1961-05-30 第38回国会 衆議院 建設委員会地方行政委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号
○中村国務大臣 これはあらためて申し上げるまでもないことと実は思っているのですが、利根川水系と申しますれば、御承知の通り、利根川の本流を中心に、これに注いでおります支流のあらゆる河川、こういう系統全体を利根川水系、こういうことになろうと思います。
○中村国務大臣 これはあらためて申し上げるまでもないことと実は思っているのですが、利根川水系と申しますれば、御承知の通り、利根川の本流を中心に、これに注いでおります支流のあらゆる河川、こういう系統全体を利根川水系、こういうことになろうと思います。
ただいま御質問の、どういう水系を指定するか、各水系ごとにどういう計画が進行しておるか、現在の進行段階においてでいいから示せというお話でありますが、大体水系は、先日も申し上げました通り、利根川の水系、淀川の水系、さらに北九州の筑後川を中心とする水系、あるいは木曾川、長良川、揖斐川、中京地区のあの水系、こういうようなところを優先的に取り上げるのは当然でございます。
御承知の通り、利根川、淀川、木曾川、ああいうように幾つもの川の流れが集まって参っておりますときには、それの川と川との間にあります内水と申しますか、これが奥地のかなり遠いところからの山や畑の水を全部集めてきましたものを一カ所で排水をしておる。これが全部土地改良の排水にかかっておるのが実例でございます。
しかし今お話のございました通り、利根川のキャスリン台風後におきまする治水を基幹といたしましたこの洪水統制、そのための三千トンの上流ダム群によるカットということよりも、さらに臨海地帯の開発その他を考量いたしまして水の調整を考えなければならぬということにつきましては、建設省といたしましても検討いたしておるのでございますが、しかしどの程度にそれをすべきものであるかということがなおきまっておりません現状でございますので
○山本政府委員 確かに江東方面は、お説の通り、利根川とか荒川が、従来はあの地区に流れ込んでおりまして、その沖積によりましてでき上った土地であります。そのために、もとから陸地であったところよりも、今おっしゃるような危険性は多分に包蔵しておるわけでございます。
先ほど来廣川先生から言われた通り、利根川の総合開発の計画が決定したのがごく最近でございます。しかも、これは主として治水を重点とする計画でございましたが、最近に至りまして、御指摘のように関東地方の農業振興という問題が非常に大きく農林省で取り上げられて参りました。さらに加えまするに、首都圏整備委員会の方の研究の結果、工業用水、それから上水道、こういう問題が新たに大きく取り上げられて参ったのであります。
小貝川の堤防は、先ほど知事さんもかみそり堤防と申された通り、利根川の工事に比べると貧弱な堤防でありましたので、逆流すると切れてしまうのであります。この堤防が利根の堤防と同一なる力を持つているものならば、切れるはずはありません。弱いから切れたのであります。建設省の方々は、逆流するから切れると簡単に書いてありますが、こういう書き方は作文としては落第です。人をばかにしたものです。
○目黒政府委員 今お話の通り、利根川を全部改修することははなはだ厖大な予算を要することであります。従つてこれができなければ小貝川はむだだというようにお話でありますが、私は逆に考えておるのであります。利根川において今一番危険なのは小貝川である。
すでに御承知の通り、利根川はわが国第一の大河川でありまして、その利害関係を受けまする人口は約千五百万余人に達しております。その人口は大略わが国人口の二〇%にも当るのであります。その流域面積は二百十三万余町歩にわたりまして、全国の六%を占めておる広大な流域であります。
○中田説明員 利根川開発を建設省にまかしておつてはできないから、別な機関をつくるんだというような御意見なのでございますが、池田委員も御承知の通り、利根川開発の根幹なるものは、もとより治山治水でございますが、しかしながら利根川開発の事業の本体に属するものは、ひとり治山及び治水のみならず、それに類似し、あるいはそれに近接いたしますところの開墾、開拓、それから農業部門のこともこの範疇に入るわけでございまして
