1961-03-24 第38回国会 参議院 逓信委員会 第13号
○参考人(阿部真之助君) ただいまの御質問の御趣旨は、遠い将来の見通しは、非常に悲観的だという御趣旨だと思うのですが、それらの——先ほど私が申し上げておる通り、テレビの聴視者の数が頭打ちになったときは、それ以上増収がなくなるということを考えれば、そのときは、何とか考えなければならないと思いますが、まあ長期の安定といったところで、二十年も三十年も先のことを、実際、どんな経営だって、ちっとも心配がないということは
○参考人(阿部真之助君) ただいまの御質問の御趣旨は、遠い将来の見通しは、非常に悲観的だという御趣旨だと思うのですが、それらの——先ほど私が申し上げておる通り、テレビの聴視者の数が頭打ちになったときは、それ以上増収がなくなるということを考えれば、そのときは、何とか考えなければならないと思いますが、まあ長期の安定といったところで、二十年も三十年も先のことを、実際、どんな経営だって、ちっとも心配がないということは
いずれも今先生おっしゃった通り、テレビで映画の放送を全くやめてくれというのでもございませんが、少なくとも、今よりふやすなということが一つの結論としての申し入れのようでございます。これは承知だと思いますが、私の方に対しましては、従来日本の劇映画の放送はできません関係で、外国の劇映画のあるものを買い入れまして、それを放送をしております。それに対する一つのお申し入れでございます。
全く、今申し上げました通り、テレビの出現によって娯楽が一変してしまって、相変わらず興行場においては入場税というものが課せられておる。 一体、私どもの方の事業といいましょうか、産業といいましょうか、どういうしかけになっておるかといいますと、全国の四六時中やっておる映画常設館が、私どもの調査では六千五百三十館ございます。
御説の通りテレビ料金とラジオ料金と両方ございます。そういった関係で、もうテレビをつければラジオはほとんど聞かない、全然聞かない、あるいは契約の解除の理由といたしましては、もう受信機を処分した、故障でもうしまい込んで使っておらないのだ、こういうような申し出によりまして廃止せざるを得ないようなことになっております。
それかといって、これが絶対上がらないとも申しませんが、それがそうはなはだしくよけい増加するであろうことも、先ほど経理局長の説明を申し上げました通り、テレビのメーカーの方面の生産の台数なり、またこれから置局をいたします場所、戸数、そういった面から考えまして、大体安全に予算を組みますためには、百六十五万の増を見込めば、多少これよりふえることがありましても、そう大きな狂いはないであろう、かように考えて先ほどの
○小野参考人 お説の通りテレビがつきましたためにもうラジオは要らないというものがほとんど大部分を占めております。やはり今の、われわれの俗語で申しますとテラ廃と申しておりますが、テレビの普及につれましてラジオの受信者の契約廃止の申し出が出ておるということでございますが、これは一つの特殊な例といたしましては、テレビのそういった普及は非常に急速であり、かつ集団的にも起こっております。
われわれの方も、この点に非常に関心を持ちまして、外国の例等も見ておるのでありまするが、アメリカ、イギリス、これは御承知の通りテレビの普及国でありますが、この傾向を見て参りますと、アメリカは、現在テレビ普及台数は約四千数百万台というふうになっておりますが、大体一千万台程度になりますまでは、入場税の関係の入場料金がきわめて急激なカーブで落ちていっているようであります。
しかし、私は永田さんにこの際お願いをしておきたいのですが、御存じの通りテレビというものが、非常に心ある人から言わせると九千万白痴化運動といわれるような放送番組が非常に多い。放送関係の人には気の毒ですが、公平に私たちが見ておりまして、子供と一緒にすわって見ておれないような放送がたびたびある。
○森本委員 これは大臣一つよく聞いておいてもらいたいと思うのですが、民間テレビの開局については御承知の通りテレビ合戦といわれるほど新聞でもにぎわす。そして非常に紛糾を来たしたが、結局全国的に民間テレビが今日のように一応の開局をされた。ところが全電波監理局長が言った通り福島だけが最終的に新聞社が三つどもえになって競ったというのが真相なようであります。
しかしながらこれはすでに現在かつ計画的に償却を考えておるのでございまして、また御説の通り、テレビにつきましては、特に命数が短かい面もございます。それに応じたこともただいまの計画において考えておるわけでございます。従ってそれが特に要因となって大きな欠陥が起るというようなことのないように配慮しておるつもりでございます。
たとえば先ほど深水参考人が申されました通り、テレビの録像フィルムというものまでこれに含むといたしまするならば、これはとうてい実行不可能なものとなりはしないかと考えるのであります。この点などもさらに検討を加える必要があると思うのであります。
御承知の通り、テレビは現在の日本の状況から見ますと、まだラジオとは相当普及発達の程度も違っておりますけれども、将来の問題としては、これはぜひラジオと一緒に考えるべき問題である、かように考えております。
御承知の通り、テレビの問題、あるいはラジオにおきましても、FM放送の問題とか、そういう問題は、この一両年の間に急激に問題が大きく進展して参りましたような事情もありまして、本年は、結論としてまことに十分でないということは、たびたび御指摘をいただきましたように考えますが、われわれとしては、今の状態においてはこれがやむを得ない最善であったというふうに考えて出した次第であります。
前述の通りテレビ時代の到来を控えて、NHKはその事業規模を飛躍的に拡大すべき時期に入ろうとしているのでありまして、この際において協会が、ラジオ、テレビ両部門にわたる長期の建設整備計画を策定し、その推進をはかろうとしていることは、まことに時宜に適した処置であり、その方針に賛成するのでありますが、構想についても必ずしもわれわれの納得するもののみではないのであります。
だから、放送法イコールNHK法というもので一本になっておったのでありますが、二十五年、二十六年から急速に民間ラジオが普及すると同時に、御承知の通り、テレビというものが、十年、十五年先であろうと言っておったのが、全く急速に発展をして参ったわけであります。
○田中国務大臣 前にこの委員会に参りましたときにも申しました通り、テレビの予備免許を与えるものは早急に与えたいという考えでございます。こういうものを散発的にやっておりますと非常に混乱を起すのであります。俗に百社も出ておるといわれておりますが、この状況では全く大臣仕事にならないというような実態でございます。
○上林山委員 広い意味の教育放送ということで放送時間の四五%を費しておる、こういうことで相当公共放送の精神に従ってやっておられるし、さらに三十二年度には一段とそういう方向に重点を置かれようとしている御意図はわかったのでありますが、御承知の通りテレビの受像機は相当高いわけでありますし、またラジオ放送の新加入者もどうやら頭打ちの状態にきておる。
そこで先ほど監理局長が申し上げた通り、テレビのチャンネル・プランは目下作業中でございまして、三月の初旬にはその成案ができると思っております。そこでそれによりまして全国の各申請者にこたえる段階になります。それより前に、今チャンネル・プランもきまっておらぬものに対していろいろとかくのうわさがあるということは、私は単なるデマであり、またいろいろだめにする一つの宣伝である、かように存じます。
しばしば申し上げました通り、テレビ放送の持つところの国家的な文化使命というような点から考えまして、もってのほかであると考えております。テレビ受像機は奢侈的本質の物品ではございません。ラジオ受信機に準ずるところの、いなそれ以上の大衆の日常生活の文化的必需品である本質を備えておるということを、一つよく認識していただきたいと思うのであります。
○靱説明員 おっしゃる通り、テレビはマイクロでなければ中継ができませんので、テレビの要求がございますれば、これはやはり独占企業としての公社としましては、これの要請にこたえていかなければならぬ。