1952-05-19 第13回国会 衆議院 建設委員会 第32号
しかしながら日本の都市は、ごらんの通り戰災を受け、災害を受け、しかも部市計画等も実に不十分なときであります。私は吉田内閣が今までの内閣に比較して、都市行政に関心を持ち、仕事をし、予算を組んだことは知つておりますが、しかしながら先ほど申し上げた農林行政に比較して見る場合に、まだまだ不徹底のうらみのあるこの際に、何がゆえに都市局を廃止するのであるか、われわれは政府の意思がわからぬ。
しかしながら日本の都市は、ごらんの通り戰災を受け、災害を受け、しかも部市計画等も実に不十分なときであります。私は吉田内閣が今までの内閣に比較して、都市行政に関心を持ち、仕事をし、予算を組んだことは知つておりますが、しかしながら先ほど申し上げた農林行政に比較して見る場合に、まだまだ不徹底のうらみのあるこの際に、何がゆえに都市局を廃止するのであるか、われわれは政府の意思がわからぬ。
ところがこの契約者というのが、御承知の通り戰災をこうむりまして地上の使用権を持つております。あるいは借家権を持つておるにもかかわらず戰災を受けて地方に疎開しておるといつたようなことで住所がわからない。
次に新線の建設問題についてでありますが、すでに御承知の通り戰災をこうむり又職事当時から長らくの間修理不足におかれておりました国鉄は、今日車輌につきましても、又各般の施設につきましても非常に老朽化した面が少くないのでありまして、これを又運転事故のごときを見てみましても、昭和十年、十一年頃の運転事故の今丁度五倍になつておるような次第であります。
○村上国務大臣 第一点の港湾の拡張整備についての問題でありますが、お説の通り戰災を各港湾についても受け、またその後、設備の酷使という問題も戰時中からたまつております。さらに台風その他で災害をこうむつたという点もありますので、港湾の整備拡充は、貿易の伸張また国内産業の進展という見地から、すこぶる重要であるということは御所見の通りであります。今年度は港湾の整備拡充費は五十六億円でありました。
これはまあ一番大きいものでございまするが、更に御承知の通り、戰災都市につきまして再検討いたしたのでございます。これまでに各整理の施行につきまして一億ということを考えておりまして、それもまあ緊急止むを得ざるところにだけ限定をいたしまして再検討いたしましたところが、八千五百万坪ということにいたしまして、その総事業費二百億という数字が出て参つたのでございます。
○堀井政府委員 検収の業務は、先ほど官房長からも御説明申し上げました通り、戰災復興院から納入代行業者に委託するという形式がとられておつたので、特調におきましても当時まだ陣容が整いませんので、そのままそういう形式をとつておりました。従いまして事務的には、大平商工の代表者でありまする山口某を特調の嘱託といたしまして、これを検收官としておつた次第でございます。
○今泉説明員 今御指摘の通り、戰災都市復興につきましては、昨年はとかく大きな理想計画であつたものを改訂いたしまして、地についた改訂計画を出したわけであります。
御承知の通り戰災を受けまして、今年はや五年になりますが、各都市においてはこの復旧はなかなか遅々として進んでおらない。そこで建設省でも五ヶ年計画を実施されて、一定の地域を指定して、五ヶ年で完成するという目的で進んで参りましたが、爾来この都市計画の復旧については国費から八割の助成を受けておる。ところが昨年からは、それが半分になつておる。
しばしば申上げます通り、戰災後の今日の東京都の建設の状況、復興の状況等を具さに拜見して頂いたのでありますが、誠にその点では無放任で、如何にもこの出たらめな都市膨脹的な姿が現われておるように考えられたことだろうと思うのでございます。併しそれによつて先般来いろいろ御指摘がありまするように、あらゆる面に関して過大都市としての弊害が非常に助成されておる。
都市の財政状態でありますが、御承知の通り戰災を受けた都市は、大体二百余の都市のうち八十都市に及んでおります。それで戰争中は、とにかく戰争に勝つまではというので、道路、橋梁にいたしましても、営造物にいたしましても、そのままに放置されておりました。
一応研究の余地があるだろうと思いますが、御承知の通りに地方財政法第三十二條の当分の間というような意味を含んで、この法案が制止されておりますし、当せん金附証票法の中にも第一條に「この法律は、経済の現状に即応して、当分の間、」というような趣旨を含んでおるのでありまして、戰災都市がここに五年あるいは十年の間に、復興する間というような目途によつて、私どもはこの案を出したわけでありまして、谷口さんも御承知の通り戰災都市
この露店商は御承知の通り、戰災者、引揚者、失業者があまり資本を要せずに職にありつけるほとんど唯一の職業であろうと思うのでありますが、これの廃止につきましては、都市の美観とか、衛生上あるいは道路交通取締りの関係の理由などが、あげられておるのでありますが、こういうことを道路交通取締りの見地から、あるいはその他の見地から、全国に勧奬されるようなことが将来あるのでありますか、その点のお考えを簡單に伺いたいと
宮城県立図書館は先にもちよつと申し上げました通り、戰災のために完全に灰燼に帰したのでありますが、現在に地の利を得た旧養賢堂跡に、木造二階の、かなり立派なものが建てられておりもちす。事務室、閲覧室はすでに完成しておりますが、書庫は予算不足のために、まだ出来上がつておりません。
御承知の通り戰災において全國大中都市の病院というものは相当破壞をされて、その復興というものは非常に困難であります。又新たに病院を拵えますということも、医療法の改正によつて、総合病院は百ベッド以上、單科病院でも二十ベッド以上と改正されておりますので、新しく病院を拵えるということは非常な困難な現状にあるのであります。
なお都市計画局でありまするが、これは御承知の通り、戰災都市の復興を所掌いたしておる局であります。これに対しては、予算が十分でないために、遅々として事業がはかどつておりませんが、これは全國あげての強い要望もありますので、建設省といたしましては一局を存置いたしたのであります。
御承知の通り戰災によりまして國民の多くの者が被服を燒失しておる今日、生れて來るところの赤ん坊、並びに場合によつては四歳ぐらいまで、やはりおむつを必要といたしておるのでありまするが、そういうふうな物が國家から配給されませんのみならず、そういうふうな物は特殊な物でありまして、普通ならば著物を買つて、そうしてその生地でやればいいのでありますが、そういうふうな種類の物は非常に高價でありまして、終戰前まではそういうおむつを
○説明員(楠元丈夫君) 只今煙草小賣の許可の問題についてお尋ねがございましたが、煙草小賣人は御承知の通り、戰災地においては從前に比して減つております。
しかるところ、建設省については、ただいま今村君の指摘せられた通り、戰災都市の復興並びに災害復旧その他國土計画全般にわたつて、ぜひ理想的な大建設省をつくりたいと考えたのでありますが、さしあたつて行政機構改革の全般の問題が結着するまで、取急いで現在のごとき規模の建設省を設置することに決定いたしまして、不日その法案を國会の審議に回付する手続をとつております。
併しながらその工場も、先に申上げました通り戰災等で大分いためられて、それができなくて困つておる。それから器具機械、更に困りますのは優秀な技術者を入れることができないということであります。例えば岡山にいたしましても、これは戰時中は日本刀を作つた有名な刑務所であります。鍛冶工の設備は相当完備したものがあるのであります。眞先にこれを復興して盛んにやろう。