1968-12-19 第60回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
ただ最後に一点だけ言っておきますけれども、今回の措置ですね、私は必ずしも前回は二億六千余枚の韓国輸入ノリの枚数に対して六千六百七十万円のいわゆる適正でないお金が出てきているわけでありますけれども、それを今回の追加ノリ一億の中にそれだけ価格を差し引いて配分をしている。これは私は適当な措置では必ずしもないと思います。
ただ最後に一点だけ言っておきますけれども、今回の措置ですね、私は必ずしも前回は二億六千余枚の韓国輸入ノリの枚数に対して六千六百七十万円のいわゆる適正でないお金が出てきているわけでありますけれども、それを今回の追加ノリ一億の中にそれだけ価格を差し引いて配分をしている。これは私は適当な措置では必ずしもないと思います。
話は進みますが、追加ノリの一億枚を年内に放出した、十五、六日に放出したと聞いておりまするが、その価格は一体どのようになっておるのか。一億枚のノリが百枚九百五十五円で放出されたそうですが、それではこの放出により消費者が現実においてどれだけの恩恵を受けられるのか、また受けておるのか、その点について御説明していただきたいと思うのであります。
そうして、この一億の追加ノリが凍結されておる、こういうふうにいわれておりますが、これは事実ですか。
ところが三月、四月、寒冷期におけるところのノリの技術が進歩して寒冷期におけるところのノリの平年作という状態が予想外に出てまいったために、物価の調整という意味で実は仕入れたかった一億枚の追加ノリに対して情勢が変わってまいったので、韓国との約束はあるし、これは履行しなければ国際問題が出てくるので国内ではノリが余っておる、生産者もこれに対して反発をしておる、業者も受け入れたくないという状態にあるにもかかわらず
といいますのは、先ほど言いましたような経緯によりまして今回の追加ノリというものが出てきたわけでありますから、そういったいきさつについてはやはり私のほうから御説明をする、そういったいきさつ等を参考にしていただいてのり協会のほうで御相談をしていただくのが適当であろうということで、輸入に至ったいきさつ、趣旨等について私のほうから十分御説明を申し上げ、その上で御相談をいただきたいということになっております。