2006-07-20 第164回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
先ほど外務省のアンケートを出しましたが、国民の六割の方は先進国は途上国に配慮すべきというように答えておりまして、日本の国民性だと思いますけれども、そういう途上国配慮ということについては非常に理解のある国民性でございます。
先ほど外務省のアンケートを出しましたが、国民の六割の方は先進国は途上国に配慮すべきというように答えておりまして、日本の国民性だと思いますけれども、そういう途上国配慮ということについては非常に理解のある国民性でございます。
そしてまた、今回は開発ラウンドでございますから、途上国配慮という大きな柱もございます。しかし、ただその売手と買手の量をただ増やせばいいんだということではないと思います。それから、貿易というものもビジネスですから、買手と売手とが対等の立場に立って主張をし合った上で量なり価格なり物が動いていくということだというのは大前提でございます。
この要素をすべて重ね合わせますと、やはり対途上国配慮という点から何らかの価格安定のメカニズム、これが要請される。したがいまして、七〇年代から伝統的にココア協定というものをつくってまいったわけでございます。