1954-03-16 第19回国会 参議院 補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員会 第5号
かくのごとき弊害に鑑みまして、すでに御承知の通り、シヤウプ税制使節団は特に重要な奨励的性質の補助金と公共事業補助金とを除き、これを全廃することと、廃止された補助金は一般財源として地方団体に賦与すべきである、そういうことにおいて徹底的な補助金整理案を強く提唱されたことはすでに申上げるまでもないことであります。
かくのごとき弊害に鑑みまして、すでに御承知の通り、シヤウプ税制使節団は特に重要な奨励的性質の補助金と公共事業補助金とを除き、これを全廃することと、廃止された補助金は一般財源として地方団体に賦与すべきである、そういうことにおいて徹底的な補助金整理案を強く提唱されたことはすでに申上げるまでもないことであります。
これは昭和二十五年というのは御承知の通りシヤウプ税制ができました年でありまして、昭和二十四年以来地方財政が非常に赤字に悩んでおりまして、財政規模が非常に圧縮されて参つておる。その非常に圧縮されて参つておる決算を基礎にしておるから、ここに非常に実際の財政規模と狂つておる。この問題が第一の問題であります。
先ずお伺いいたしたいのは、御承知の通りシヤウプ税制勧告が非常に総合的な中央地方を通ずる税体系を作つたわけでありますけれども、従つて地方の方の税がどうなるか、それから又交付金との関係も出て来ると思います。が、その交付金の関係如何によつて、それとの釣合において又地方の税も考えなければならんわけです。
○木村禧八郎君 これは農林大臣もよく御承知の通り、シヤウプ税制勧告案に基く今回の税制勧告は画期的なものであり、而も恒久的なものになる。そこで非常に問題になると思う。