1982-04-06 第96回国会 衆議院 商工委員会 第10号
むしろ私どもは、どちらかと申しますと、信用保証を通じて民間資金の導入を図るという一つの方向と、政府関係金融機関から直接資金をお貸しするという直接金融の方法と二通り中小企業金融はございますが、この二つの面で対象業種が違っているというのはなかなか説明のつきにくい問題だとも思いますので、この点につきましては、来年度以降の問題として十分考慮をさせていただきたいと思います。
むしろ私どもは、どちらかと申しますと、信用保証を通じて民間資金の導入を図るという一つの方向と、政府関係金融機関から直接資金をお貸しするという直接金融の方法と二通り中小企業金融はございますが、この二つの面で対象業種が違っているというのはなかなか説明のつきにくい問題だとも思いますので、この点につきましては、来年度以降の問題として十分考慮をさせていただきたいと思います。
これは当然歴史の示す通り、中小企業金融機関として専門的な機関でありますから、今よりもより合理化することによって、政府や日銀やまた他の金融機関がてこ入れをすればいいんだという前向きの姿勢は考えておりますが、ここでもって金の集まり方がよ過ぎるからこれを大企業にというような、いわゆる農協の員外貸付的な、そういう考え方は持っておりません。
先刻理事会において御協議願いました通り、中小企業金融に関する件について自由民主党、日本社会党及び民主社会党三派の御賛同を得て、次の通りの決議をいたしたいと存じます。 まず決議の案文を朗読いたします。
○小山(雄)政府委員 仰せの通り中小企業金融に対して、いろいろな関係から市中金融機関はある地域には出さぬとか、そこのところはいろんな関係からあまり商売上得意じゃないから仕事はしないというようなことがありとすれば、その盲点にこそ政府金融機関が手を差し伸べるような努力をしなければならないということは仰せの通りであります。
なお、貸付資金につきましては、午前中に申し上げました通り、中小企業金融公庫には六十三億円、国民金融公庫には四十二億円の政府資金を追加することにいたしておりますので、この資金の範囲内におきまして、具体的に医業者からの資金需要の実情に応じまして貸付を行なっていくことが適当であろうと考えますので、特に医療向けにどの程度というワクは、今の段階では定めないでやって参りたいというふうに考えております。
御承知の通り、中小企業金融公庫においては、すでに申し入れておりますのが百億をこえておりますし、本日午前中の大蔵委員会の審議において明らかになりましたことは、国民金融公庫だけで四十何億、商工中金は他に五十何億という要請があるようでございます。それらの金融機関が、自主的な判断で、できるだけ遠慮しつつ要請いたしております資金需要額は、三公庫だけをもってしても優に二百億を上回っておるのでございます。
御承知の通り、中小企業金融公庫という存在があるわけですが、百万円以下が無担保ということになりますと、かなり重複する点が出てくると思うのでありますが、まあ正直な人ばっかりあるわけではありませんし、できるだけ融通のきくところから借りようというのが、これがまあ人情なんですが、そういうことについて、何か常時、中小企業金融公庫との連絡とか、あるいはまた、そのことについての処理上の審査というものは、相当厳格におやりになっておるでしょうか
○岸国務大臣 今まで財政投融資の面におきましては、御承知の通り中小企業金融公庫、国民金融公庫、それから商工組合中央金庫等を通じて投融資しております。私の聞いておるところによると、総額は約七百億近いと思います。私はやはりこれを千億ぐらいにすべきものじゃないかと考えております。なお本年度としては一応七百億くらいでありますが、できるだけこの経済の基盤の安定と同時にこれを拡張して考えることが望ましい。
