1963-02-20 第43回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第4号
しかし、お説の通り、油の問題は非常に重大でございまして、私は今の通産行政のうちで油の行政が、あなたのおっしゃるような意味において、おそらく今後一番方向づけをしなければならぬ、考えてみなければならないものだと思っておりますので、私は次の予算編成期までには少なくとも抜本的な、石油供給安定基金も、むしろあの時分考えておったよりはもう少し前進したものにあるいはしなければいかぬじゃないかということも含めて、今熱心
しかし、お説の通り、油の問題は非常に重大でございまして、私は今の通産行政のうちで油の行政が、あなたのおっしゃるような意味において、おそらく今後一番方向づけをしなければならぬ、考えてみなければならないものだと思っておりますので、私は次の予算編成期までには少なくとも抜本的な、石油供給安定基金も、むしろあの時分考えておったよりはもう少し前進したものにあるいはしなければいかぬじゃないかということも含めて、今熱心
そこで、先ほど来私申し上げている通り、油の値段というものは、昭和二十七年が一キロリッター当たり八千六百円であったものが、三十四年十二月には五千七円八十四円まで下がっているのです、実際問題として。しかも、国際的なカルテルの考え方というものは、でき得る限り油の価格というものを、これからも引き下げていこうという考え方があるようであります。
○菅野国務大臣 御承知の通り、油はあらゆる産業のコストに入りますので、従って石炭よりも油が安いということであれば、それだけあらゆる産業製品が今後安くなる。それが将来輸出を盛んにするということになりますので、そこらの点を考えて、重油がどんどん入ってきても、またそれによって日本全体の輸出品が格安になる。
従ってこういう分が出るのであって、来年度においても、さいぜん運輸省から御説明の通り、油はもっと要るというお話がありました。ことに本計算の基礎はガソリンによって計算をいたしておりまするが、政府の提出せられました資料においては、重油並びに軽油については詳細な資料が提出されておりません。
○国務大臣(吉野信次君) 詳しいことは通産省当局から言う方がいいと思いますが、しかし今お話の通り、油というものは運輸省の行政に非常に影響がございますので、私から簡単に申し上げますが、大体その足らない半分はチャーターしておるわけでございまして、幸い、チャーターしておりますと期限がございますので、今ああいう事態になってもすぐチャーターが解かれるということはございませんか、しかし更改期がぼつぼつやって参りますので
ただいま申しました通り、油の総需要量から必要な大豆を算出いたしまして、国内大豆の生産出回りを見てから輸入する、こういう考え方でございます。ただいま部内で相談いたしておるのであります。来年度の総輸入必要量については、決定いたしておりませんので、しばらく御猶予いただきたいと思います。
従いまして今度は新しい会社を作って従業員もくっつけて仕事をするわけでありますから、五カ年計画のうちの前半の、たとえば一年、二年をやってみたところが予定通り油が出ない。
そこが非常に大きな被害を受けておりまして、その他の所は御承知の通り油でありますので、海水の表面に浮び上りますときには非常に広範囲に分布いたしまして、至る所、網の張ってある所はほとんど全部がその被害を受けた、こういう状況でございます。 ノリの品質そのものを検討いたしますのには、まず第一にノリの色であります。その次にはノリのかおりであります。
御存じの通り、油の出ます量は水の十分の一以下であります。すなわち非常に大量の水が地下から出ております。この水中のリチウムの含有量は、大体当時概算いたしまして一日約十トンぐらいでありますが、リチウムートンの値段を調べてみますと、一トン大体七百五十万円であります。この分析は私その当時どんどんやろうと思つたのでありますが、帝大の南教授のところへ持つて参つたのであります。
われわれとしましては、今冷凍まぐろにつきましては、ただいま申しました通りの見通しでありまするし、またカン詰につきましても、先ほど申しました通り、油づけカン詰の課税の引下げを条件としましてといいますか、そういう先方の方法と相まつて、わが国の方からの塩水づけのカン詰の輸出の抑制の方法を講ずる。この場合におきまして、油づけカン詰の数量の見通しとしましては、大体百万籍程度はどうしても確保したい。
