2009-07-06 第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
その中で、ここ数年におきましては、新たに腎疾患に対しては、慢性腎臓病という新たな腎臓疾患概念が提示される中で、いかに透析導入患者を減らすか、あるいは腎臓病の進行をいかに減らしていくかという意味で、国の厚生労働省を始め様々な機関において腎疾患の研究あるいはその対策が今進められようとしていることについては、私どもは感謝をいたしております。
その中で、ここ数年におきましては、新たに腎疾患に対しては、慢性腎臓病という新たな腎臓疾患概念が提示される中で、いかに透析導入患者を減らすか、あるいは腎臓病の進行をいかに減らしていくかという意味で、国の厚生労働省を始め様々な機関において腎疾患の研究あるいはその対策が今進められようとしていることについては、私どもは感謝をいたしております。
○上田政府参考人 厚生労働省におきましては、五年後の透析導入患者さんを予測値から一五%減少させることを目的としまして、平成十九年度より腎疾患重症化予防のための戦略研究を推進しているところでございます。
○中島政府参考人 我が国におけます透析医療の現状についてでございますが、日本透析医学会による二〇〇四年、平成十六年末の時点での調査の結果では、慢性透析患者総数は約二十五万人、それから新規透析導入患者数については年間約三万五千人、導入時の原因疾患の約四〇%が糖尿病ということでございまして、この患者数と比率は年々増加の傾向にあるということでございます。