2002-04-24 第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
今回も、この先行きをどう見込むかという話でやれば、これは峻別して考えた方がいいと思うのですが、デフレがこのまま続けばやはり追加的引き当てが生ずるでしょう。では、これにどう対応するかといえば、予防的な引き当てを今からたっぷり積む。
今回も、この先行きをどう見込むかという話でやれば、これは峻別して考えた方がいいと思うのですが、デフレがこのまま続けばやはり追加的引き当てが生ずるでしょう。では、これにどう対応するかといえば、予防的な引き当てを今からたっぷり積む。
ですから、問題は、私がこれは民間に押し戻すべきだと言っているのは、九百七十億の債権放棄額が百億少なくて八百七十億円だったら、追加的引き当て額は百九十億円で、業務純益はゼロ。さらに、債権放棄額が九百七十ではなくて六百七十だったら、追加引き当て額は五十億で、新生銀行の業務純益は百四十億残るのですね。 つまり、再建計画に合意できなかったのは、再建計画が多分怪しいと思ったのかもしれません。