1998-01-26 第142回国会 衆議院 予算委員会 第7号
追加的景気対策について、もう少し時間をとって十分な議論をさせていただきたかったわけでございますが、時間でございますので、島委員に交代させていただきます。
追加的景気対策について、もう少し時間をとって十分な議論をさせていただきたかったわけでございますが、時間でございますので、島委員に交代させていただきます。
その最大の理由は、新聞の報道にもありますように、総理が追加的景気対策を実施する可能性を示唆した、こういうことであります。 これからどうされますか。追加的な景気対策をとるのですか。あるいは、そして同時に、今までの景気に対する認識は甘かったと認識をして、そしてこれから景気対策を追加的にするのか。
○熊谷国務大臣 今回の追加的景気対策については、御案内のとおり、円高差益の還元あるいは規制緩和、さらに財政金融措置と一連の措置が講じられたわけでありまして、累次できるものから次々に実施されておるということでございます。ただ、補正予算につきましては、これは現在財政当局が中心になりまして政府部内で検討をしているところであります。
次に、景気対策について一言申し上げたいのでありますが、大蔵省は予算成立後の追加的景気対策の柱として建設国債の発行対象事業の範囲を拡大することを検討していると報じられております。新社会資本整備事業と銘打って補正予算の編成作業に着手すると言われております。
さらに、政府はさきに当面の景気対策を発表いたしておりますが、今後の財政金融政策の執行展開に当たっては、できるだけきめ細かく、弾力的に配慮されるとともに、経済情勢の推移いかんによっては、さらに追加的景気対策を強力に講ずべきであり、その際、特に中小企業、なかんずく小規模企業が現下の景気低迷の影響を強く受けていることを十分考慮し、中小企業等に対する需要の拡大に万全を期されるよう強く要望して、昭和五十七年度予算三案
この追加的景気対策により、民間需要の自律回復力が強くなることが期待されるのでありまして、今国会に提出された補正予算案等に寄せる国民の期待はきわめて大きいものがあります。しかし、補正予算における一般会計の歳出の純然たる追加規模は、千四百五十億円の増加にとどまっております。あとは、当初予算の中からやりくりして五千七百億円をひねり出し、合計七千百五十億円の規模となっているのであります。
賛成の理由は、先ほどの質問で申し上げましたように、本補正予算には、当初予算の見込み違いの修正という後ろ向きの性格があることも事実でありますが、同時に、追加的景気対策、中小企業対策が含まれており、景況の動向が政府の見通しにかかわらず依然として低迷し、雇用、生産、企業収益等に好転が見られない現状を見ると、早急にその対応を行う必要があると考えられるからであります。
現に自民党の河本政審会長なんかは盛んに、追加的景気対策が必要であるとか、あるいは大型補正予算が必要である、こういうことを言っておられます。こうなりますと、財政危機とインフレの懸念というものが一段とわくわけであります。