1963-02-05 第43回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
わが国経済は、御承知の通り三年間にわたってきわめて高度の成長をいたしたわけでありますが、一昨年、昨年の事情も、御承知の通り国際収支の悪化という一面を露呈いたしましたので、これに対し国際収支改善対策を行なったわけであります。
わが国経済は、御承知の通り三年間にわたってきわめて高度の成長をいたしたわけでありますが、一昨年、昨年の事情も、御承知の通り国際収支の悪化という一面を露呈いたしましたので、これに対し国際収支改善対策を行なったわけであります。
御承知の通り、IMFは二月の初めに理事会を開いて、日本に対する八条国移行勧告を行なうであろうと思われますし、また、ガットの会議も日本の自由化に対しての議論を二月から始めるわけでありますし、関税の一括引き下げというような時代に対応していかなければならない日本でありますから、御承知の通り、国際収支改善という大きな仕事と取り組んで参ってきた日本が、最終段階において円満に国際収支改善の実を上げ、新しい立場に
○田中国務大臣 先ほどから申し上げております通り、国際収支改善の対策が最終段階に至っておりますし、数字の上では一応去年政府が考えた国際収支改善対策はおおむねその実をあげた、こういうふうに見ておるわけでありますが、この国際収支改善の姿に比較して、国内的には、ある産業に対しては非常に不況感が強いという現象も現われておることは、その通り承知をいたしております。
その意味で、先ほど総理からお答えがありました通り、国際収支も好転して、現在、七月末の手持ち外貨高が十六億三千五百万ドルという数字を計上し、これからもなお十二月までは御承知の通りの輸出好況期でありますので、輸出が非常に悪い六月、七月も今申し上げたような状態であり、八月、九月、十月、十一月、十二月までは、おおむね輸出が伸びて、輸入も、去年は多少思惑輸入のような五、六、七月の三カ月間で五〇%も六〇%も例月
、一ぺんに消費も押えきれない状態ではありましたし、われわれが自分自身の力を過信したということもありますし、自由化ということが目睫に迫っておるので、それに先がけて一つ力をつけようという日本人的な抜けがけをするような気持もいろいろ作用したために、今日の現象が起こって、国民の各位に引き締め政策という相当程度の犠牲をしいておるのだと思いますが、これもやはりあまり長い耐乏生活ではなく、先ほども申し上げた通り国際収支
これらを総合して考えますと、今申し上げました通り国際収支の面からいたしましても、まだまだ前途に対して楽観をしてよろしいという段階まではなかなか参っておらぬと思う。これはいま少しく時の経過を見、相変わらずの努力を続けまして、さような認識をなし縛るところまで変わらざる態度をもって臨みたいと考えております。
御承知の通り国際収支の関係は、経常収支の面において本年に入りましてからかなりな赤字が継続いたしております。幸いにいたしまして計数がまとまりました段階において資本取引の方の黒字がございました結果、なお総合収支においての黒字を最近まで続けておるわけでございます。
その節は、新聞で発表いたしました通り、国際収支は赤字は出てきておるけれども、基調の変化はない。従って、この際、政府が政策を変えるような必要はごうまつもないという基本的な認識については一致をいたしました。 なお、そのときに話が少し触れましたことは、設備投資がややテンポが急なのではなかろうかという話が日本銀行の総裁から出ました。
○周東国務大臣 お話のように、ガットの関係はIMFの支配をかなり受けるわけでありますが、この国際通貨基金の会議等におきましては、御承知の通り、国際収支の関係から見て輸入制限とか関税の問題についてはだんだんとこれははずされている。ことに、日本等におきまして最近外貨準備も非常にたまってきたことに対しては、かなりきびしい批判をしておることは御承知の通りであります。
○中野説明員 昭和三十二年度は、御承知の通り、国際収支が非常に赤字になりまして、金融引き締めがかなり急激にとられて、当時、私ども記憶に残っておるのでありますが、中小企業者の倒産、あるいは不渡りというようなことがかなりふえて参りました。
日米通商協定で言っておる通り、国際収支上に支障がない限り云々の方が楽じゃないかというように実は考えておるわけでございます。だから、その点は誤解のないようにお願いしたいと思います。
○石野政府委員 ただいま大臣からお答えがございました通り、国際収支と金融の関係、これが輸入超過になりまして揚超になると金融が詰まる、この点は御指摘の通りでございます。これは、来年度の経済見通しにおいても、輸出超過で、やはり全体として払い超過を予定した予算でございます。
○河野国務大臣 御承知の通り、国際収支を健全に育成発達せしめて、外貨の保有量を多くしていき、国際的な日本の経済的地位を高めるということは、何と申しましても、大きな政策の柱であります。
○正示政府委員 大臣が大体のことをお述べになりましたのですが、一応千二百億の散超要因を大きく分けまして、為替の関係、これは大臣が今おあげになりました通り、国際収支の黒字を見込みます関係上、その他の要因を入れまして七百三十八億、これが国際収支の関係から起ってくる散超要因でございます。
従って問題は外為資金が所期の通り国際収支が実質的に黒字になるかどうか、これがむしろ大きな決定的な要因ではなかろうか、こういうふうに一応見込まれるのでございますが、さような意味におきましてここに一応千二百億円という散超になるということを見込んでおります。大へん簡単でございますが、以上をもちまして説明を終ります。
実績といたしましては、御承知の通り、国際収支の関係から大幅に揚超に転じ、また租税の自然増収等がございましたために、今日のところ大体二千四百億円程度の引き揚げ超過になるものと見込まれております。 以上簡単でございますが御説明いたします。
内閣におきましても、予備免許を行うときには、当時御承知の通り国際収支の悪化が非常に激しいときでありましたが、テレビ予備免許の方針に対しては、テレビの持つ重要性を十分認識をして予備免許を交付したものでありますから、基本方針通り建設を進めるべく諸般の準備を行うつもりであります。
それは、なぜならば、きのう大蔵大臣から発表された、またきょう発表されました中でも、この点が、三十三年度経済運営の基本的態度に示されている通り、国際収支は大幅に改善することにある、これが基本なんです。
○国務大臣(南條徳男君) ただいまの事柄についてお答えいたしますが、先ほど私が申し上げました通り、国際収支の総合的調整の上から、この際財政投融資等の問題について多少繰り延べをしなければならぬというような……
○佐々木説明員 あまり大方針をここで申し上げますには、私では荷が勝ち過ぎると思うのですが、外資の導入につきましては、外資法にきめられております通り、国際収支の改善に役立つか、基礎産業、重要産業の能率向上、合理化に役立つかというようなことで、まず焦点をしぼる建前にしております。