○田中一君 今の十二条から十五条までは、只今申上げた通り、利根川開発庁が設置されるということになれば、これは附随したものと考えられるので、ただ十五条の委員の構成の問題についてだけ若し御意見があれば聞いたほうがいいのではないかと思いますが……。
すでに御承知の通り、利根川は我が国第一の大河川でありまして、其の利害を受けまするところの人口は約一、五〇〇万人に達するのであります。我が国の人口のほぼ二〇%に当るわけであります。又流域面積は二百十三万余町歩に亘るのでありまして、これ又全国の総面積に対して六%を占めておるのでございます。
そのうちまず小貝川のつけかえ工事の問題でございますが、小貝川は御承知の通り利根川と合流しております地点が、布川布佐の狹窄部の上にあるという関係上、絶えず逆流するというので、昭和十四年の増補計画におきましても、これを布川布佐の下へ切つて落そうという計画はでき上つておりまして、その後の考え方におきましても、何らこれを変更いたしておるわけではございませんので、工事といたしましては、これを一日も早く施工いたしたいというので
ただいま小平委員から質問されたことにも関連しておりますが、渡良瀬川は御承知の通り利根川の支流の中の最も惡川といわれる川であることは満目の見るところであります。今この渡良瀬川の上流を桐生地点において倍以上に広げました。これはけつこうなことでありますが、その下流の群馬県毛里田村に三千町歩ばかりの遊水池同様になつた無堤塘の土地があつた、これに堤防をつくる。これもけつこうなことであります。
○小平(久)委員 最初に小峯次官にお伺いしますが、先ほどのお話にありましたごとく、二十六年度の予算編成にあたりまして、特に利根川の総合開発という問題を取上げて、見本的にひとつやつてみよう、こういう決心だと承つて非常に喜んでおるわけでありますが、小峯次官も御承知の通り、利根川の総合開発につきましては、利根川利水議員連盟におきましても、これが総合開発の單行法を議員提出で出そうじやないかというような話しも
それから次に茨城県の八月のときは、御承知の通り利根川の出水というような関係もございまして、小貝川が大破堤をいたしました。これも土木被害の破堤箇所は一ケ所でございますが、非常に影響がひどかつたというような状況でございます。 その他の県といたしましては、全般の被害でございまして、各県ともこれを総合いたしますと、局部に時間的の雨量が非常に多い。
私の方は、先般御承知の通り利根川の流域に予報の設備をいたして絶えず連絡を取つて、実際の洪水に処する予報機関を設けておるのであります。
御承知の通り、利根川外九河川については、すでに大体の計画が治水調査会でありまするか、この御努力によつて二月の末において決定いたし、今その線に沿うて計画を立てつつあるのであります。やはり今後予算の上から見て相当金額を治水の方面に廻して、そうして根本的に治水をやつて行きたいという考えを持つております。
本日は新世界二ユースが参りまとて、全国一の大きな水害をこうむつた利根川の上流を数日にわたつて撮影してきた、そしてこれらの樹際復旧できない箇所を水害対策委員会がいかなる方法をとつているか、これを表わしたいというので——御存じの通り利根川は被害が一番大きくて占領軍が特に三千萬トンのセメントを放出してくれたわけであります。
御存じの通り利根川は支川を入れまして、その長さは千百里、その流域は一萬六千平方キロに及んでおります。去年の九月十五日の水害では十三萬町歩の被害を受けまして、罹災者は百八十萬に及んでおります。かような全国一の大きな川であり、かつ全国一の水害を受けておりますので、これらの復旧につきましては、非常な努力を要すると存じます。今日関係の農民は堤防と肥料を与えよと非常に強く叫んでおります。
しかしながら今囘の利根川の水系の出水に鑑みまして、やはりこの水源地帶をできるだけ早く完成して工事調節に資したいという關係から、先ほど申し上げました通り、利根川方面のみならず、鬼怒川の上流地方においても、この堰堤の工事にできるだけ早く著手したいというように考えております。 —————————————
この圖面でごらんになります通り、利根川の水流は前橋からずつと來ておるのと、それからこれの大きな支流は、桐生、足利方面に通ずる渡良瀬川それから栃木の宇都宮から出る巴波川、それから鬼怒川、栃木縣のやはり山奥の日光方面から出ます黒川、それから茨城の平坦地を流れておる小貝川、こういう大きな河川が合流して、霞ケ浦を遊水地といたしまして、銚子に出ております。