1975-06-13 第75回国会 衆議院 大蔵委員会 第33号
第二に、引揚者団体全国連合会、さらに全国在外預送金者連盟、両方とも誤解をしている節がある。それは約二百六十億円。片方、引揚者団体全国連合会の方は二百五十億円と言っているのですが、特別交付金残二百五十億円を福祉施設をつくるという意味で直ちに連合会に払い下げてくれ、交付してくれ。ところが当時の倉石政調会長は「直ちにOKはむづかしいが、その方向は非常によいと思うから必ず努力する。」これは二百五十億。
第二に、引揚者団体全国連合会、さらに全国在外預送金者連盟、両方とも誤解をしている節がある。それは約二百六十億円。片方、引揚者団体全国連合会の方は二百五十億円と言っているのですが、特別交付金残二百五十億円を福祉施設をつくるという意味で直ちに連合会に払い下げてくれ、交付してくれ。ところが当時の倉石政調会長は「直ちにOKはむづかしいが、その方向は非常によいと思うから必ず努力する。」これは二百五十億。
そういう引揚者団体全国連合会というものと、もう一つ全国在外預送金者連盟、外地から預金と送金をした人たちの引揚者の連盟、この二つあるのでありますが、二つあるということをいままで認識しておりましたか、どうですか。
○武藤(山)委員 したがって、引揚者団体全国連合会や預送金者連盟が要求をして、縁故団体にくれてくれという要求をされてもそれには全くこたえられない性質のものである、応じられない性質のものである、そういう理解でよろしいですな。大蔵大臣、はっきり大臣でもわかるでしょう、専門的なことじゃないのだから。