1961-06-01 第38回国会 衆議院 農林水産委員会 第45号
○芳賀委員 次に、近代化資金の運営の問題ですが、金融機関が貸し出しをする場合、資金コストが九分五厘以上の場合は九分五厘とみなして、そうして七分五厘との間の差額の二分を国と府県が折半して負担することになるのですが、昨日の参考人の意見にもありました通り、中金とか、連合会とか、単協等のいわゆる法律で指定される金融機関のそれぞれの資金コストというものは必ずしも同一でないわけです。
○芳賀委員 次に、近代化資金の運営の問題ですが、金融機関が貸し出しをする場合、資金コストが九分五厘以上の場合は九分五厘とみなして、そうして七分五厘との間の差額の二分を国と府県が折半して負担することになるのですが、昨日の参考人の意見にもありました通り、中金とか、連合会とか、単協等のいわゆる法律で指定される金融機関のそれぞれの資金コストというものは必ずしも同一でないわけです。
これはなぜかというと、御指示のありました通り、中金は協同組合を中心にしておりますために、このものにプラスいたしまして傘下の組合の費用がいろいろかかるのであります。でありますから、現今のように九分三厘、九分六厘というような金利であった場合には、少なくともこれに七厘ないし一分プラスしますから、みんな一割以上になっております。
それにはきのう以来、いろいろの御答弁がありました通り、中金の対象とするのは、少くとも従来の償還その他の状況あるいは一戸一戸の検診の結果、それに対する今までの借款に対する検討の結果は対象にならない、こういう意味ではずされている点が非常に大きい、こういう陳情がわれわれのところにしばしば参っております。 この三点について、明確な御答弁を いただきたい。
○雨森常夫君 今のたとえば五百万円以下のような小さいところは、支所を置けばその支所で取り扱ってしまうという、そういうあれは非常にけっこうだと思いますが、五百万円以上の大口のところでは、やはり今まで通り中金支所を通して、そうして新たにできる支所を通し、そうして本所へ、公庫へくるわけですか。
先ほど申しました通り、中金が組合金融だといいながら、どういう地位を組合金融に占めておるのか私はどうもわかりませんから、今後資料ができましたら一つ説明願いたいと思います。 次に承わりますが、先ほど中金に預金を集めるという点について松平君からいろいろ御質問がありました。
ただ残念ながら現在のところはそういう措置をとっておりませんので、先ほど申し上げました通り、中金とかあるいは国民金融公庫の識別措置以外には、現在のところは措置ができていないというような状況であります。
○清井政府委員 その点はこういうふうに申し上げたらいいかと思うのでありますが、御承知の通り、中金に資金の支払いを委託しておるわけであります。そこで、毎月々々の政府に対する売り渡しを予定いたしまして、その予定のところにいってこっちは資金を交付いたします。
と申しますのは、先ほど来御指摘がありましたように、歳出権は現に二月中旬まであるわけでありまして、その範囲内であることが第一点、それから、これは食管特別会計法に基きますところの借入金ではないのでありまして、これはただいま御案内の通り、中金の一時立てかえ金なのであります。
ただ被害金額が幾らになるか、それによりまして全部中金資金をもってまかなえるものかどうかという問題になって参りますが、これは今後中金とよく打ち合せまして、被害総額がどのくらいあるか、そういう点をにらみ合せまして、できることなら従来通り中金の資金で間に合せていきたい。かように考えておる次第であります。
それから団体の給与についてのお尋ねでございまするが、これはもう御承知の通り、中金につきましては農林省と大蔵省が監督と申しまするか、やつておりまするが、協同組合等につきましては、全国団体につきましても、給与等について特段の監督はございません。ただ一般の指導権と申しまするか、一般の監督権に基いていたすことは、これはできないことは勿論ございません。
○渡部説明員 先ほど申し上げますように、今金がなくて営農資金がまわらないのというのでありますればこの問題もはつきり制度的にも考える必要があると思うのでありますが、先ほどからここで繰返して申し上げます通り、中金は現在金があるのですから、そうしてその金を融通するには、営農資金として今までの法律に準拠してやるのであり、利子支払いも六箇月後に払えばいいのですから、そういう制度を開いてありながら、それを組合で
