1977-05-20 第80回国会 衆議院 運輸委員会 第20号
そうしてまたもう一つは、先ほども言いましたように、昭和四十七年とか昭和四十四年とか、油須原線とか追分線とかいうものはほってあるということは、これはやはり非常に国家的な損失でございまして、これを一体どうするのかということについては、やはり運輸省は責任を持って決着をつけてもらわねばいかぬと思うのですよ。
そうしてまたもう一つは、先ほども言いましたように、昭和四十七年とか昭和四十四年とか、油須原線とか追分線とかいうものはほってあるということは、これはやはり非常に国家的な損失でございまして、これを一体どうするのかということについては、やはり運輸省は責任を持って決着をつけてもらわねばいかぬと思うのですよ。
たとえば私が調べました文書によりますと、昭和四十七年の衆参両院の決議によりますと、それにはすでに油須原線それから追分線という言葉が見えます。これはほとんど完成しているのに何をしているんだ、こういうことが見えるわけでございます。それから、いま言いました追分線は昭和四十四年の監査報告か何かにもすでに見えるわけでございます。
○篠原参考人 ただいま国鉄の商橋理事からお話があったような形の赤字が見込まれるわけでございますが、AB線では気仙沼線、久慈線、盛線、鹿島線、智頭線、内山線、それからCD線では小金線、紅葉山線、追分線、狩勝線というような線がございますが、御存じのようにAB線の建設につきましては利子のつかない金、一般会計の出資金を使っております。
○篠原参考人 ただいま御質問のありました紅葉山線につきましては、今年度の事業計画額が十六億九千万円、追分線が七億、それから狩勝線が十九億、丸森線が五億三千万円というような内訳になっております。そして、路盤工事がほとんどできておりまして、この開業につきましては国鉄と鋭意折衝中でございますが、石勝三線についてはいまのところ五十三年度ぐらいが目標ということになっております。
北海道の紅葉山線、狩勝線、追分線のいわゆる石勝三線につきましても、紅葉山線が二百九億九千万円、狩勝線が百四十六億四千三百万円というように使われておりますし、追分線は三十二億六千三百万円使われている。それで、要するに紅葉山線と狩勝線は路盤工事一〇〇%完了、追分線は九四%完了という状態になっておりますのに、これまた開業の見込みが立っていないということを聞くわけですね。
すなわち、追分線、白糠線、油須原線は、路盤等の工事のほぼ全部がしゆん功しているのに、営業開始についての日本国有鉄道との協議が難航したため、長期にわたつてその後の工事が中絶されたままとなつている。 ことに、追分線においては、国の財政投融資や、鉄道建設債による借入金を原資としているのであつて、多額の利子を負担しなければならないものである。
北海道班は、四月二十三日日曜日、空路にて、午前十一時五十分千歳に到着、まず、札幌陸運局長より、北海道の陸上輸送状況について説明を聴取した後、新線建設中のC線、追分線を視察、鉄建公団札幌支社長より道央、道東を結ぶ追分線、紅葉山線、狩勝線の新線建設の意義、建設進捗状況、完成後の営業係数等について説明を聴取いたしました。
それから追分線というのがありまして、これが昭和四十二年の十一月にほとんど完成をしておるわけです。路盤ができてしまって線路を走らせればいいということになっておるわけです。せっかく路盤もできて、あと線路を敷設をすれば十六・一キロ走れるわけですね。これは地方の住民にとっては非常に待望しておるわけですね。
○山口政府委員 追分線、紅葉山線、狩勝線、この三線相まちましていわゆる石勝ルートを形成いたしまして、北海道におきまする非常な幹線の役割りを今後果たすということを期待されておるわけでございます。このようないわゆる幹線的な性質のものにつきましては、先生御指摘のように、ただいまお話しの有償資金を使いまして建設をいたしております。
○斎藤(実)分科員 昭和三十二年の四月二日に、鉄道審議会で追分線を調査線にするように運輸大臣に答申をした。昭和三十四年に、追分線もあるいは狩勝線も紅葉山線も運輸大臣に対して工事線にするよう答申をしておるわけでしょう。工事を始めたのが、追分線については昭和四十一年、狩勝線は三十七年、紅葉山線は四十一年ですよ。
さらに、北海道追分線では、四十五年度までに無効投資額が二十一億四千万円余となり、また、北海道芦別線におきましては、八億五千八十万円が無効投資となっているのであります。したがいまして、追分線ほか三線についての四十五年度までの無効投資額は、実に四十四億円をこえるまでになっております。
○参考人(篠原武司君) C線では追分線というのがございまして、これはもうすでにだいぶ開業できるような運びにだんだんなってきたわけでございますが、追分と、それから紅葉山線、狩勝線、この三線が通りまして初めて、北海道の横断といいますか、縦断といいますか、輸送ができるという形になるわけでございまして、そういう関連もありまして、国鉄としては、これだけ先ばしってやっても意味がないというようなお考えで、四十二年
追分線のほうがいまの白糠、油須原よりも問題は悪いですよ。悪いといいますか、これは大臣、問題ですよ。いまのような形で、ないと言って、まだあるのだ。それじゃ信用できない。私の調べた内容を申しましょう。追分線、これは北海道の千歳−追分間十七キロです。運輸大臣の認可は、四十年十二月二十八日に認可になっております。この貸し付け予定は有償か無償かは、これは有償ですね。いまあったとおりです。
大臣いろいろお答えがございましたけれども、要するに、いま私が例をあげました白糠線、油須原線、そうして追分線、これはずさんな計画であったということはお認めになりますね。その点だけの御答弁を伺って終わりたいと思います。
