施設が相当残存しております。これを利用することは非常に時宜に適したものと存ずるのでありまして、航空庁としましても大村の航空施設を利用しまして、できれば来年度、二十七年度にこの飛行場の設置をいたしたいと、ただいま二十七年度予算に要求をいたしております。予算が認められましたならば、この飛行場を早急に設置いたしたいと考えております。
そこで特にこの扱い方に対してはあなたも御指摘のありました通り、海軍のほうは旧令に基きまして年齢の制限ということは取外してありました。ところが陸軍のほうは年齢の制限が旧共済組合の内規にあつたわけです。
○岸本政府委員 仰せの通り海軍の方につきましては、五十才にならなくとも二十年以上勤続していれば、一応資格は発生いたします。
○梅村證人 それは海軍に施設部というものがございまして、施設部からその工事の実施命令がございますれば、それによつて各業者がやつておつたのでありますが、御承知の通り海軍工廠は非常にややこしいので。