事業費から規定外の給與を支給した点につきましては、先ほども申し上げました通り、油糧公団の定員が非常に少くて、それに対する予算も非常に少い、しかも事業分量は年々非常に増加いたしまして、二十四年度におきましては、当初の約二倍くらいの取扱い数量になつておるのでありますが、それにもかかわらず、予算が非常に少かつたというので、こういう経理をしたことになつたわけでございます。
ところがいかんせん、戦後における大豆の供給状況は、大体中共大豆というものが目下のところ期待し得ないという状況でありますので、やむを得ずアメリカから高い運賃をかけて、しかも油の含有量等から申しますと、必ずしも満州大豆に比べていいというわけには行かないのでありますが、こういう情勢からアメリカ大豆を輸入しておるというような関係から、どうしても自然戦前における物価指数等から比較してみましても、御指摘の通り、油
しからばどこにその点を置くかといえば、先ほど松田委員からもお話のあつた通り、油あるいはこの漁期に向つて貨車賃を三割も値上げをしようと国鉄がもくろんでおります。社会党内閣で二倍になり、わが党内閣になつて八割も上げ、さらにまた三割も上げる。このようになつておる。電力料金も上り、石炭も上りして、また貨車賃が上る。
御承知の通り油はタールあるいはクレオソート、そういうようなものを混合して使用しておつた時代もあつたのでありますから、このC重油をB重油に混合して使うということはこれは上々でございます。少くとも四万トンのC重油が滯貨をしておる、そうして製油業者は一日も早くこれを売りさばきたい、こういうようなことであせつておる。
戦時体制以来いろいろ供出が政府の計画通りに自由にして置いてはいけないというので、こういう統制が行われて来たのでありますがう今申しました通り、油さえ集荷すればそれで目的が達成されるのでありますから、これは関係方面に強く主張をいたしているのでありますが、十分考慮いたしまして、できるだけ速かに皆さんの御意見のように、油さえ取れればいいではないか。
次に、御承知の通り、油糧配給公団並びに食料品配給公団をあわせて食品配給公団一本建てにする。また食糧配給公団と飼料配給公団をあわせて食糧配給公団にするというわけで、農林五公団の統合というような問題についてはいろいろと論議をされて、前国会におきましても、この法案を一応予備審査をするというような状況になつておつたわけであります。つまり公団方式のあり方につきましてはいろいろ検討を加えなければいかね。
今の御質問の砂糖局と油糧公団の合体と申しますことは、御承知の通り油糧と砂糖とは、私個人の意見といたしましては、商品的に何ら関連性を持たないもの、そういう意味から油糧公団としてはやはり油糧一本でやつて行きたい。しかもこれも先ほど申しましたように、永続的にこの統制を続けるというのではなくて、時期が来ればいつでもはずす。
それで特定な会社に扱わせますことは、御承知の通り油糧そのものが非常に経験と商品的な知識を要する仕事でございますので、その他の商社に扱わせる場合も、特に油糧の経験のありますものを抜いて扱わせますので、勢いその商社には御承知の通り公団、ないし公団の前身の帝国油糧におりましたような人間が非常に多く入つておりまして、油糧の取扱いには非常に経験が厚うございますので、事務の扱いも円滑に行くということを考えまして
なお先般御審議を願いました通り、油糧につきましては今回十五億の政府の出資がふえておりますので、相当油糧公團の面につきましては金融操作が樂になるであろうと思つております。
○井上(良)委員 次に原料資源の問題でございますが、この法案にも出ております通り、過去六箇月の未拂い代金としての十五億円を必要とするということでありますが、先に河野さんからも御質問がございました通り、油糧公團は原料の大部分を大豆その他の原料を貿易廳から引取り、これをメーカーに賣渡す、そうするとメーカーからは油と残かすを買いとる。
さらに商工省の生活物資局の油脂製品課においては、業者を擁護するという建前はまことにけつこうでありますけれども、ただいまお話の通り、油の原料の輸入が少いということから考えまして、今日少し惡平等の配給をおやりになつておるかのごとき感をわれわれは持つのであります。從つて製品が非常に惡いというような結果を招來いたしております。