○篠原参考人 さっきもう一つはっきり申し上げておけばよかったのですが、実は北海道で追分線というのがございまして、これは路盤はできておりますけれども、これは有償線区でございます。いままでお話の出ておりますものは、いわゆるでき上がったものは国鉄に無償で貸すという線区でございますが、追分線につきましては、でき上がりますと、これを国鉄に料金をとって貸す。
○斎藤(実)分科員 いま鉄監局長から追分線の話が出ましたけれども、この地域にしてみれば、千歳−追分間というものは、御承知のように空の玄関千歳をかかえておるわけですね。年間やはり百八十万から二百万という搭乗客があるわけです。この中で、昭和四十四年に鉄道公団が空港駅を含めて七億五千万円の予算を配分しておるのです。ところが、昭和四十三年でそのままになってしまった。
この点につきましては、そういう意味で、追分線につきましては、国鉄のほうの採算の問題が部分開業した場合には非常に悪い、こういう判断から、国鉄と鉄建公団で協議中でございまして、現在まだその時点についての話し合いと申しますか、協議がととのっていない、こういう意味でおくれているということでございます。
○町田政府委員 いま具体的に幾つという数をここに覚えておりませんけれども、おそらく先生のおっしゃっておられるのは、たとえば追分線のような例であろうと思います。最近そのような例も若干ございましたけれども、それぞれ国鉄と鉄建公団の協議が整いまして、部分開業というような運びにいっておりますので、現在そうたくさんはございません。
○長浜説明員 追分線の問題は、いま先生おっしゃいますように、路盤はある程度できておりまして、あと軌道構造をつくっておる、こういう段階になっておるのでございますが、実はこの線は釧路のほうまで全線——紅葉山線とかそういうところまで含めまして、そういうものが全部でき上がりましたときにその効果を発揮する線のうちの一部分でございます。それについて鉄建公団からうちのほうに協議が参っておる段階でございます。
そういう意味からも、この追分線の開業については非常に強い要望がありますので、ひとつ特段の推進をお願いしたい。 以上申し上げまして私の質問を終わります。
それから、一つ運輸省にお尋ねしたいのですが、北海道の千歳−追分線、これは十七キロです。これは札幌、千歳、釧路を結ぶ非常に重要な路線なんです。現在これは鉄建公団で工事をやっておりまして、トンネルあるいは橋梁、路盤もでき上がっているわけですね。あとはまくら木、線路等を入れればでき上がるというような現状になっている。ところが、昨年の秋からこれは工事を中止しているようであります。
それとあわせて建設公団で建設いたしております追分線ですね。これは間もなく部分開業になるでしょう。そうしますとどうしてもやはりこの室蘭線の一部であるけれども札幌——苫小牧間はわが国産業経済の面から見ても、あるいは通勤、通学の面から見ても絶対必要であるということは、あなたのつくったこの資料でもいえると思うのです。
私ここに持っていますがね、例を申し上げますが、たとえば北海道に追分線というのがあります。これは十月開業ということで、いままで新線建設を促進してきたところであります。こういうのは、もう十月ということで開業間近いということになりませんかね。
○参考人(田中倫治君) 先ほど百六十四億と申しましたが、これが地方開発線並びに地方幹線、これはA、B線と申しまして、いまA、B線についての方針というのは、先ほど言ったとおりでありますが、先生の御指摘の追分線はC線に入っております。
まず、千歳、追分間を結ぶ追分線の建設状況を視察してまいりましたが、この線は、御承知のごとく、紅葉山線と狩勝線とあわせて、札樽地区と釧路地区とを短時間で結ぶ連絡線として、その果たす役割りはきわめて大きいのでございますが、工事は、来年度開業を目標に、順調に進んでいるとのことでした。
○佐藤(光)政府委員 追分線につきましては、先ほど申し上げましたように一千万でございますが、たとえば狩勝線につきましては、三十八年度分二億、三十九年度七億六千万というような予算を初めに取りまして、それぞれ重点的にやっておるつもりでございます。ただ、従来は久保委員御承知のように、全体の予算規模が非常に少なかった。
そこで、ただいま御設例のございました広島-追分線につきましては、広島-千歳-追分、かような線路の設定に相なるわけでございますが、千歳-追分間をここに建設するにいたしましても、やはり千歳-広島間が、線路もございますので、広島-追分という線が千歳を経由してできる、かようなことにも相なる次第でございますので、おおむね基本計画の線を実施いたしておる、かようにひとつ御了承いただきたいと思う次第でございます。
○佐藤(光)説明員 敷設法の決定をどういうふうにやるかということにつきましては、先ほどちょっと申し上げましたが、まず矢尾委員のお話しの審議会の経過でございますが、お話しのように、三月二十五日の三十八回審議会に先ほど来問題になっております追分線を含む基本計画の御諮問を申し上げました。
ただ、いま問題になっております追分線につきましては、従来実態的にどこを経過するかというようないろいろ御議論があったということはわれわれも十分承知しております。
○佐藤(光)説明員 公団におきましても、追分線のルートについては種々検討いたしました結果、米軍用地、自衛隊用地の南側を通過し、射撃危険地域の真下を約二キロのトンネルで通過することによりましてさほど迂回することなく千歳及び沼ノ端の建設が可能であるという報告を受けております。
○政府委員(廣瀬眞一君) 現在、建設公団で手がけております北海道関係の新線建設を申し上げますと、北海道の道央で東西に連絡いたします十勝線の一部である紅葉山線、それから追分線、芦別線、それからいまの紅葉山線と一連の関係の狩勝線、辺富内線、名羽線、美幸線、興浜線、白糖線、根北線、以上十線現実に手をかけております。