2016-05-10 第190回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
そして、最後にお聞きしますのは、海外からの返還廃棄物についてです。 高レベル放射性廃棄物、低レベル放射性廃棄物の海外からの返還計画ですけれども、それぞれにつきまして、当初計画どおり進んでいるのかどうか、またいつまでに終わる見込みなのか、この点をお答えください。
そして、最後にお聞きしますのは、海外からの返還廃棄物についてです。 高レベル放射性廃棄物、低レベル放射性廃棄物の海外からの返還計画ですけれども、それぞれにつきまして、当初計画どおり進んでいるのかどうか、またいつまでに終わる見込みなのか、この点をお答えください。
それから、先般、大臣が、青森県や六ケ所村に低レベル返還廃棄物の受け入れを要請したということですが、その前に、内閣として、政府として、あるいは政府・与党として、統一した見解を持ってからこういうことに対応すべきではありませんか。
○国務大臣(甘利明君) 青森県六ケ所村にある高レベルガラス固化体の貯蔵施設及びガラス固化体の海外からの返還の受入れについて、原子炉等規制法におきまして、廃棄物管理事業及び返還廃棄物に関する確認として安全規制を行っております。
○江渡委員 私といたしましては、この返還廃棄物の問題は、この廃棄物というものを円滑に受け入れるということが、とりもなおさず我が国の対外的信用の点におきましても非常に重要なことであると思っております。このような点からも、どうぞ科技庁の方におきましても、あるいは外務省その他国の各関係機関におきましても、立地地元の理解が十分に得られるように引き続き御努力されることをお願い申し上げたいと思います。
ただ、発生量ということでございますので、それを返還廃棄物用に輸送するように処理した数字とは少し違っているのではないかというふうな形で食い違いがあるような気もいたしますが、いずれにせよ、その数字自身をBNFLの数値としては確認はいたしておりません。 私どもとしては、電気事業者から聞きました先ほどの数字を認識しているところでございます。
先般の青森の返還廃棄物接岸問題に見られますように、放射性廃棄物の処分は、将来にわたる影響という観点から国民の最大の不安要因なのではないかと思うわけであります。その意味で、処分の安全性などについて国民に十分に説明できるよう、しっかり研究開発を進めていただきたい、こう思っております。
いや、あれは電力用だ、科技庁関係の動燃用は別につくらなければいけないんだという理由は、そういう説明はわかるのですけれども、しかし、もとはといえば同じ電力の原子力発電所から出た返還廃棄物なわけですから、この場合、なぜ中間貯蔵施設が六ケ所村ではいけないのかということについてはいかがでございましょうか。
特に、今回の返還廃棄物の青森県への受け入れに当たりまして、青森県の方から大変強い要請がございました。その要請を受けて、私どもももちろんのことながら、特に事業者は大変努力をいたしてまいったと私どもは認識しておりますし、その過程において、フランス当局とも相当な交渉をしてきたと聞いております。
それから、日本原燃と電力会社が結んだ返還廃棄物の輸送・受入・貯蔵管理に関する契約書というのがあるそうですね。この契約書の中に「貯蔵管理期間は、五十年間とする。」国は三十年から五十年だという話をしてきましたけれども、五十年間だ。三十年から五十年と書いてないそうですね。 それからもう一つ、「管理期間の満了までに、最終処分地等へ搬出する」、こういう書き方になっているそうですね。
○政府委員(石田寛人君) 今ここで確認いたしましたのは、今先生おっしゃったものは返還廃棄物とおっしゃったかと思うわけでございますが、返還廃棄物、これは英仏から返ってくるものでございますけれども、これは御承知のとおりに、現在六ケ村におきまして建設が進められております日本原燃の廃棄物管理の施設に入ることは、これは決まっておるわけでございまして、よほど何か変わったことを言ったのかと思いまして確認した次第でございますけれども
返還廃棄物はいつの時点でガラス固化されるんですか。
現在、同社は六ケ所村において、最大再処理能力が年間八百トンウラン及び返還廃棄物貯蔵容量がガラス固化体千四百四十本の再処理工場の建設準備を進めております。予定地においては、施設の配置計画、地層調査の結果等について説明を聴取し、試掘坑入り口を視察いたしました。
