1956-07-13 第24回国会 衆議院 外務委員会内閣委員会法務委員会連合審査会 第2号
第一点は、この沖繩のいわゆる追加接収の問題並びに沖繩島民八十万が血の出るような叫びによって四原則を決定いたしましたあとの、アメリカ当局に対する折衝の経過並びにそれに対するアメリカ側の回答、さらにきのう外務大臣がアリソン・アメリカ大使とこの件についてお会いになっておるようであります。
第一点は、この沖繩のいわゆる追加接収の問題並びに沖繩島民八十万が血の出るような叫びによって四原則を決定いたしましたあとの、アメリカ当局に対する折衝の経過並びにそれに対するアメリカ側の回答、さらにきのう外務大臣がアリソン・アメリカ大使とこの件についてお会いになっておるようであります。
この問題は、終戦直後に旧海軍施設を占領軍が接収いたし、その後幾度か追加接収をなされて今日に至ったものでありますが、現地を調査して参りまして、私が非常に奇異に感じましたことは、私全国的な基地の調査と実態を見て参りまして、ほとんど基地に対する潜在的な反対が非常に強い中で――ときには特殊な商売をする人たちから賛成の意見も出たりするのでありますけれども、ほとんどの農民ないし関係者は反対であります。