中小企業金融公庫との業務分担をどういうふうにするか、そういう問題が起りましたときに、その際そういうふうな業務の分担が適当であろうということになりまして、これは絶対の原則でないのでありますが、一応原則としては北海道公庫の対象といたしましては、北海道全体の開発に最も効果のあるそういう事業、従いまして資本金一千万円以上の事業を直接の対象とする、原則としてはそういうものにする、それ以下につきましては、御承知の通り中小企業金融公庫
中小企業の問題に関しましては、政府の施策としては、ただいまの春日君の御意見の通り、中小企業金融公庫あるいは国民金融公庫を通じて処置する方法が第一番でありますけれども、元来、中小企業金融公庫、国民金融公庫の資金が逼迫いたしますのは、一般の金融が非常に逼迫しておるので、そこで市中企業者が、勢い中小企業金融公庫あるいは国民金融公庫になだれ込んでくる、これも争えない事実であると思うのであります。
午前中は、主として政府関係機関につきましてのお話がございましたが、横銭さんのお話しの通り、中小企業金融としましては、政府関係機関以外に、百五銀行、あるいは信用金庫、また直接大蔵省の所管ではございませんが、信用組合等がございます。しこうして相互銀行あるいは信用金庫の両におきましては、従来相当な発展ぶりを遂げて参りました。
その上に、なおただいまのところ政策委員会に通産省からと大蔵省からそれぞれ特別の委員が来ておられまして、通産省は御承知の通り中小企業金融に対しては非常に重大な関心を持たれておる官庁であり、また大蔵省としても、同様に中小企業金融について重大な関心を持たれておる。
それから対象と申しますか、選ぶ対象の範囲から漏れましたものにつきましては、ここに書いてあります通り中小企業金融公庫関係で選びたい、こう考えております。
何しろ大蔵省は、御存じの通り中小企業金融については通商産業省と同じように共管の責任を持っておる。こうしたきわめて重要な問題を審議するに当りまして、しばしば要求しておるのにもかかわらず、大蔵大臣が出てこないということは、共管の権限と責任とを一切放棄する考えであるのかどうか。
○参考人(小林中君) ただいまの御質問でありますが、これは御承知の通り、中小企業金融公庫が創立されまして、業務の区分をいたしました際に、中小企業金融公庫に属すべき貸付金の開発銀行債権を、中小企業金融公庫に譲渡をいたしたのでありまして、この数字が全部であります。
ただ御案内の通り、中小企業金融公庫は一年以上の長期資金を貸すことに相なっておりますので、いわゆる短期の運転資金はこれを貸しておらないわけでございます。設備資金は大体相当金額の張る物的設備を設けまして、それを何年間かで返すということで、自然に長期に相なってくるわけであります。運転資金につきましては、短期のものはこれを認めておらないということに相なっております。
第三点は、中小企業金融公庫の業務にかかる現金を郵便振替貯金とし、あるいは銀行に預け入れることができるようにするということでございまして、御承知の通り中小企業金融公庫は政府機関でございますので、その資金はすべて日本銀行に扱わされるということに相なっておりますが、そういたしますと、貸付金の貸し付けをいたします場合、あるいは回収をいたします場合、ことに直接貸付などをいたしましても直接貸しをいたしますと、その
御承知の通り中小企業金融公庫は、発足以来政府の援助のもとに非常によく発展して参りまして、業界からは大へん喜ばれておるようでございますが、ただ残念なことに——公庫の母法の精神をよくわきまえた公庫の幹部の方々は非常によろしいのですが、惜しむらくは手足を持っていない関係上、国民金融公庫や商工中金のように手足のない関係上、窓口の業務を代理させているのでございますが、この代理店が母法の精神を忘れまして、自分の
第四に、中小企業につきましては、日本経済に占めるその地位の重要性にかんがみまして、これまた大蔵大臣より申し述べました通り、中小企業金融公庫等の資金源を充実するとともに、これらの資金が産業基盤の強化、生産性の向上に寄与するように指導し、また全国数百カ所に存します相談所を充実し、あるいは中小企業協同組合を強化し、製品の海外販路を開拓する等、中小企業の育成助長に有効適切なる処置を講じて参る考えでございます