1971-10-30 第67回国会 衆議院 本会議 第9号 すなわち、アメリカは最近の国際収支の逆調等の改善をねらいとする新経済政策を強力に推し進めることとなり、その態度はきわめて強く、もし協定がととのわない場合には一方的に規制をするとの意向を示したので、政府は、両国間の話し合いの道がとだえるのを避けるため、高度の政治的判断に立って政府間協定に踏み切った。しかし、これにより日米間のわだかまりを解消したという効果と意義は、きわめて大きいものと考えている。 瀬戸山三男