○河野謙三君 谷垣さん、あなた御存じの通り、中金の前に行つたら連合会なんというものはどんな姿だか、これは実に惨めなもんですよ。民間なら金を借りたほうが強いんだけれども、中金対連合会の場合には、ここに森田さんもおられるけれども、実に対で口をきくどころの騒ぎじやない。土下座して三拝九拝して漸く部屋の中に入れてもらうというような、極端に言えばそういうことになつている。
従いまして、私どもといたしましては研究を続けて行かなければならんと思いますけれども、今の段階においてはこれも実際問題といたしまして応用的な段階まで進んでおるというふうに考えておるのでありまして、先ほど来お話がございました通り、中金或いは開銀等の融資等につきまして積極的にこれを進出するような方向に持つて行きたい、こういうふうに考えている段階に到達しておる、こういうふうに私ども考えておる次第であります。
それからいま一つ中金の運営の問題でありまするが、御承知の通り中金が組合金融をやりまする場合には原則的に組合の理事者の個人保証をとつておるのであります。
そういうものと来年のものと一緒に考えまして、どうして不足分については、御説の通り中金からつなぎ資金を出してもらう。でありますから、ある期間は七分五厘ではなしに、一割一分といつた若干高い金利で一、二箇月の間は勘弁してもらうということで、官房長にも話し合つて了承を得ております。ただ金額が幾らということはきまつておりませんが、御説のような考え方でやる予定になつております。
結局金融を十分につけるということが中小企業の指導の最も効果的な対策だと考えまして、今日まで御承知の通り中金あるいはまた国民金融公庫その他一般市中銀行に対しましても、信用保險あるいは見返り資金というふうな融資によりまして、できるだけ円滑にこれが運びまするよう勧告をして参つておるのであります。
御承知の通り、中金が創業以来すでに十五年を経過いたしまして、ようやく昨年来多少軌道に乗つたかと考えられるような金融をいたしておるのであります。しかるに何らの経験知識のないところの国民金融公庫が、三十億という国家資金をもつて新たに中小企業の金融を始める。これをやつた場合に、はたして予期のごとく短期間に金融ができるかどうか、まず一番にわれわれはこの点に非常な疑問を持つておるのであります。
これは決して先ほど当初に申しました通り、中金が従来の旧債と棒引きするためにそういうことを申しておるのではございませんで、協同組合のよき発達のためにわれわれとして御協力申し上げるのに、その趣旨を徹底させ、漁業権証券が分散しないように、あらゆる方向にそれが濫用できませんようにいたしますためには、農林中央金庫がこれに関与した方がいい、かように考えておるのでございます。
○首藤政府委員 中金の貸出しの手続並びに貸出し機関につきまして、今日までいろいろの御批判を受けておるのでありますが、御承知の通り、中金がほんとうに中金としての金融を始めましたのは、大体本年春ごろからだと思うのであります。
金融の面につきましては、今のように特に御承知の通り中金だけでありますが、中金も四億のしみつたれた收支でありましては、何とも動きがないのでありまして、今回これを皆さんの御心配によりまして、八億にして貰い、そうして従来のやつを二十倍の割合まで進めますと、その固定資産の増加によりまして、見返資金から今回二十億の増資をいたしまして、その発行限度によりまして二十八億になるわけでありまするから、相当の金融の途が
それ以外に外から金融をするということはこれはでき得ないのでありますので、ただ先程申しました通り、中金の活用以外にないのでありまするから、中金のみづからなる組織の強化を望んでおるわけであります。
○平川政府委員 見返り資金の流し方といたしましては、お話の通り中金を通して流したいと考えております。事柄が、各地に分散して、非常に多数ありますので、直接に特別会計で扱うことは困難であろうと思います。ただその場合の金利の問題でありますが、これは見返り資金の特別会から中金に金を貸すのは七分五厘、但し中金はその見返り資金の取扱者といたしまして、別に見返り資金特別会から手数料をもらう。