1961-05-31 第38回国会 参議院 文教委員会 第31号
従って、すでにお話が出ました通り、定時制の卒業生も実力があるのだというふうな成果を上げさせるように、何をなすべきかを私どもも考えねばならぬと思います。と同時に、御指摘のように、雇い主側に対するPR、さらには定時制の学校長に対する適切な指導によって、それを通じてのPRというものが切実に感じられるわけでございます。
従って、すでにお話が出ました通り、定時制の卒業生も実力があるのだというふうな成果を上げさせるように、何をなすべきかを私どもも考えねばならぬと思います。と同時に、御指摘のように、雇い主側に対するPR、さらには定時制の学校長に対する適切な指導によって、それを通じてのPRというものが切実に感じられるわけでございます。
私の方の青年教育は御承知の通り定時制あるいは通信教育、こういうふうな方面で、家庭が富裕でない青年等に勉学の道を与えるというふうにやっておるわけであります。
それから教育職員中、義務教育教員については児童生徒数に比例して教員を一増減することといたし、高等学校の職員については全日制は現行通り、定時制の学校は学校の統廃合によりまして、三十年度の定員三百三十五人を三十正年度までに百九十七人整理し、最終定員を百三十八人とする予定でおります。少しくこの定時制の高等学校の数を説明いたしますと、以前は定時制の高等学校は五十二校ありました。
○小林(與)政府委員 これは今お話しの通り、定時制高校を含む高等学校の経費につきましては、いろいろな問題がございまして、これは特に府県の負担が十分でないものですから、地元の市町村に負担を押しつけておるわけではないかもしれませんが、市町村も負担しておるのであります。これは負担区分を明確にする上から申しまして、私としては不本意であります。
先ほどもありました通り、定時制生徒の中には両親のない、あるいは片親のない、特にお父さんのない者、これを引っくるめて先ほど栃木県のお話がありましたが、大体全国平均二八%でございます。この約二八%の生徒の給食問題は、やはり社会保障の問題として、ぜひお考えいただきたいと存ずるのでございます。
○参考人(桐原葆見君) おっしゃる通り定時制学校に通うものを忌避する、あるいは禁止する、あるいは採用しない、これは方々に現にございます。これはおそらく第一には健康上の考慮、それから学校へ行くために夕方少し早目に工場を出なければならない、その人たちだけがというようなことで、それは統制上困るということもあります。
○中川源一郎君 野原委員の仰せの通り定時制教育は学校教育でございます。通信教育も学校教育でございます。青年学級は社会教育でございます。ねがわくはこの定時制あるいは通信教育を受くべきである。中学校を出ただけでは社会へとして十分間に合わないというので、さらに教育を受ける場合に、なるべく専門的な教育を受けることが適当であろうと存じます。
○中川源一郎君 第五条の設備でございますが、御承知の通り定時制教育は府県立が多うございます。しかしながら町村の経費でもつて施設、設備を行つておるものが多うございます。町村の方では義務教育に非常に今日まで没頭して参りまして、地方財政が枯渇しておりまする折から、設備、施設を十分に施すことができないというような状態でございます。
御指摘の通り定時制教育は、これらの人人のその向学の意欲にこたえるためにつくられた制度でありますが、これが御指摘の通りわずかにそれらは十三百万人のうちで現状五十三万人程度にしか達しておりません。お話の通りこれらの青少年は、働きながらしかも勉学の意欲に燃えておるのでありますから、まことに優秀な成績を収めておるのであります。
○内藤説明員 定時制高等学校の予算上の措置の問題でございますが、従来は御承知の通り、定時制高等学校の教員費の十分の四を国が補助し、教員費自体は都道府県の負担であつたのでありますが、この補助金が平衡交付金の方に算入されましたので、この問題は平衡交付金法における定時制高等学校の教育費の扱いの問題になつたと思うのであります。