1950-04-10 第7回国会 衆議院 地方行政委員会公聴会 第1号
それから鹸水ヨードでありますが、これはめずらしいもので、あるいは初めてお聞きになるかも知れませんが、従来日本では御承知の通り海草からヨードをとつておりましたが、もう海草からでは国際商品として、とうてい太刀打ちできない事情になつております。これは主として千葉県その他天然ガスの出る所に出るのでありますが、地下水の中にヨードを含んでおりまして、それをとることを最近非常にやつております。
それから鹸水ヨードでありますが、これはめずらしいもので、あるいは初めてお聞きになるかも知れませんが、従来日本では御承知の通り海草からヨードをとつておりましたが、もう海草からでは国際商品として、とうてい太刀打ちできない事情になつております。これは主として千葉県その他天然ガスの出る所に出るのでありますが、地下水の中にヨードを含んでおりまして、それをとることを最近非常にやつております。
なぜそうかというと、あわびは御承知の通り海草でも上等のものを食べるのであります。こんぶかわかめのような上等のものを食べる。ところが寒さが参りますと、こんぶもわかめもつかないのであります。結局食糧がないから、このあわびがやせ衰えて、ひよろひようになつて、上つて来る。そこでその漁師の人々がふだんわかめとこんぶのついているところへ行つたところが、雑草が一ぱい生えていて、わかめとこんぶが生えていない。