1956-05-07 第24回国会 参議院 内閣委員会 第38号
これでは真に日本を民主化するゆえんでないし、近代的民主主義を行うゆえんでもないと、司令部では見たようでありまして、それでついに、あの通り極東委員会の空気も緊迫してきておるソビエトはもちろんとして、オーストラリア、ニュージーランド等は、天皇制をやめてしまえ、共和国にせよという指令が来そうである。
これでは真に日本を民主化するゆえんでないし、近代的民主主義を行うゆえんでもないと、司令部では見たようでありまして、それでついに、あの通り極東委員会の空気も緊迫してきておるソビエトはもちろんとして、オーストラリア、ニュージーランド等は、天皇制をやめてしまえ、共和国にせよという指令が来そうである。
ところが御承知の通り、極東委員会ではパニユーシキンが拒否権を行使して、また対日理事会並びに極東委員会の解消は不当であるということを言つておるのであります。そうすると少くとも対日理事会並びに極東委員会の連合国間では、対日理事会の問題と極東委員会の問題は解決しておらない問題だと思うのであります。
このマツカーサー・ラインというものは、御存じの通り極東委員会できまつた協定であります。これが単独講和の結果非常に複雑な状態、微妙な状態になつております。そこで運輸大臣は一体このマッカーサー・ラインを突破して行くことを奨励されるのかあるいはまたこれ以内にとどまれという、そのためにこの巡視艇に武力が必要だとおつしやるのか、どつちかひとつはつきりこの際お述べを願いたいと考えます。
御承知の通り、極東委員会においても議題になりましたし、またアメリカ政府としても、ロシヤ政府に強い要請をされておりますし、対日理事会等において、しばしば問題になつておることは、御承知の通りでございます。
農地改革は御承知の通り、極東委員会及びマツカーサー元帥の書面にもございまするので、農村を民主化するためには農地改革を続けなければならないことに相なつておるわけであります。そこでこの際農地改革の問題につきまして政府の考えておることをお話願うことは、実際上非常に重大だと考えますので、この問題につきましては、ぜひともやらしていただくように御配慮をいただきたいと思うのであります。
○池田(正)委員 これはただいま山口國務大臣の言われる通り、極東委員会が最終決定をすることですから、ましていわんや今の外電一本で、われわれがここではつきりしたことを考え、論議するということはむりなことであります。
○政府委員(成田勝四郎君) それは只今のお説の通りのような議論も成り立つと思いますけれども、この炭鉱版と労働組合機関紙とは目的が違うのでありまして、労働組合の機関紙は御承知の通り極東委員会の労働組合に関する十八原則というものがございまして、その中に労働組合に対する成人教育の必要、そのために紙を割当てる必要ということが謳われております。
賠償問題は、御承知の通り、極東委員会において、さきにポーレー案が報告をせられ、続いてストライク・コンミツシヨンの再度の調査が行われ、目下、その基礎のもとに活発なる討議が行われておる状態でありまして、その結果はもちろん知ることを得ませんが、最初の案に相当の修正が加えられたのではないかと報ぜられております。