1994-12-07 第131回国会 参議院 厚生委員会 第10号
肉親を見捨てて逃げ自分だけが生き残った。水を求める人に末期の水一滴もやらなかった、私は人間と言えるのか。飲ませてはいけないという水を与えてその日私は何人も殺したと、こういうふうに同じ水をめぐっても一人一人の思いは極めて深刻で、今も続いております。 暮らし。体が弱く病気がちであれば半失業状態でありました。原爆症とわかれば就職もできませんでした。
肉親を見捨てて逃げ自分だけが生き残った。水を求める人に末期の水一滴もやらなかった、私は人間と言えるのか。飲ませてはいけないという水を与えてその日私は何人も殺したと、こういうふうに同じ水をめぐっても一人一人の思いは極めて深刻で、今も続いております。 暮らし。体が弱く病気がちであれば半失業状態でありました。原爆症とわかれば就職もできませんでした。