1959-11-24 第33回国会 衆議院 外務委員会 第14号
○藤山国務大臣 先ほどジュネーブ協定のときにも御説明申しました通り、ジュネーブ協定は単なる軍事休戦協定でありまして、従って政治的な国際的な意味におきましては、やはり今日まででも全ベトナムを代表する政府として南が認められておるわけであります。その限りにおいてわれわれとしてはこれを対象としてその義務を履行するということは、これまた当然のことだ、こう考えております。
○藤山国務大臣 先ほどジュネーブ協定のときにも御説明申しました通り、ジュネーブ協定は単なる軍事休戦協定でありまして、従って政治的な国際的な意味におきましては、やはり今日まででも全ベトナムを代表する政府として南が認められておるわけであります。その限りにおいてわれわれとしてはこれを対象としてその義務を履行するということは、これまた当然のことだ、こう考えております。
○藤山国務大臣 御承知の通りジュネーブ会議後二年、一九五六年六月でありましたか、ロンドンにイギリスとソ連と同時にジュネーブ会議の議長が集まりまして、現状においてはジュネーブ会議の決定を遂行されることは非常に困難であるという見通しのもとに関係国に通知したこともございます。そういう状況でございますから、現状においてすぐそういうことが実現するということは困難ではないかというふうに見ております。
○藤山国務大臣 御承知の通りジュネーブの休戦協定というものは、政治的あるいは領土的境界線ではございません。従いまして統治力をそれ以上に伸ばすか伸ばさないかという問題をきめた問題ではないわけであります。でありますから一応そういう軍事休戦線として、そういうことが行なわれておるのでありまして、そういう意味において休戦線というものが認められておるというふうに考えております。
○藤山国務大臣 御承知の通り、ジュネーブ協定においても、統一ベトナムを希望しております。従ってわれわれも統一を希望することにおいてやぶさかでございません。しかしながら現実の事態から申しまして、また南をわれわれは承認いたしておる立場からいたしまして、当然南を全ベトナムを代表する合法政府として認めて処置することは当然なことだと思います。
○藤山国務大臣 先ほど申しました通り、ジュネーブ会議において統一を希望し、それに対する共同宣言もございますが、しかし二年たちまして、当時の議長でありますソ連とイギリスが、とうてい現在の状態では選挙をやって統一することはできないのだ、当分できないということを明らかに通告いたしております。そういう見地に立ちまして、なかなか統一が困難であるということは事実でございます。
予定通り、ジュネーブの訓令に基きまして、これは赤十字の金であるから、百パーセント人道的な金であり、何ら政治的ひもつきのない金である。受け取る人もその赤十字の精神によって受け取ってくれ、こういうふうに言われまして、わざわざ両方の人たちを集めてそういうことを言われた。皆さんもそれを承諾して受け取られました。
○国務大臣(藤山愛一郎君) ただいま、お説の通りジュネーブで海洋法の会議が開かれております。日本としては、これに対しまして従来主張して参りました三海里説を主張しておるわけであります。今日までの関係におきましては、日本の水産等の問題を考えてみまして、三海里を主張しますことが適当であろうと考えております。なお、領海の問題につきましては、各国ともそれぞれ意見も違っております。
○湯山勇君 これは皆さん御承知の通り、ジュネーブの、バーバですか、インドのあの人もはっきり言っておりますように、二十年後には核分裂と同様に核融合反応のエネルギーが平和的に使われる、こう言っておるくらいでございまして、当初の立ちおくれはまあ別としましても、基本法としては、やはり今おっしゃったような程度ではなくて、もっとその核融合反応についてのこともやっておかなければ、将来の発展を期待するという大構想のもとにおける