○三上隆雄君 質問が前後しますけれども、前に振り返ってもう一度質問させていただきますけれ ども、返還廃棄物のそのお答えの中に、廃棄物を我が国の電気事業者に返還する選択権を有していると言っていますけれども、この選択権とは何を意味しますか。
○説明員(広瀬研吉君) 返還廃棄物を再処理工場の敷地内におきまして貯蔵をするという計面を、当初から電気事業者は御説明をしてきたところでございます。
○説明員(結城章夫君) そのパンフレットで申しております再処理工場には、再処理施設そのものと返還廃棄物の貯蔵施設と両方含まれておるわけでございます。それを合わせて再処理工場と言っておるわけでございます。といいますのは、同じ敷地の中に同じ会社がやるものですから、一まとめにそういうふうに申し上げておるのだと理解しております。
それから再処理施設につきましては、現在科学技術庁において審査を進めておるところでございますが、再処理能力といたしまして年間八百トン、返還廃棄物の管理施設といたしまして高レベルガラス固化体貯蔵能力千四百四十本を予定しておるところでございます。
また、高レベル放射性廃棄物以外のTRU廃棄物等の返還廃棄物でございますが、これにつきましてはまだ英仏の再処理事業者からその仕様の提示を我が国の電気事業者が受けていない状況でございまして、その量は未定であるというふうに聞いてございます。
我が国の電気事業者が青森県に立地を要請いたしましたときに、返還廃棄物についても再処理施設の敷地内で受け入れるという計画であることを説明し、それを受けまして青森県及び六ケ所村においてこの核燃料サイクル計画を受け入れていただいたものというふうに承知してございます。
○説明員(広瀬研吉君) 青森県で受け入れを決めていただきます際に、青森県におきまして専門家で会合を持っていただきまして検討が行われたわけでございますが、そのときに返還廃棄物の貯蔵についても検討が行われ、その報告書の中に記載されておるというふうに承知してございます。
○説明員(広瀬研吉君) 返還廃棄物の青森県におきます受け入れにつきましては、いろいろな形で県当局等から説明がなされ、確認がなされておるものというふうに理解してございます。
○緒方政府委員 中高レベルの廃棄物につきましても、返還廃棄物につきましては再処理工場の中に設けられます保管場において保管をされる計画になってございます。
それでは、返還廃棄物の受け入れをするところは一体どこになるのか。高レベルについては六ケ所村ということで計画を進めているようでありますが、聞くところによると、高レベル以外のものも返還するということでありますから、そうとすると、高レベル以外の廃棄物の受け入れ、貯蔵はどこで行うのか。
ちなみに一言だけ申し上げさせていただきますと、我が日本に返ってまいります返還廃棄物あるいは我が日本が委託いたしました再処理でございますが、これはフランスにおきましてはマルクールではございませんで、御承知のとおりラアーグで行われるわけでございます。
先ほど科学技術庁の方から御答弁ございましたのは、入ってくるものの仕様等が明確になっていないので、その申請書を出す段階になっていないという趣旨でございまして、中低レベルにつきましても、海外から返ってきます返還廃棄物につきましては、青森県の六ケ所村の日本原燃サービス株式会社がその敷地内に貯蔵することになっておりまして、その計画の具体化に努めているところでございます。
そうなると、返還廃棄物は一体どこへどういうことになるのか、大変なことだと思うのでありますが、それについてのお考えもお示しいただきたいと思います。
委員会におきましては、原子力施設における特定核物質の防護措置の方法、特定核物質防護管理者の選任基準、輸送時における防護措置、低レベル及び高レベル放射性廃棄物の処理処分技術開発、海外からの返還廃棄物対策、プルトニウム空輸に伴う危険性、核ジャック対策等広範にわたり質疑が行われ、さらに参考人から意見を聴取するなど、長時間にわたる熱心な審議が行われましたが、その詳細は会議録に譲ります。
○村山(喜)委員 海外の返還廃棄物の一時貯蔵の問題でございますが、これは昭和六十五年以降、一九九〇年以降ということでございます。